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●男子シングルス1回戦
樊振東(中国) 5、16、10、7 ボル(ドイツ)
林昀儒(チャイニーズタイペイ) 7、9、11、9 ファルク(スウェーデン)
梁靖崑(中国) 4、6、8、1 黃鎮庭(香港)
許シン(中国) −5、−8、10、7、8、4 趙子豪(中国)

男子シングルス1回戦の4試合の結果は上記のとおり。樊振東、林昀儒、梁靖崑、許シンという優勝候補の強豪たちが準々決勝へ勝ち上がった。

一時の不調を完全に脱した感のある樊振東は、ボルと見応えあるカウンターの応酬。以前はチキータからのバックハンド速攻がトレードマークだったが、バックハンドの緩急やツッツキからうまく打たせてとるプレーが増え、馬龍のような完成度の高い攻守が光った。林昀儒はチキータで先手を取ってからの連続攻撃と、長短の読みにくいサービス&台上プレーからのカウンターでファルクを料理。見事に試合をコントロールしていた。

梁靖崑の対戦相手である黃鎮庭は、準決勝進出ペアに東京五輪の出場権が与えられる混合ダブルス(準々決勝)では奮闘したが、シングルスの梁靖崑戦は「とにかくコートに立っていられればいい」というプレー内容。T2ダイヤモンドで傷めた右足首が完治しておらず、フォアドライブはほとんど振らずに裏面打法のみで戦った。

許シンは上海・曹燕華卓球学校の後輩である趙子豪にコースを読み切られ、得意のループドライブも通じずに2ゲームを落としたが、そこから逆転勝ち。明日の男子シングルス1回戦で張本智和がフランチスカ(ドイツ)を破って勝ち上がれば、再び許シンと相まみえることになる。