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速報・現地リポート

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世界卓球ブダペスト大会

●女子シングルス1回戦
佐藤瞳 3、5、3、5 グイ・リン(ブラジル)
石川佳純 6、3、3、5 ラブロワ(カザフスタン)
加藤美優 5、9、6、9 ブラテイコ(ウクライナ)

女子シングルス1回戦がスタート!
朝10時開始の試合で、まず佐藤がブラジルのグイ・リンに完勝。グイ・リンはドライブとツッツキを交互に繰り返し、カット型が調子を上げるための初戦としてはある意味「絶好」の相手。決定打にも威力がなく、最後まで自信のなさそうなカット打ちに終始した。佐藤は受け身に回った女子ダブルス1回戦の反省を生かし、前に出てのフォアスマッシュも積極的に決めた。

続いて登場した石川も、カザフスタンのラブロワを寄せつけず。時折タイミングの取りにくいバックハンドを打ってきたラブロワだが、実力差は歴然。石川はミドルから出す巻き込みサービスからの3球目攻撃など、新しいパターンもテストしていた。

加藤はウクライナの左腕・ブラテイコにストレート勝ち。粘り強いバックハンドの連打で食い下がってきたブラテイコだが、前陣での両ハンドのラリー戦は、加藤の最も得意とするフィールド。競り合いながらも、相手に主導権を譲らなかった。日本女子、続いて平野美宇の登場だ。
  • カットの佐藤、バックドライブの反撃!

  • 対カットの戦術はもうひとつだったグイ・リン

  • 石川、初戦は確実にストレート勝ち

  • 石川に敗れたラブロワ

  • 加藤の快速「ミユータ」が炸裂