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卓球王国ストーリ-

トップニュース卓球王国ストーリ-
 創刊当時から卓球王国が言われ続けてきたこと。
 それは「700円? 高い!」という読者の声だった。創刊号は146ページ、3号目が130ページ。創刊号で様子を見て、3カ月後に2号目、その翌月に第3号、ところが、出版社の関係で2カ月空いて第4号となり、早くも「卓球王国危機説」が流れた。

 146ページで、今よりカラーページは多くないが、700円という値付けは、当時の書店に並んだ他のスポーツの専門誌を見ながら決定した。書店に並んだ時には全く問題のない値段だったが、当時から今まで、卓球人の中で比較されるのは老舗の「卓球レポート」「ニッタクニュース」でそれぞれ400円、300円。だから「卓球王国は高い」と言われる。しかも、前述の雑誌はメーカーのコマーシャル誌で書店に置かれることなく、年間購読すると割引まであるではないか。

 現在、卓球王国は毎月200ページ前後、12月21日発売号はなんと226ページでカラーページが178ページもある。値段は変わらず700円。
 書店での他のスポーツ専門誌はもっとページ数も少なく、900円、1000円という値付け。同業の出版社には「このボリュームでこの値段は安すぎるでしょ」と言われる始末だ。さすがに、創刊から17年経って、「高すぎる」とは言われなくなった。

第4号の表紙は97年世界選手権で男子ダブルスのメダルを獲った松下浩二選手と渋谷浩選手。この号から発売元は骨董品を扱う雑誌を発行している里文出版になった。

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  • この号から発行元が骨董品を扱う雑誌を作っている里文出版になった