世界卓球男子単1〜2位の用具考察

世界選手権ブダペスト大会が終わりました。

男子では馬龍が3連覇、女子は劉詩雯が初優勝を果たしました。

金メダルは中国が独占しましたが、ドローの妙か、銀・銅メダルは様々な国が獲得。ロブレス・イオネスクが男子複で2位になるなど、興味深い結果となりました。

メダル獲得一覧は以下のURLで確認ください。

2019世界卓球ブダペスト大会のメダリスト一覧

 

今回は男子シングルス1〜2位の用具考察をしていきたいと思います。

 

〈男子シングルス〉
優勝:馬龍(中国・3大会連続3回目)
準優勝:ファルク(スウェーデン)

 

まずは優勝した馬龍ですが、

前回大会からの用具変更はされていません。自身も怪我の影響もあり、用具調整はしていない模様。

キョウヒョウ龍Ⅴに両面キョウヒョウ(硬度は違う)を貼っています。

世界のトップになかなか行けなかった馬龍に「バックも粘着にしてみよう」と劉国梁監督がアドバイスし、15年蘇州大会で見事優勝。

そこからは大きな変更はありません。

一発で打ち抜くバック、伸ばすバック、アクティブブロックなど、多彩で硬いバックがあるので、落ち着いたゲームメイクができていました。後半になるほど、相手は強引な攻めてきますが、それをしっかりバックで待ってさばいていたのが印象的でした。

ただ、王者馬龍は世界戦後にラバーをまた調整するようです。次の大会ではバック面のラバーが変わっているかもしれません。

 

2位は誰もがビックリしたファルク。

長身からのフォアスマッシュとバックドライブの鋭さが光りました。

特にバックドライブがうまくなっているので、決め球のフォアへのつなぎ、アプローチが良くなっている印象を受けました。

バックストレートへの逃げるようなドライブがが好調で、相手を飛びつかせてからフォアスマッシュで狙う。相手を下げさせてしまえば、ファルクの展開です。

このバックドライブがあるからこその活躍でした!

 

ラケットは馬林ソフトカーボン

フォアはラクザPO

バックはラクザX

表ソフトの選手なら一回試してみたい用具になりましたね。

特に表ソフトでのチョリっとかけるループの回転量がわからずに、李尚洙やゴーズィはカウンターミスを繰り返していました。

かかったり、かからなかったりするのでしょう。ネットミスもオーバーミスもよく見ましたね。

あえて打球点を落として、タイミングと回転量を翻弄するのも良いかもしれません。

 

編集部:ゆう