マジックショー開催

会社にお客さんが20人ほど来て、先ほどその歓迎パーティーに出てきたところだ。そこで、余興として頼まれていたマジックショーをやった。2週間前にドーサンで初めてやって、私のマジック歴で最高にウケて味をしめ、今回が2回目となる。仙台にいたときから忘年会などでやってはいたのだが、イマイチ受けはよくなかった。ところが、ドーサンに来てからはとてもウケがいい。

それは、思い切って、ある方針変更をしたからだ。マジックの途中でわざと間違えたふりをしてタネをばらし、ウケを狙うようにしたのだ。マギー司郎などがよくやる手だが、これが、見ている人にはとても楽しいらしい。これまでは、どうしてもそういう演出には抵抗があったのだが、やってみると楽しい。こんなことならもっと早くやるんだった。

ともあれ、マジックは、言葉がわからなくても楽しんでくれるので、とても便利で心強い。

お客さんの中に博士号を持っている人がいて、ショーが終わった後にすかざすタネを確かめに来たのは可笑しかった。さすが博士。

私が手品に興味を持ったのは父の影響だと思う。小学校のときにいろいろと手品を見せられた。マジックセットを買い与えられたこともある(しかし説明書きが理解できず、ひとつもできなかった)。同時に、マンガなどの影響でオカルトにもはまっていたので、高校ぐらいまでは、それぞれ別のものとして興味を抱いていた。両者が抜き差しならぬ関係にあることが分かってきたのは、恥ずかしながら大学も卒業しようという頃であった。