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速報・現地リポート

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卓球ワールドカップ団体戦

 JA全農チームワールドカップは、大会前日の今日5日に予選グループのドローが行われ、組み合わせは以下のように決定した。

●男子団体予選グループ
A:中国、チャイニーズタイペイ、ナイジェリア
B:日本、オーストリア、イングランド
C:ドイツ、ブラジル、オーストラリア
D:韓国、スウェーデン、アメリカ

※日本男子の予選グループのタイムテーブル
11月6日 11:00 日本男子 vs. イングランド
11月6日 17:00 日本男子 vs. オーストリア

●女子団体予選グループ
A:中国、ウクライナ、エジプト
B:日本、アメリカ、オーストリア
C:チャイニーズタイペイ、ルーマニア、バヌアツ
D:香港、韓国、ブラジル

※日本女子の予選グループのタイムテーブル
11月6日 12:45 日本女子 vs. オーストリア
11月6日 19:30 日本女子 vs. アメリカ

 日本男子は予選グループの初戦からイングランドと対戦。2016年の世界選手権団体戦で日本と大激戦を演じ、18年の世界選手権団体戦では日本が敗れた因縁の相手だ。エースのピッチフォードは長いリーチを生かした強烈な両ハンドのカウンターで、水谷や張本から何度も勝ち星を挙げており、今シーズンのTリーグでも水谷にストレート勝ちしている。2番手のドリンコールもストレートへの攻撃がうまく、手強い。日本としてはまず「ダブルス必勝」だ。

 次に対戦するオーストリアも団体戦には強く、鋭いフォアカウンターのガルドスとブロックの堅いフェガール、強打者ハベソーンと実力者が揃う。日本としては1勝1敗の2位でも決勝トーナメントには出場できるが、準々決勝で各グループの1位チームとの対戦になる。Bブロックの1位チームはAブロックの1位チームと反対のブロックになるので、日本男子としては確実に1位通過を決め、中国と反対のブロックを確保したいところだ。

 一方、女子はアメリカとオーストリアが同組。アメリカは女子ワールドカップで平野を破ったリリー・チャン、帰化選手のウー・ユエ、長身からしなやかなバックハンドを連発するエイミー・ワンと中国系選手が主力。オーストリアは左腕のポルカノバがエースで、オーストリア女子監督の劉燕軍氏の薫陶を受け、打球点の早い両ハンドのカウンターを操る。回転がかかりにくいアンチラバーを駆使するA.ゾルヤとのダブルスはひとクセあるが、日本との地力の差はある。1点も落とさずに連勝スタートといきたい。