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世界卓球ブダペスト大会

●女子シングルス
劉詩ウェン(中国) 9、ー8、4、6、5 加藤美優
王曼昱(中国) 9、ー10、19、6、ー9、8 孫穎莎(中国)

女子シングルス準々決勝、劉詩ウェンに挑んだ加藤美優は1ー4で敗れ、ベスト8。日本女子の女子シングルスでの戦いが終わった。
1ゲーム目から劉詩ウェンと、見応えあるラリー戦を展開した加藤。バックハンドで自在に弧線を操り、機を見てフォアの連続スマッシュ。2ゲーム目を奪い、序盤は互角の展開だった。

しかし、劉詩ウェンのバックハンドはラリーを重ねるごとにミスが少なくなり、加藤の緩急もなかなか通じなくなる。加藤のバックの強さを察知し、有効にミドルやフォアを攻めた劉詩ウェン。加藤は3ゲーム目以降は主導権を取り返すことができず、敗れた。

◎加藤美優・試合後のコメント
「2年前(前回大会)は自分の実力を出せないで負けてしまった。今回は自分の実力はほぼ出すことができたけど、相手のほうが上手(うわて)だった。自分の得意なパターンに持って行けたけど、それは相手の得意なパターンでもあるので、中盤から終盤に掛けて主導権を握られていた。ミドルやフォアに振られると、2本までは返せるけど、相手は何回振っても返してくる。ベスト8には絶対入りたかったので、それは達成できました」

王曼昱と孫穎莎のライバル対決は、3ゲーム目を21ー19で王曼昱が奪うなど、大熱戦。驚愕のハイレベルなラリーが展開されたが、王曼昱の連続バックドライブの回転量が最後にものを言った。準決勝は丁寧対劉詩ウェン、王曼昱対陳夢の顔合わせとなった。
  • 加藤、劉詩ウェンとのバックハンド対決に敗れる

  • 劉詩ウェン、気合いあふれるプレー

  • 王曼昱、連続バックドライブからの回り込み強打!

  • 孫穎莎、伊藤戦のインパクトを残しながらもベスト8