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卓球界の鬼才と言われた元世界チャンピオンの荻村伊智朗。
荻村の選手としての顔。高校で卓球を始め、5年後に世界選手権で初優勝。世界選手権で金メダルを12個獲得した偉大なプレーヤーとしての顔。
指導者としての顔。強化本部長として数多くのトップ選手を育て、スウェーデンのベンクソン(世界チャンピオン)などの指導もするなど、選手の素質を見抜き、鋭利なアドバイスを与えた指導者。また87年には日本人初の国際連盟の会長となり、数多くの改革を行った指導者の顔。
卓球理論家の顔。独自の卓球理論で数多くの著書を残し、51%理論などの独特の理論を展開した。文章を書かせても素晴らしい表現力を駆使した聡明な頭の持ち主。
伝説の卓球人、荻村伊智朗とそれを支えた卓球場の「おばさん」の交流を描いた渾身のノンフィクション「ピンポンさん」。著者は「武蔵野のローレライ」で「ナンバー・スポーツノンフィクション新人賞」を受賞した城島充。「武蔵野のローレライ」で描いた荻村伊智朗と「おばさん」を、さらに取材を重ね、より深く厚く描いたのが「ピンポンさん」。400ページの大作。本日、7月20日に全国の書店で発売される。