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欧州リポート

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 昨日は男子ヨーロッパチャンピオンズリーグのグループリーグのドローと各チームのラインナップを紹介したが、本日は女子のドロー&ラインナップを紹介していこう。

【2018/2019 ヨーロッパチャンピオンズリーグ】
※選手名は主な登録選手
★グループA
●Dr.チャッスル(クロアチア)
→杜凱琹、ユ・フ、リー・ジエ、フー・メレク、倪夏蓮、劉高陽
●メス(フランス)
→シャスラン、ディアコヌ、グルンディシュ、呉佳多
●ブダオルシ(ハンガリー)
→ロバシュ、ペルゲル

★グループB
●ベルリン・イーストサイド(ドイツ)
→エクホルム、ポータ、シャン・シャオナ、ミッテルハム、顧玉婷
●クレールフォンテーヌ(フランス)
→ドルギフ、シャオ・ジエニ、マテロバ
●カルタヘナ(スペイン)
→エルデリー、シャオ・マリア

★グループC
●AGフロシュベルグ(オーストリア)
→ベリストロム、ポルカノバ、蘇慧音、浜本由惟
●セント・クエンティン(フランス)
→ミハイロワ、チャン・モー、ザリフ
●スポルティング(ポルトガル)
→リー・フェン、バーテル、モンテイロ-ドデアン

★グループD
●タルノブジェク(ポーランド)
→ハン・イン、リー・チェン、Vi.パブロビッチ、サマラ、顧若辰
●ホドーニン(チェコ)
→パルティカ、バチェノフスカ
●LZフロシュベルグ(オーストリア)
→ホ・ティンティン、ウー・ユエ、バルテュシテ


 グループAの注目は、昨シーズン、クロアチアクラブ初のECL制覇を果たしたDr.チャッスル。優勝メンバーの杜凱琹(香港)、ユ・フ(ポルトガル)、リー・ジエ(オランダ)に、昨シーズン準優勝のバシャクシェヒル(今季はECL不出場)からフー・メレク(トルコ)が加入。さらに2014年ユース五輪金メダルの劉高陽(中国)、加えて昨シーズンのETTUカップ(ECLの下のヨーロッパリーグ)王者のギルバウ・ヴィック(スペイン)から御年55歳の倪夏蓮(ルクセンブルク)も移籍。圧倒的な戦力で連覇を狙っている。Dr.チャッスルには昨シーズン、元中国代表のペン粒・周昕彤が在籍。今シーズンも元中国代表のペン粒・倪夏蓮が在籍するということで、ペン粒プレーヤーにとっては何とも魅力的なチームとなっている。
 
 昨シーズン、王座を空け渡したグループBのベルリン・イーストサイドもV奪還に向けて世界ランキング25位のエクホルム(スウェーデン)と元世界ジュニア2位でワールドツアーでも実績を残している顧玉婷(中国)と契約。P.ゾルヤ(ドイツ)がチームを去ったが、グループ内では頭ひとつ抜けた戦力と言えるだろう。

 グループCのAGフロシュベルグには日本から浜本由惟、さらに蘇慧音(香港)が加入。スポルティングは男女揃ってのECL参戦。メンバーはベテランのリー・フェン(スウェーデン)に、ポルトガル男子代表の奥様2人。モンテイロの奥様・モンテイロ-ドデアン(ルーマニア)、アポロニア(ポルトガル)の奥様で元ドイツ代表のバーテルとECL初出場だが、実績あるメンバーが揃った。

 グループDは第2シードのタルノブジェクも豪華かつ個性的なラインナップ。ハン・イン(ドイツ)、リー・チェン(ポーランド)、Vi.パブロビッチ(ベラルーシ)のカット3枚に、左腕のサマラ(ルーマニア)、今シーズンより中国代表として国際大会にも数多く出場している顧若辰も加わった。
 ちなみにグループDにも「フロシュベルグ」なるチームがいるが、このチームはグループCのAGフロシュベルグの姉妹チーム。母体は同じで、こちらのLZフロシュベルクはユース世代の育成チームのような形で運営されているが、昨シーズンはオーストリアリーグで姉貴分のAGフロシュベルグに次ぐ2位となっている。
 
  • 55歳で欧州NO.1クラブに移籍の倪夏蓮。脱帽です

  • ユース五輪金の劉高陽もECL参戦

  • エクホルムはドイツの強豪ベルリン・イーストサイドへ

  • 伸び盛りの蘇慧音はAGフロシュベルクに加入