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欧州リポート

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スピード接着剤(通称グルー)禁止の波は保守的と言われるヨーロッパの卓球界でもじわじわ押し寄せている。
ヨーロッパ最大の卓球市場を誇るドイツ卓球協会では、7月末までITTF(国際卓球連盟)からのルールに関する指示を待っていたのだが、ブンデスリーガ(国内リーグ)が8月16日にスタートするために間に合わず、独自のルールを決めていった。それはブンデスリーガなどのシニア大会では、ITTFが世界選手権期間中に決めた通りに、2008年9月1日からのグルー禁止と検査を実行するもの。しかし、ジュニアの大会に関しては日本が先に決めたように、2007年、つまり今年9月1日からのグルー禁止と検査の実行を決定した。これはITTFの「2008年1月1日からジュニアイベントでのグルー禁止と検査の実行」よりも早く行うものである。(マンフレッド・シリング)