トップ選手、用具を語る 張本智和編

本誌でおなじみの「トップ選手の用具のこだわり」。

今回は卓球王国1月号の表紙を飾ってくれた張本智和選手に聞いたものをWEB限定で紹介します。

 

 

――用具に関して教えて下さい。張本くんの用具へのこだわりとは?

張本 ミスをしない用具です。今はフォアが『ディグニクス05』で、バックは『テナジー05』です。良いボールを打ててもコートに入らない用具は使いません。

 

――ラケットは選手によって、重さだったり、球持ちだったり、弧線だったり、こだわるポイントが違いますが。

張本 ぼくは、持ちやすさです。グリップです。指の部分を削って、なめらかにして握ります。そこが痛くないように削ります。ラバーはお父さんが選んで持ってきてくれたものを使います。

張本父 何枚かあったら、軟らかいものを選びますね。

張本 ぼくは厚さも重さもわからない。

張本父 智和はラケットの重さを測ったことは一度もない。私がバタフライに何グラムのラケットと指示して、提供してもらいます。

 

――フォアをテナジーからディグニクスに替えた時に違和感はなかった?

張本 飛んでいくのは速いので、テナジーよりも絶対速いボールは打てるけど、自分にコントロールがないと使えない。最初、1回使ってやめて、もう一回使った時に良い感じでした。今だったら使えると思いました。半年前に一度試して、その時はダメで、再度使ったら良い感じでした。

 

――バックはなぜそのままテナジーだったんだろう。

張本 『ディグニクス05』に替え、両面『ディグニクス05』でしたが、飛んでいくのが速いので、8月のブルガリアオープンに行く前に『テナジー05』に替えました。それで良かったのでそのまま使っています。ブロックもミスしない。

 

――自分の名前が入ったラケット『張本智和インナーフォースALC』が発売されるとうれしいでしょ?

張本 はい、うれしいです。

 

――サンプルを試打したり、デザインをチェックしたりしたでしょ?

張本 3種類くらいのデザインの中から選びました。

 

張本選手が実際に使用しているラケット

 

――ラケットはどのくらいで替えますか?

張本 1年くらいで替えます。9月のアジア選手権では湿気が強くて、団体の1番で負けたこともあり、次の4番の試合前にスペアラケットに替えました。スペアのほうが新しいから湿気に対しても良かった。その後はそのまま使い続けています。

 

――君は試合で負けてもラケットのせいにはしないんだね。

張本 したら怒られます(笑)。お父さんとお母さんに。

 

表紙の写真とは違う目線バージョンの張本選手