「開幕戦は0点だった。今日は60点」。復活の早田、レッドエルフが勝利!

木下アビエル神奈川 13 日本生命レッドエルフ
2勝1敗 1勝1敗
1 長崎美柚 9-11 2-11 前田美優
木村香純 赤江夏星
2 木原美悠 7-11 6-11 4-11 早田ひな
3 張本美和 5-11 10-11 6-11 森さくら
4 木村香純 11-7 9-11 11-7 11-9 ユ・モンユ
5

 

2連覇中の日本生命レッドエルフが開幕戦で木下アビエル神奈川に敗れて、2日が経過。負けてすぐその場でミーティングをしたという日本生命レッドエルフの村上総監督。焦ってはいないが、2戦目もそのまま負けるわけにはいかない。石川佳純不在の木下に2連敗はできない。

毎日練習しているというダブルスは、開幕戦に続いて連勝。前田がしっかり若手の赤江を引っ張り、打たれても1本入れていくプレーでストレート勝ち。一方で長崎/木村は序盤こそ良かったものの、少しのミスから雪崩れのようにミスを連発し、コンビネーションのタイミングが合わなかった。

赤江のレシーブも年々多彩になっていく

2番のエース早田は、開幕戦の敗戦とは打って変わって動きが良い。イージーミスも少なく、選球眼も冴えており、開幕戦であれほど手を焼いた木原のサービスをレシーブから狙い打った。「開幕戦は実力が全く出せず0点。今日もコンディションが悪くて60点くらい。でも今日できることをやろうと思って自分に自信を持ってプレーしました」(早田)。

用具も変えて、気持ちを立て直し、今日は完勝。無理にバックで打ちにいかずに、足を使ってフォアの手数を増やして木原のブロックを打ち破った。

今日はよく動いて、よく打った早田

 

木原はサービスのコントロールに苦しんだか

3番は森さくらが小学生の張本美和に貫禄勝ち。ロングサービスを張本のバック側にガンガン出していき、ラリーに持ち込めば力押し。張本がバックで待ち構えていたら、バックドライブでストレートを突くなど、終始森がゲームを支配した。「張本が勝っていたらTリーグ最年少勝利だったですが、24歳の森と12歳の張本では厚みが違いましたね」と村上監督。

バックでもフォアでもパワーボールを打ち込んだ森
張本の最年少勝利はお預け。森のラリー力に活路を見いだせなかった

これで日本生命が3-0と勝利を決め、開幕戦の借りを返した。そしてさらなる勝ち点をプラスしようとしたが、絶好調の木村が立ちはだかり、4番で木下がなんとか踏ん張った。

木村は高校時代はオーソドックスなラリータイプで、フォアの威力も秀でていたわけではなかったが、今季のTリーグでは目の覚めるようなフォア強打を見せている。前陣ラリータイプの女子にありがちだが、バックの安定を求めてしまい、切り替えが遅くなってフォアのボールが浅い。しかし、木村のフォアは女子の中では特に深く入り、相手は押されてブロックやカウンターミスをしてしまう。両サイドに打てる技術力もあり、早田、シャン・シャオナ、ユ・モンユという強豪を相手に未だ負けなしの活躍だ。まだまだポテンシャルを秘めている木村。

チームとしては負けたが、木村はすでに相手チームにプレッシャーを与える存在になっている。

惚れ惚れするようなフォアを打つ木村。負けなしの活躍