スマホ版に
戻る

王国インフォ

トップニュース王国インフォ
毎年、全日本号ではランキングプレーヤーに入った選手のデータを掲載している。その中で、使用用具も記入してあるのが王国ならではのこだわりだ。

ランカーの使用用具はもたらす意味は大きく、宣伝効果のみならず、「この用具はこの選手のようなプレーに合うのか」という教科書となる。
例を挙げると、女子シングルスで準優勝した木原美悠のバックハンドだ。表ソフトながら、全く落ちなることなく、表ソフト特有の滑ってしまう場面はほとんどなかった。

ここで木原が使っている『VO>102』のメーカー説明を見ると
ーーーー
ブロックよりもまず最優先したのは攻撃力。打って打って打ちまくる表ソフトの完成形。心地良い打球感と球離れの良さに加え、粒をヨコ目にして、安定感も兼ね備えた。テンション系の柔らかめのスポンジとスピード重視のトップシートを組み合わせ
ーーーー
と書いてある。ブロックでの変化よりも、横目での安定感。そしてバチバチと上から連続して打つ木原のプレーと重なるだろう。
メーカーの説明を読み、選手のプレーで使い方、プレーの仕方の確認ができる。だから使用用具を載せる意味は大きい。

今回はカラーページにジュニアのベスト8、そして新たな試みとして使用シューズを掲載した。シューズもまたラケット・ラバーに次ぐ第三のギアとして、重要な立ち位置を確立している。使用シューズを見ると、すでに廃番になったものを履いている選手もいることもあり、それだけシューズへのこだわりも強いのだ。
前陣での細かい動き、ダイナミックな動き、戦型などでもシューズ選択は変わってくる。シューズも選手のプレーとリンクさせて見ると、選手データのページが一段と深く楽しむことができる。

選手データ&用具情報だけでも買う価値あり!
私も読者の時は、このページが毎年楽しみでした。
(編集部:ゆう)