Tリーグが開幕前のリモート会見。いよいよ17日開幕へ

 11月12日13時から、一般社団法人TリーグはノジマTリーグ2020-2021シーズンの開幕記者会見をリモートで実施。星野一朗理事長、宮﨑義仁理事長補佐、株式会社Tマーケティングの日下部大次郎・代表取締役社長が新シーズンの試合方式の変更、意気込みなどを語った。各チームからもひとりずつ、動画で抱負のコメントが寄せられた。

 11月17日、無観客のリモートマッチでの開幕を迎えるTリーグ。開幕カードは男子が「木下マイスター東京 vs. 琉球アスティーダ(14時~)」、女子が「日本生命レッドエルフ vs. 木下アビエル神奈川(19時~)」。星野理事長は「今シーズンのテーマは『世界最高峰の卓球を、もっと近くに』。年内はリモートでの開催となりますが、新しい映像技術も駆使して卓球の魅力を伝えていきたい」とコメントした。

 今シーズンのTリーグはトップパートナーのNTTドコモと共同で、ライブ配信の全映像を高速通信企画『5G』で伝送。これはプロスポーツのライブ配信では国内初の試みで、計測用カメラを使ってボールのスピードや回転数を数値化し、プレーの映像にCGで合成してリアルタイムで配信するなど、今までにない映像体験が可能になる(dTVチャンネル、ひかりTV for docomo、ひかりTVで配信)。

 ファンにとって気になるのは海外選手の参戦状況だが、すでに数名の海外選手が日本に入国し、Tリーグ出場に向けて隔離期間を過ごしているという。また、中国での男子ワールドカップやITTFファイナルズを経て帰国し、隔離期間の後で参戦する選手もいる。各チームとも開幕からフルメンバーで戦うのは難しく、少なくとも前半戦は日本選手主体の戦いになりそうだが、T.T彩たまの松平健太(上写真)は「T.T彩たまはメンバーの半数が外国選手ですが、全員卓球で一人ひとりが自分の仕事をやっていければ勝てる。自分を信じて戦いたい」と動画でコメントした。岡山リベッツの森薗政崇が「自粛期間中にすごく良い練習ができたのに、いざ試合になると成果が全く出せなくて『なんで?』と思った。早く試合勘を取り戻したい」と語るなど、各選手とも実戦から長く遠ざかった不安は小さくないが、試合を重ねていけば解消されるだろう。

 年内の52試合はリモートマッチとなるTリーグだが、年明けからは有観客のホーム&アウェーで開催予定。現在、新型コロナウイルス感染症は「第3波」と言われる感染の拡大期に入りつつあり、今後の展開は予断を許さないが、久しぶりの実戦に燃える選手たちのプレーは、昨シーズンにも増して熱いはず。卓球ファンなら見逃せない、熱戦の連続になりそうだ。

◎Tリーグ関連情報は公式ホームページを参照

https://tleague.jp/

日本生命レッドエルフの早田ひなは「ドリームマッチ以外は試合をしていないので、1試合1試合を全力で楽しみたい」と抱負を語った