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速報・現地リポート

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卓球ワールドカップ団体戦

●男子団体準々決勝
〈日本 3−1 ドイツ〉
丹羽孝希/吉村真晴 7、−2、−5、−5 ボル/フランチスカ○
○張本 8、−9、8、2 オフチャロフ
○吉村 7、9、11 ボル
○張本 −7、7、7、12 フランチスカ
丹羽 − オフチャロフ

4番張本、フランチスカを3−1で破って日本がついに勝利!
ドイツを破ってメダル確定だ!

国際大会で好調をキープするフランチスカは、現時点の実力ではオフチャロフをしのぐと言っても過言ではない。バック対バックで高い打球点から打ち込むバックドライブは「バズーカ砲」のような迫力があった。

互いにバックハンド主戦型、サービスのコースはフォア前を中心に、チキータを封じるバック深くのロングサービスを混ぜて牽制しあう。張本はたびたびロングサービスでバックを突かれながらも、フォア前のサービスに対して思い切ったチキータを連発。コースもフォアクロスとフォアストレートに打ち分けて先手を取った。中盤からフランチスカはサービスのコースを変え、バック前へサービスを出してチキータさせてからバック対バックに持ち込んだり、ミドルに出してストップさせてから深くツッツキを送るなど、何とか張本のペースを崩そうとするが、張本は常に冷静だった。

ゲームカウント2−1の4ゲーム目は、フランチスカのフォア前をチキータしにくいYGサービスで突き、ついに10−8でマッチポイント。ここから3回のマッチポイントを逃したが、12−12から弧線の高いチキータでフランチスカのフォアの空振りを誘い、最後はフォア前への縦回転サービスをフランチスカがチキータミス。張本の勝利が決まった!

ダブルスを落とした時点では、完全に劣勢だった日本男子。その逆境を跳ね返した選手たちの精神力には驚嘆した。明日は試合がなく、明後日は圧倒的な強さを見せる中国との対決。万全の準備で最強軍団に挑む。