【Pick up】キョウヒョウプロ3 ターボブルー

憧れのブルースポンジ!?

超硬派なハリケーン、襲来。

中国ラバーと言えば『キョウヒョウ』。中国製の粘着性裏ソフトラバーの代名詞的存在だ。そして『キョウヒョウ』と言えば「ブルースポンジ」を思い浮かべる卓球マニアも少なくないだろう。中国代表クラスのラケットに貼られた、青いスポンジのラバー。これはトップ選手向けに作られた、紅双喜製の最高性能バージョンなのだ。

そのブルースポンジがついに日本でも発売!? と思われた方もいそうだが、今春、ニッタクから発売された『キョウヒョウプロ3 ターボブルー』は、中国製トップシートに日本製のブルーのスポンジを組み合わせたもの。紅双喜製ブルースポンジとは、あくまで別物だ。

しかしラバー全体の仕上がりは、本家の中国製に匹敵、あるいはそれ以上に〝正統派〟な粘着性ラバーとなっている。先行発売されていた『ターボオレンジ』は、45度の日本製スポンジを採用したもので、日本製やドイツ製などのラバーに比較的近い使用感に仕上がっていた。しかし、50度のハードな青スポンジを採用した『ターボブルー』は、かなりテイストを変え、中国ラバー特有の使用感を前面に出している。

まず手にするとかなり重量感があり、軽打では飛んでいかない。しかしスイングスピードを確保し、回転をかけて飛ばすと、圧倒的な回転量とともに弾道が弧線を描く。ドライブでは、常にフルスイングできるようなパワーが要求されるのだ。弾みの良いテンション系ラバーを使い慣れた人が、いきなりこのラバーを試すと、使用感の差にとまどうだろう。一方で、圧倒的な回転のかけやすさや硬さに着目すれば、カットやツッツキ、ブロックなどで、中国ラバー特有の球質を出せるメリットもある。

使いこなす覚悟が求められる一枚だが、〝中国ラバーのど真ん中〟を体験したいなら、試すべし。超硬派なブルーのスポンジは、手にした者に自信を、対戦相手には威圧感を与えるに違いない。

 

 

肉厚なトップシートと硬質なラバーの組み合わせで全体が硬い

 

●紅双喜

●粘着性裏ソフトラバー

●¥6,300+税

●厚さ:特厚・厚・中

●問い合わせ:日本卓球(株)  03・3862・0911  http://www.nittaku.com