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速報・現地リポート

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卓球ワールドカップ団体戦

●女子団体準々決勝
〈日本 3−0 ルーマニア〉
○平野/石川 −7、11、5、5 モンテイロードデアン/サマラ
○伊藤 10、7、6 スッチ
○石川 8、−11、6、−10、6 モンテイロ-ドデアン

●女子団体準々決勝
〈韓国 3−1 ウクライナ〉
○田志希/梁夏銀 6、8、9 ビレンコ/ガポノワ
 徐孝元 7、−8、10、−7、−6 ペソツカ○
○梁夏銀 6、4、5 ガポノワ
○田志希 9、9、4 ペソツカ

日本女子、ルーマニアを3−0で撃破し、09年リンツ大会から7大会連続のメダルが確定!
明日の準決勝で、決勝進出をかけて韓国と激突だ!

トップで平野/石川のダブルスがいきなり1ゲームを落とし、会場がどよめいたルーマニア戦。ルーマニアはドデアンのバックハンドが強く、サマラの中陣からの両ハンドドライブもパワーがあった。2ゲーム目も8−10から3回のゲームポイントを握られたが、ここをしのぎきって3ゲーム連取。試合後、馬場監督は「相手の得点源は避けよう、ドデアンのバックは速いのでフォアを狙っていこうとアドバイスしました。フォアにボールを送るのは怖いけど、勇気を持ってそこを実行して、苦しいところをよく耐えてくれた」とコメントした。

2ゲーム目の伊藤は、1ゲーム目のラブオールで台上に浮いたボールへの3球目強打をミスしてから、あっという間に0−5。さらに1−7まで離されたが、あっという間に7−7に追いつき、12−10で1ゲームを先取。スッチもプレースタイルとしては伊藤に通じるものがあり、サービスのコースや球種を様々に変えながら両ハンドで揺さぶり、チャンスボールをフォアで叩くスタイル。しかし、変化の幅と技術力の差はやはり歴然としていた。伊藤は2・3ゲーム目とも9−3までリードを広げ、3ゲーム目10−6のマッチポイントでも鮮やかな回り込みフォアドライブを決めた。

ここはストレートで決めたい3番は石川が出陣。ブロックから鋭いフォアドライブをビシビシ決めて、幸先良く1ゲームを先取したが、2ゲーム目からドライブがドデアンのバックに集まり、ブロックにつかまる。ゲームカウント2−1とリードした4ゲーム目、5−5から7−6、9−7とリードを広げて10−7でマッチポイントを握ったが、ここからまさかの5連続失点。

5ゲーム目も0−2からスタートする厳しい展開だったが、5−4から5点連取で10−4、しかし10−6。あと1本が遠い中、タイムアウトを取った次のラリーでバックハンドを決め、勝利をつかんだ。