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 1月23日、日本卓球協会は4月28日~5月5日まで神奈川・横浜アリーナで開催される、第50回世界卓球選手権個人戦・横浜大会の日本代表選手を発表した。
 男子代表メンバーは以下のとおり。男子ダブルス、混合ダブルスのペアリングについては、エントリーの最終締め切りとなる2月28日を待っての発表となる。「代表選考基準」とは、強化本部が設定した「2008年1月1日~12月31日の間に、女子は世界ランキング20位以内、男子は世界ランキング30位以内の選手に3人以上勝利する」という選考基準を指す。★印は初の世界選手権代表。

〈男子〉 ※WR=世界ランキング(09年1月発表)
●シングルス
韓陽(東京アート/WR20) ※代表選考基準をクリア
水谷隼(明治大・スヴェンソン/WR29) ※代表選考基準をクリア
吉田海偉(グランプリ大阪/WR35) ※代表選考基準をクリア
大矢英俊(青森大/WR146)  ※代表選考会1位通過
松平賢二★(青森大/WR137)  ※代表選考会2位通過
松平健太(青森山田高/WR109) ※強化本部推薦
丹羽孝希★(青森山田中/WR456) ※強化本部推薦

●ダブルス
岸川聖也(スヴェンソン/WR64)
上田仁★(青森山田高/WR335)
田勢邦史★(協和発酵キリン/WR257)
※上記の3名はダブルスのみの出場

 シングルスでは14歳6カ月で大会を迎える丹羽孝希が、男子では史上最年少での代表入り。03年パリ大会に14歳11カ月(大会開始時)で出場した岸川聖也(当時:仙台育英学園高)の記録を塗り替えた。また、この丹羽も含め、シングルスの代表メンバーでは韓陽を除く6名、10名の代表全体でも8名が、青森山田中・高のOBもしくは現役生。全日本選手権に続き、横浜大会でも「ヤマダ旋風」を巻き起こすことができるか?
「岸川選手、水谷選手以上の年代には、もう自分の実力で代表権を獲るように言っていた。その結果として代表権を勝ち取ったのが5名。残りの2名は、ロンドン五輪以降を見据えた長期プランによって選んだ。丹羽選手は新しい時代の卓球。バックは入れておいてフォアでカウンターしようとする選手が多い中で、丹羽選手はバックハンドでもカウンターが打てる。将来のエース候補だ。メダルに最も近いのは岸川選手と水谷選手のダブルスだと思う(宮崎義仁・NT男子監督)」