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欧州リポート

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 ドイツ・ブンデスリーガは女子1部もリーグ戦の日程が終了。最終節に松平志穂(日本ペイントホールディングス)が出場した。

【2017/2018 ドイツ・ブンデスリーガ】
●女子1部
<ベルリン・イーストサイド 6-2 ドリブルク>
 I.パリナ/L.パリナ -7、-8、-4 ミッテルハム/デヌッテ○
○松平/ポータ 1、4、4 クリー/エイリッヒ
○ポータ 5、5、3 デヌッテ
○松平 8、10、9 ミッテルハム
○I.パリナ 4、2、1 エイリッヒ
 L.パリナ -9、-10、-5 クリー○
○ポータ -7、6、11、7 ミッテルハム
○松平 5、-5、6、7 デヌッテ
★松平志穂通算成績:単14勝0敗/複6勝2敗


 松平は最終戦でも3勝をあげる活躍。所属するベルリン・イーストサイドは昨シーズンまで4連覇中だったが、今シーズンはゾルヤ(ドイツ)が欠場。シャン・シャオナ(ドイツ)もわずか4試合の出場で、登録されていた帖雅娜(香港)もリーグ戦には出場なし、コーチ登録のパリナ姉妹が出場するなどメンバーが揃わず苦しいシーズンとなり2位に終わった。
 今季よりブンデスリーガ参戦となった松平はシングルス14勝0敗の好成績で、シングルスの個人成績では2位に輝いたが、個人成績1位はなんと49歳のゴッチェ(ドイツ)。中国からの帰化選手で中国名は何千紅。ドイツ代表としてもプレーし、シドニー五輪ではベスト8、2000年にはヨーロッパ選手権でも優勝している選手だが、今シーズンのシングルス成績は20勝3敗。松平、ポータ(ハンガリー)らに敗れたが、ヴィンター(ドイツ)、マテロバ(チェコ)らを下し、ゾルヤ、シャン・シャオナらの欠場があったとはいえ、堂々の1位に輝いている。
 ちなみにブンデスリーガ女子1部では4月13日で51歳になる元中国代表の丁亜萍(中国代表時代に羽佳純子さんとのペアで世界選手権3位)もプレー中。こちらもシングルス15勝8敗で個人成績6位とエース級の活躍でミュンスターのリーグ優勝に貢献した。男子2部では元フランス代表、48歳のエロワがバート・ハムでプレーし、親子ほど年の離れた宇田幸矢(JOCエリートアカデミー/大原学園)、金光宏暢(大原学園)とダブルスを組んでいるが、それ以上にブンデスリーガでは女性が元気だ。
  • 個人成績2位の松平(写真は2018年東京選手権)