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 1月16〜22日に東京体育館で平成28年度の全日本選手権が開催された。
各種目の上位入賞者は以下のとおり。

大会の模様は2月21日発売の卓球王国4月号に掲載。お楽しみに!

■男子シングルス
優勝:水谷隼(beacon.LAB)
2位:吉村和弘(愛知工業大)
3位:平野友樹(協和発酵キリン)
3位:吉田海偉(Global Athlete Project)

■女子シングルス
優勝:平野美宇(JOCエリートアカデミー/大原学園)
2位:石川佳純(全農)
3位:橋本帆乃香(四天王寺高)
3位:佐藤瞳(ミキハウス)

■男子ダブルス
優勝:丹羽孝希/酒井明日翔(明治大)
2位:藤村友也/吉村和弘(愛知工業大)
3位:水谷隼/吉田雅己(beacon.LAB/愛知工業大)
3位:松山祐季/木造勇人(愛工大名電高)

■女子ダブルス
優勝:平田有貴/永尾尭子(アスモ)
2位:土田美佳/宋恵佳(中国電力)
3位:若宮三紗子/森さくら(日本生命)
3位:山本怜/明神佑実(中央大)

■混合ダブルス
優勝:田添健汰/前田美優(専修大/日本生命)
2位:吉村真晴/石川佳純(名古屋ダイハツ/全農)
3位:時吉佑一/藤井優子(ZEOS/愛媛銀行)
3位:横山輝/土田美佳(原田鋼業/中国電力)

■ジュニア男子
優勝:木造勇人(愛工大名電高)
2位:宮本春樹(愛工大名電高)
3位:沼村斉弥(野田学園高)
3位:高見真己(愛工大名電高)

■ジュニア女子
優勝:笹尾明日香(横浜隼人高)
2位:長崎美柚(JOCエリートアカデミー)
3位:加藤美優(吉祥寺卓球倶楽部)
3位:早田ひな(希望が丘高)

「全日本速報」はこちらから↓
http://world-tt.com/ps_info/ps_report.php?bn=177&md=1
 全日本選手権が終了し、男女NT監督が2017年世界選手権デュッセルドルフ大会の代表を発表した。男子シングルスは世界ランキング上位者で選出されていた水谷隼(beacon.LAB)、丹羽孝希(明治大)、選考会で優勝した松平健太(ホリプロ)に続き、強化本部推薦にて村松雄斗(東京アート)、張本智和(JOCエリートアカデミー)が選出された。

 女子シングルスは石川佳純(全農)、伊藤美誠(スターツSC)、加藤美優(吉祥寺卓球倶楽部)、そして全日本選手権で優勝した平野美宇(JOCエリートアカデミー/大原学園)が決定。最後のひと枠には勝利ポイント制により佐藤瞳(ミキハウス)が選出。

出場種目、代表は以下の通り。

男子シングルス
水谷隼(beacon.LAB)
丹羽孝希(明治大)
松平健太(ホリプロ)
村松雄斗(東京アート)
張本智和(JOCエリートアカデミー)

女子シングルス
石川佳純(全農)
伊藤美誠(スターツSC)
加藤美優(吉祥寺卓球倶楽部)
平野美宇(JOCエリートアカデミー/大原学園)
佐藤瞳(ミキハウス)

男子ダブルス
大島祐哉/森薗政崇(ファースト/明治大)
丹羽孝希/吉村真晴(明治大/名古屋ダイハツ)

女子ダブルス
石川佳純/平野美宇(全農/JOCエリートアカデミー/大原学園)
伊藤美誠/早田ひな(スターツSC/希望が丘高)

混合ダブルス
吉村真晴/石川佳純(名古屋ダイハツ/全農)
田添健汰/前田美優(専修大/日本生命)
  • 代表発表を行う倉嶋洋介男子監督(右)と馬場美香女子監督

 19日にベルギーの首都ブリュッセルで、記者会見が開かれ、元世界ランキング1位、元ヨーロッパチャンピオンのジャン-ミッシェル・セイブ(ベルギー)が、5月に行われる国際卓球連盟(ITTF)の会長選に立候補することを正式に発表した。

 現在、47歳のセイブは五輪にも7回連続出場するなど、選手としても成功を収め、ベルギーを代表するスポーツマンとして有名。
 会長選にはすでに現職の会長のトーマス・バイカート(ドイツ)、会長代理のカリル・アル・モハンナディ(カタール)が立候補を表明。第三の候補としてセイブが名乗りを挙げた。
 世界的に活躍した元選手の立候補は、日本の荻村伊智朗(元世界チャンピオン)以来となる。

 リオ五輪メダリストで明治大4年の丹羽孝希選手が4月1日からスヴェンソンと所属契約することを発表した。

 スヴェンソンはヘアケア事業を中心としながら、ヤマト卓球(TSP・VICTAS)とタクティブ(卓球場経営)をグループ会社としている。

 丹羽選手は「スヴェンソンは卓球の普及や卓球選手の育成など、今後の卓球界が良くなるための支援をメーカーやスクール事業を通じて行っている企業だと思いました。そういった部分から、自分が所属選手としてプレーを行い、選手としての力をつけるための良きパートナーになると思い所属契約を決定しました。4月からは、スヴェンソン所属のプロ選手として今まで以上に勝ちにこだわり、2020年の東京五輪を目指していきたいと思います」と語っている。

  • スヴェンソン社長の兒玉義則社長と丹羽選手。児玉社長は元全日本選手権ベスト8選手

 来週月曜日、16日からスタートする全日本選手権の会場で、リオ五輪卓球競技のメダルが展示される。これは水谷隼選手と石川佳純選手の厚意で実現した特別企画で、水谷選手の個人戦銅メダル、団体戦銀メダル、そして石川選手の団体銅メダルを間近に見ることができる貴重なチャンス! 会場に行ったら、試合はもちろん、両選手のメダルもぜひ目に焼き付けておこう。

●全日本卓球2017公式サイト→http://japantabletennis.com/zennihon2017/
 水谷隼選手の直筆サイン入りのラケットやユニフォームなどが当たる『水谷隼選手応援キャンペーン』が、「フリーデン ヤフー店」にて開催中。フリーデンといえば水谷選手のスポンサーであり、五輪後に注文殺到となった『水谷隼カレー』を販売している食肉加工・販売の会社だ。

 このキャンペーンは、「フリーデン ヤフー店」で商品を購入した人向けのキャンペーンで、特賞「水谷モデルサイン入り卓球ラケット+水谷隼カレー5箱」をはじめ、サイン入りのユニフォームやラケット、色紙、またフリーデンハム・ソーセージの詰め合わせなどが用意されている。(キャンペーンは2月28日まで)

 おいしいハムやソーセージを購入して応募すれば、スペシャルな水谷隼グッズが当たるチャンス。もちろん、水谷隼カレー購入でも応募可だ。

●キャンペーンの詳細については以下をご覧ください
水谷隼応援キャンペーン(フリーデン ヤフー店)
http://store.shopping.yahoo.co.jp/frieden-shop/bfe5c3abc8.html



 
 1月7日、埼玉県・埼玉県障害者交流センターで第39回全国ろうあ者(聴覚障害者)選手権大会が開催された。男子は伊藤優希(広島)が2年ぶり2度目の優勝、女子は佐藤理穂(東京)が2年連続3度目の優勝となった。上位の結果は下記のとおり。


【男子】
1位:伊藤優希(広島)
2位:川口功人(神奈川)
3位:井藤博和(千葉)
4位:蜷川優也(富山)

【女子】
1位:佐藤理穂(東京)
2位:川崎瑞恵(東京)
3位:高岡里吏(東京)
4位:長田恵(大分)


 男女ともに予選リーグの後、予選上位、下位に分かれての決勝リーグで争われた今大会。男子は伊藤が回転量のある両ハンドドライブを武器に予選、決勝リーグともに全勝で2年ぶりの王座奪還を果たした。昨年春より社会人となった伊藤だが、現在も週5、6日は練習を重ねており、安定感のある試合運びで頂点に立った。高校2年生の川口は初出場ながら2位と奮闘。巻き込みサービスからフットワークを活かしたフォアドライブ連打で優勝した伊藤にも肉薄した。
 女子は2013年デフリンピックダブルス準優勝の佐藤が、圧巻の強さで2連覇達成。技術、試合運びすべてで他の選手を寄せ付けない圧勝劇だった。優勝の佐藤は今年7月にトルコ・サムスン市で開催される4年に一度のデフスポーツの祭典・デフリンピック日本代表に内定した。佐藤は昨年末に今大会にも出場した亀澤史憲(東京/第36、37回大会準優勝)と入籍。人生の伴侶を得て、再びデフリンピックでの活躍を目指す。

 今大会終了後、7月の第23回夏季デフリンピック日本代表が発表され、女子優勝の佐藤のほか、強化部推薦で川崎瑞恵、高岡里吏の2名が代表に内定。上田萌の女子シングルス優勝など3つのメダル獲得を果たした前回大会を越える活躍に期待したい。なお、男子は全日本ろうあ連盟の派遣基準に満たなかったため、今大会への選手派遣は見送られることとなった。

この大会の模様は卓球王国3月号(1月21日発売)に掲載しますのでお楽しみに。
  • 左から男子1位・伊藤優希、2位・川口功人、3位・井藤博和

  • 左から女子1位・佐藤理穂、2位・川崎瑞恵、3位・高岡里吏

 5月29日〜6月5日にドイツ・デュッセルドルフで開催される『2017世界選手権デュッセルドルフ大会』(個人戦)。シングルスの代表は男女各5名で、昨年末の国内選考会により松平健太(ホリプロ)、加藤美優(吉祥寺卓球倶楽部)がすでに代表に内定しているが、1月3日に発表された世界ランキングにより、男女各2選手が新たに代表に内定した。
 世界ランキング(WR)より代表に内定したのは、水谷隼(beacon.LAB/WR5)、丹羽孝希(明治大/WR16)、石川佳純(全農/WR4)、伊藤美誠(スターツSC/WR8)。

※世界ランキングによるシングルス代表の選出方法
①2017年1月発表のWR20位以内の最上位選手:(1名)
②2017年1月発表のWR100位以内の最上位選手:(1名)
 ※(1)のWR20位以内最上位選手を除く

 シングルスの代表の残り2枠は、男女ともに全日本選手権優勝者と、男子は2016年の指定の国際大会でWR30位以内の6選手以上に勝利した選手の中から強化本部で評価した選手(1名)・強化本部推薦選手(1名/選手重複など5名に満たない場合)、女子は「平成28年度勝利ポイント制」を適用し上位から最大2名が選出される。
 12月に入って、ヨーロッパや中国の関係者から驚きの情報が入ってきた。
 5月の世界選手権でのITTF(国際卓球連盟)のAGM(年次総会)で会長選挙が行われるが、そこに現会長のトーマス・バイカート(ドイツ)氏に対抗する形でベルギーのジャン-ミッシェル・セイブ氏が立候補するという情報が流れている。

 セイブ氏は元ヨーロッパチャンピオン、世界選手権でも準優勝するなど、卓球界のレジェンドのひとりだ。15年12月にベルギーオリンピック委員会で会見を行い、46歳という年齢で国際大会からの引退を表明したJ.セイブだが、ITTFのアスリート委員会の委員長を務めた経験を持っている。ベルギーでは年間優秀スポーツマン賞を獲得するなど、国民的ヒーローでもある。
  • 13年世界選手権個人戦でのJ.セイブのプレー

  • 16年世界ジュニアの会場を訪れたJ.セイブ

 世界選手権個人戦の男子選考会は松平健太(ホリプロ)が制し、代表の切符をつかんだ。

 注目の張本(JOCエリートアカデミー)は準決勝で大島(ファースト)に1-4で敗れた。「1-1の後の3ゲーム目の立ち上がりが悪かったし、4ゲーム目の4-0から追いつかれたのが敗因。相手のフォアハンドが強く、どこからでも打たれる感じだった。バック対バックは五分五分だったけど、フォアハンドの威力が足りない。2日目までは1試合1試合をしっかりやろうと思えたが、今日は優勝を意識してしまった。全日本選手権ではジュニアで優勝して、一般ではベスト8以上に入りたい」と試合後の張本のコメント。

 決勝では松平が大島の豪打をかわしつつ要所で積極的に攻め、2年連続で男子選考会を制した。
「選考会で勝てたことはうれしいというよりも苦しい試合ばかりでした。(大島戦は)最初から中盤まではバックに詰めすぎてやられていたが、後半フォアを攻めてペースをつかむことができた。世界選手権は先を見ずに1戦1戦が勝負だと思っている」(松平)。


●準決勝
松平  4(8、4、ー9、7、8)1 吉田
大島  4(11、ー9、6、7、7)1 張本
●代表決定戦
松平  4(8、−9、−8、9,7、−7、9)3 大島
  • 優勝を決め、代表切符を手にして倉嶋監督と握手する松平健太