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戦型(プレースタイル)とは?

●使う用具と技術によって分類される「戦型」

 卓球は他のスポーツに比べ、ラバーやラケットなどの用具の種類が非常に多いスポーツです。使用する用具、そして試合で主に使う技術によって、選手たちはいくつかのプレースタイルに分類されます。
 卓球ではこのプレースタイルのことを「戦型(せんけい・せんがた)」と呼んでいます。どのような戦型があるのか、実際に見ていきましょう。

●卓球の代表的な戦型はこの6つ!

シェークドライブ型

シェークハンドラケットの両面に回転のかかる裏ソフトラバーを貼り、フォアハンド・バックハンドともに強い上回転をかけたドライブで攻撃。男女とも現在の世界チャンピオン、五輪金メダリストはこのシェークドライブ型です。

張継科

張継科(チャン・ジィカ)(中国)

現世界&五輪チャンピオン。超攻撃的なプレーが持ち味

ペンドライブ型

ペンホルダーラケットの片面、もしくは両面にラバーを貼り、フォアドライブを中心に攻めるスタイル。日本ではおなじみの角張った日本式ペンホルダーを使う選手と、シェークラケットのような中国式ペンホルダーを使う選手がいます。

柳承敏

柳承敏(ユ・スンミン)(韓国)

04年アテネ五輪の金メダリスト。フットワークは世界最速

シェーク異質攻撃型

シェークハンドラケットの片面に裏ソフトラバー、片面に変化の出る表ソフトラバーや粒高ラバーを貼り、スピードと変化で攻めるスタイル。日本女子チームのエース、福原愛選手(日本)はこの戦型です。

福原愛

福原愛(ふくはら あい)(日本)

言わずとしれた日本女子チームのエース。速攻で相手を翻弄する

ペン速攻型

ペンホルダーラケットのフォア面に表ソフトを貼るスタイルです。スピードのあるスマッシュでガンガン攻める攻撃的なスタイルの選手に加え、ナックル(無回転)のブロックをうまく使う守備的なタイプの選手もいます。

田勢邦史

田勢邦史(たせい くにひと)(日本)

サウスポーから威力あるスマッシュを連発する

シェークカット型

卓球台から距離を取り、ラケットを上から下へ振り下ろす「カット」打法で、相手の攻撃を何本でも返球す。守備的な戦型ですが、積極的に攻撃を混ぜる選手も増えています。ラケットはシェークハンドラケットを使用。

朱世赫

朱世赫(チュ・セヒュク)(韓国)

相手の強打を何本でもカットで返し、観客を沸かせる

ペン/シェーク粒高攻守型

ペンホルダーラケットの片面、あるいはシェークハンドラケットのバック面に粒高ラバーを貼り、粒高の変化でチャンスを作り、強打を決めます。ペンホルダーだとラケットをクルクル反転させて、相手のミスを誘うタイプもいます。

福岡春菜

福岡春菜(ふくおか はるな)(日本)

08年北京五輪代表。しゃがみ込んで出す「王子サービス」も武器

●自分だけの戦型を作ってみよう!

 卓球の代表的な戦型は上に挙げた6つですが、実際には同じ戦型でも、全く同じプレーをする選手はいません。選手の体格や使っている用具、さらに性格によって、選手それぞれの個性が出てきます。
 卓球のスイングに正解はありません。最初のうちは周りにいる上手な選手などを参考にしたり、真似したりしながら、プレーに出てくる個性を大切にして、自分だけの戦型を作っていきましょう。