昨週末、欧州各国では国内選手権ウィーク。日本とは違い国家代表クラスが欠場することも多いが、やはりナショナルチャンピオンの座をかけた戦いは熱く、各国で盛り上がりを見せた。主要国の優勝者は下記のとおり。
【ドイツ】
●男子
優勝:ボル
準優勝:フランチスカ
3位:シュテガー、チウ・ダン
●女子
優勝:ミッテルハム
準優勝:P.ゾルヤ
3位:ヴィンター、ラング
【オーストリア】
●男子
優勝:ガルドス
●女子
優勝:リウ・ユアン
【スウェーデン】
●男子
優勝:モアガルド
●女子
優勝:ベリストロム
【フランス】
●男子
優勝:アックズ
●女子
優勝:ユアン・ジャナン
【ベルギー】
●男子
優勝:ニュイティンク
●女子
優勝:デグラーフ
【ルーマニア】
●男子
優勝:イオネスク
●女子
優勝:モンテイロ-ドデアン
【ポーランド】
●男子
優勝:チョイノウスキー
●女子
優勝:バヨル
【クロアチア】
●男子
優勝:ガチーナ
●女子
優勝:ペテク
【チェコ】
●男子
優勝:シルチェク
●女子
優勝:マテロバ
【スロベニア】
●男子
優勝:ヨルジッチ
●女子
優勝:トファント
【ハンガリー】
●男子
優勝:シューディ
●女子
優勝:ペルゲル
【イングランド】
●男子
優勝:ピチフォード
●女子
優勝:ツァプチノス
【ポルトガル】
●男子
優勝:カルバリョ
●女子
優勝:サントス
【ベラルーシ】
●男子
優勝:ハニン
●女子
優勝:トリゴロス
【ロシア】
●男子
優勝:ガディエフ
●女子
優勝:クレキナ
【デンマーク】
●男子
優勝:リンド
●女子
優勝:クリステンセン
ドイツではボルが自身の持つ最多優勝記録を更新する13回目の優勝。ITTFの大会スケジュールの過密化、所属するボルシア・デュッセルドルフでのプレーとの兼ね合いもあり、今大会を最後のドイツ選手権出場と語っていたボルだが、見事有終の美を飾った。ドイツ選手権は最後とはいえ、モチベーションは2020年の東京オリンピックに向いており、ボルシア・デュッセルドルフとはオリンピック後の2022年まで契約を結んでいる。3月8日に37歳の誕生日を迎えるボルだが、そのプレーと情熱はまだまだ衰えない。
また、ドイツの女子シングルスでは22歳のミッテルハムがP.ゾルヤに勝利して初の女王に輝いた。スウェーデンでは男子シングルスでモアガルドが準決勝でファルク、決勝でK.カールソンを下して優勝。ロシアの女子シングルスでは37歳のベテラン、クレキナが驚きの初優勝を果たしている。