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欧州リポート

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ヨーロッパでは卓球をインターネットテレビがカバーしつつある。
ブンデスリーガの準決勝、決勝はドイツの地上波では放映されなかった。しかし、ブンデスリーガの新パートナーである「コンテントハウス」という会社によって全試合がインターネットで放映された。その会社の社長はドイツのテレビジャーナリストで有名なベンノ・ノイミューラーで、この会社がリーグの試合を無料でテレビと同じ画質でインターネットで配信した。そこではスローモーションを使ったり、ネットと台の下にカメラを取り付けたりと、卓球ファンが喜ぶような工夫があった。
来シーズンからは1試合に6.99ユーロ(1153円)で、全試合は72ユーロ(11880円)を払えば見ることができる。「我々は将来、世界中にブンデスリーガを放送したい。ITTF(国際卓球連盟)やETTU(ヨーロッパ卓球連合)と大きなイベントでの放送について協議し始めた」(ノイミューラー)。
ETTUはその間にも、すでにインターネットテレビをパートナーとして、ベオグラードのヨーロッパ選手権をカバーした。この時のインターネットテレビでは12000万人以上の人がアクセスした。
*写真はブンデスリーガで優勝したフリッケンハオゼン