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速報・現地リポート

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世界ジュニア選手権大会

●女子ダブルス決勝
木原/長崎 5、6、10 蒯曼/石洵瑶(中国)

●男子ダブルス決勝
劉夜泊/徐英彬(中国) 3、6、2 シドレンコ/ティホノフ(ロシア)

 大会最終日、ラスト2試合は女子ダブルス&男子ダブルス決勝!
 女子ダブルスで木原美悠/長崎美柚が優勝。今大会、日本は女子シングルス、女子ダブルス、混合ダブルスの3種目で優勝を果たした。世界ジュニアで行われる7種目のうち、今まで日本勢の優勝がなかったのがこの3種目。「史上初×3」の快挙だ!

 木原/長崎は強かった。バック表ソフトの小さく切れたストップとフリックで、レシーブから対戦相手を翻弄する木原。一方の長崎はチキータとバックドライブでグイグイ攻める。ラリー戦になれば、両サイドからストレートに攻撃できるのもこのペアの強み。あまりの快勝ペースに、3ゲーム目に4−3としたところからやや余裕が出て、4−9と離されたが、ここからジュースに持ち込んで鮮やかなストレート勝ちを収めた。
 
 日本勢初優勝の快挙に加え、長崎は女子シングルスと女子ダブルスの2冠、木原は女子ダブルスと混合ダブルスの2冠。ともに2冠を手にして、満面の笑顔で大会を終えた。

 最終試合の男子ダブルス優勝は劉夜泊/徐英彬。ロシアペアを台上で翻弄し、中国勢不調の鬱憤(うっぷん)を晴らすように豪快なカウンターを連発。前回大会のグレブネフ/カツマンに続いて、2大会連続のロシア勢の決勝進出となったシドレンコ/ティホノフだが、為す術なく敗れた。