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 10月29日~11月2日、オーストリアのザルツブルクにてERKEオーストリアオープンが行われた。プレミアム大会として位置づけられているため、男女団体・男女シングルスの4種目が行われ、日本勢は男子団体が準優勝、女子シングルスで樋浦令子(タイコウハウス)が3位に入る活躍をみせた。

 男子団体で準優勝に輝いた日本チームは、岸川聖也(スヴェンソン)、高木和卓(東京アート)、松平健太(青森山田高)のブンデスリーガー3人という布陣。1回戦でチェコを辛くも3-2で退けると、準々決勝はポーランドにストレート勝ちして準決勝進出。準決勝ではチャイニーズタイペイと対戦した。
 1番で高木和が江宏傑に、2番で松平が荘智淵に敗れて2-0と崖っぷちに立たされた日本だったが、3番ダブルスで岸川/松平が呉志祺/江宏傑をゲームオールで破ると、続く4番高木和も呉志祺をゲームオールで下して、2-2のタイに。ラストは岸川vs.荘智淵のエース対決となった。格上の荘智淵に対し、1ゲーム目を14-13のデュースで奪った岸川は、2ゲーム目を奪われるものの、3・4ゲームをともに8本で取り、荘智淵に勝利。団体戦に強い岸川が、日本を決勝へと導いた。決勝ではオーストリアにストレートで敗れてしまったが、大健闘の準優勝といえるだろう。

 日本女子は樋浦のみの参戦だったため、シングルスのみの出場となったが、そのシングルスでは3回戦で王越古(シンガポール)、準々決勝でVi.パブロビッチ(ベラルーシ)を破って3位入賞。準決勝ではベテラン・トート(ハンガリー)にうまくいなされてしまったが、こちらも大健闘の3位だ。
 なお、男子は岸川の3回戦進出が最高。3回戦では、団体戦で勝利していた荘智淵に競り合いながらも1-4で敗れた。

各種目の優勝者は以下の通り

●男子団体:オーストリア
●女子団体:ハンガリー
●男子シングルス:ボル(ドイツ)
●女子シングルス:リー・チェン(ポーランド)