ビートルズ3

高体連を批判した後にビートルズというのも何だが、まあいいだろ。

今回は名作「アビイ・ロード」である。発表されたのはビートルズ解散間際であり、メンバーはほとんどマスコミに姿を現さなくなっていた時期である。そしてこのアビイ・ロードのアルバムジャケットが、「ポールマッカートニー死亡説」を引き起こし大騒ぎになったと言うエピソードがある。実はポールは死んでいて、ビートルズはその情報をこのアルバムジャケットにこっそりと入れ込んでいるというのである。それはたとえば次のようなものである。

・4人の並びがポールの死を象徴している。白服のジョンが神父、黒服のリンゴが葬儀屋、裸足のポールが死者、ジーパンのジョージが墓堀り人をあらわしている。
・ポールが左利きなのに右手にタバコを持っている。これは偽物である証拠。
・左前方に駐車している車のナンバープレートが「28IF」となっていて、これは「もしポールが生きていたら28歳だったのに・・」という意味である。

などである。もちろんポールは今でも生きている。この死亡説がビートルズによって仕組まれたものなのか偶然なのかはわからないが、アルバムの爆発的な売り上げに貢献したことは確かだと言われている。

これに、例のハーフノートの前の通りでふざける高校三年の私たちの写真中央を合成したのが右の写真である。人物はまじめにやっていないのでつまらないが、なによりも、ロンドンのアビイ・ロードにビニールハウスの骨組みが同居しているところがシュールである。

それにしても写真中央の通り、今から26年前の写真なのに、歩道ができた以外は最近の写真(「ジャズ喫茶」参照)とまったく変わっていない。ビニールハウスまで同じである。このあたりは本当に時間が止まっているのだ。

私がこんなことをしていたのと同じ年齢で、水谷とか岸川は単身ドイツで卓球生活をしているのだから彼らは大人である。