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平成30年度全日本選手権速報

●男子シングルス1回戦
築地(蝶友クラブ) 6、10、4 山添(城卓隊)

 『バタフライ』ブランドで知られる株式会社タマスの社員が所属する卓球クラブ、蝶友クラブから全日本に出場したカット型の築地佑太。初戦で巧みなサービスからの攻守を得意とする山添と対戦し、9−3と大きくリードした第2ゲームに追いつかれながらも振り切り、ストレートで勝利。2回戦で岩永(帝京安積高)に敗れたが、ダブルスで初戦を突破した前回大会に続き、初の全日本シングルスで「1勝」という勲章を手にした。

 「全日本のシングルスに出るのが夢だったので、出るだけでうれしいですし、1勝できると思っていなかったのでうれしいです。対戦した山添さんとは一度試合をしたことがあって、その時は負けていたので厳しいかなと思ったんですけど、何とか勝つことができました。中盤は打ちすぎてちょっとダメだったので、最後までカットで粘ろうと切り替えたのが良かったと思います。埼玉県予選は4位通過。県予選からギリギリの連続でした」(築地)。

 普段は定時の18時まで働き、その後で練習。練習は「週に6回」という噂もあったが、「週6はないです笑。週に3〜4回くらいですね」とのこと。「普段は蝶友の仲間と練習して、たくさんドライブを打ってもらったおかげでカットもよく入りましたし、本当に感謝したいです。会社の施設も使わせてもらっているし、会社の皆さんにも感謝の気持ちしかないです」と語るナイスガイ。胸を張って、所沢に凱旋してください!
  • 夢の全日本シングルス出場で1勝を挙げた築地

  • 東北大時代は全日学出場。カットは低くて正確だ