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速報・現地リポート

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世界ジュニア選手権大会

 やって来ました、タイ・コラート!
 東京・羽田空港からタイ・バンコクのスワンナプーム空港まで約7時間。そこから車で、なんと約4時間の道のり。今大会の開催地であるコラートに到着した時には日がとっぷりと暮れていた。途中、休憩したパーキングエリアのトイレは、水槽から洗面器で水を汲んで流すスタイルだった。

 開催地への移動が年々厳しくなっている世界ジュニア。最寄りの空港から車で2時間近くかかることも多く、17年大会の開催地であるリーヴァ・デル・ガルダ(イタリア)、18年大会が開催されたベンディゴ(オーストラリア)などは、ほとんどの人には馴染みのない街だろう。メディアには交通手段は用意されていないので、スポンサーや選手団のバスに「コバンザメ」的に乗せてもらうケースがほとんど。有り難い話ですが、少々スリリングなのだ。

 会場から1kmほどのホテルにチェックインした後、会場まで歩いてみた。今大会の会場は、真新しい巨大なショッピングモールである『ターミナル21』。その雰囲気は、まさに日本のショッピングモールそのもの。国際空港を模した作りになっており、ツッコミどころ満載の施設なのだが、それはいずれ紹介するとして……。

 「この建物のどこで世界ジュニアをやるんだ??」。頭をひねりながら進んでいくと、4階の「ターミナル・ホール」が会場だった。まるでショッピングモールやデパートの屋上で、ヒーローショーをやっているかのようだ。率直な感想は「空港から4時間も移動させて、この会場で試合をさせるのか?」ということ。世界大会でこのロケーション、選手へのリスペクトはあるのか??

 今日は現地への到着が遅くなったので、試合を取材できるのは明日25日から。今日、予選グループ第1戦でチリを破った日本男子は、地元タイとの一戦が控えている。まずは会場の雰囲気を肌で感じて、選手にもちょっと感想を聞いてみたい。