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フォルクスワーゲンオープン

 女子団体準々決勝。日本vs.韓国の2番は福原愛と唐イェ序の対戦。福原、出足から気合い十分の戦いぶり。「サアーッ」のガッツポーズこそないが、勝利への執念が観る者にも伝わってくる。得意のバック強打もよく決まり、唐の得意なパターンである早いピッチのラリー戦になる前に勝負をつける。福原、2ゲーム連取。
 しかし、福原を広州大会でストレートで破っている唐にも意地がある。やや受け身だったレシーブをより積極的に、思い切って福原のフォアを狙い、大きく揺さぶってバックをつぶす。バックに切り返す唐の打点の早さは驚異的で、さすがの福原も当てるのが精一杯。唐が第3・4ゲームを連取し、最終ゲームも3-1とリード。苦しい展開の福原。しかし、その表情に諦めの色はまったく見られず、必死の飛びつきで粘る。唐、徐々に福原のプレッシャーに押される。なんと4-4から福原が7本連取。日本女子チーム、イケイケムードでダブルスに突入した!