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欧州リポート

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 ボルシア・デュッセルドルフの5連覇で幕を閉じた2017/18シーズンのドイツ・ブンデスリーガ。今シーズンは10チームで争われていた男子1部だが、2部からユーリッヒが昇格し、来シーズンは11チームで優勝を争う。シーズンが終わったばかりだが、次シーズンに向けてどのチームも続々とラインナップを発表している。

 チャンピオンのボルシア・デュッセルドルフはフェガール(オーストリア)がライバルチームのオクセンハウゼンに移籍。その代わりにO.アサール(エジプト)が加入し、アチャンタ(インド)が2シーズンぶりに復帰となった。オクセンハウゼンには韓国の張禹珍も加わるが、村松雄斗(東京アート)が日本へ戻り、ジェラルド(ポルトガル)はフランス・プロAのアンジェへ移籍することとなった。
 今シーズン3位のザールブリュッケンは大幅にメンバーが入れ替わった。アポロニア(ポルトガル)、トキッチ(スロベニア)、バウム(ドイツ)の3人が移籍、ヨルジッチ(スロベニア)、ポランスキー(チェコ)、廖振珽(チャイニーズタイペイ)と若手3選手が新加入し、新たなスタートを切る。ザールブリュッケンと同じく3選手が加入したのがグレンツァオ。エースのコウ・レイ(ウクライナ)がチームを離れる代わりにベテランのボボチーカ(イタリア)に、15歳で北京五輪に出場したアギーレ(パラグアイ)、センスが光る19歳のリンド(デンマーク)と契約を結んだ。今シーズンは森薗政崇(FPC)、村松雄斗、及川瑞基(専修大)が1部でプレーしていたが、来シーズンプレーするのは及川ひとりのみとなった。


【2018/19 ドイツ・ブンデスリーガ男子1部ラインナップ】
(6月13日現在)※★は新加入選手

●デュッセルドルフ
ボル(ドイツ)、K.カールソン(スウェーデン)、シェルベリ(スウェーデン)、★O.アサール(エジプト)、★アチャンタ(インド)

●オクセンハウゼン
ゴーズィ(フランス)、カルデラノ(ブラジル)、ディヤス(ポーランド)、★フェガール(オーストリア)、★張禹珍(韓国)

●ザールブリュッケン
フランチスカ(ドイツ)、★ポランスキー(チェコ)、★ヨルジッチ(スロベニア)、★廖振珽(チャイニーズタイペイ)

●フルダ・マーバーツェル
王熹(ドイツ)、フィルス(ドイツ)、★プツァル(クロアチア)

●ブレーメン
シュテガー(ドイツ)、スッチ(ルーマニア)、ランビエ(ベルギー)、★ツボイ(ブラジル)

●ミュールハウゼン
イオネスク(ルーマニア)、Da.ハベソーン(オーストリア)、ヤンカリク(チェコ)、★メンゲル(ドイツ)

●グリューンヴェッターズバッハ
ワルサー(ドイツ)、チウ・ダン(ドイツ)、★トキッチ(スロベニア)、★グナナセカラン(インド)

●ベルクノイシュタッド
ドゥダ(ドイツ)、ロブレス(スペイン)、★ドリンコール(イングランド)、★ヤン・レイ(中国)

●ケーニヒスホーフェン
及川瑞基(日本)、オルト(ドイツ)、ゼリコ(クロアチア)、★マジョロス(ハンガリー)

●グレンツァオ
ゲラシメンコ(カザフスタン)、★ボボチーカ(イタリア)、★リンド(デンマーク)、★アギーレ(パラグアイ)

●ユーリッヒ
アレグロ(ベルギー)、★デヴォス(ベルギー)、★クレイン(ドイツ)
  • ボルシア・デュッセルドルフに移籍のO.アサール。先日の世界選手権ではボルを破った

  • オクセンハウゼンは張禹珍が加入し、15年ぶりの優勝を目指す