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 中国の春節(旧正月)である1月23日、長崎市でスタートした『2012長崎ランタンフェスティバル』。異国情緒あふれる長崎の街並みには、1万5千個におよぶランタン(中国提灯)が飾られ、中国獅子舞や龍踊りなど様々なイベントが開催。2月6日までたくさんの観光客で賑わう。

 そのランタンフェスティバルのメインイベントのひとつ、期間中の土曜日に開催される皇帝パレードに、皇后役として四元奈生美選手が登場する。清朝時代の皇后の衣装に身を包み、市内を練り歩くというから、想像するだけでも楽しみ。
 四元選手が皇后役を務めるのは1月28日。ちなみに翌週の2月4日は歌手のジュディ・オングさんが皇后役だとか…。ランタンフェスティバルを観光で訪れる方や、長崎市の近隣の方は要チェック!

 昨年秋に元気な男の子を出産した四元選手。先日の全日本選手権は欠場したものの、プレーヤーとしてのトレーニング、そして全日本の会場を彩ったウェアデザインも再開しつつあるとのこと。2012年も更なる活躍に期待しよう!

『2012長崎ランタンフェスティバル』
皇帝パレード/四元奈生美選手の出演日
1月28日(土) 14:00~16:30


※中央公園から湊公園まで、鍛冶市商店街やベルナード観光通りなど、市内の中心部をパレード
※『2012長崎ランタンフェスティバル』公式HP:http://www.nagasaki-lantern.com/
 2012年よりリニューアルされた「ITTFワールドツアー」。今年最初のツアーが1月17~21日にハンガリー・ブダペストで行われ、馬龍(中国)と劉詩雯(中国)が今年最初のツアータイトルを獲得した。
 男子シングルス決勝は馬龍と朱世赫(韓国)との対決。シーソーゲームとなり最終ゲームまでもつれ込んだが、最後は馬龍が振り切り優勝を決めた。女子シングルス決勝の劉詩雯と郭炎(中国)の1戦は、劉詩雯が4-2で郭炎を下し優勝した。
 男女ダブルスでも中国ペアが優勝。今年も中国の勢いは止まらないようだ。

【ハンガリーオープン優勝記録】
●男子シングルス優勝:馬龍(中国)
●女子シングルス優勝:劉詩雯(中国)
●男子ダブルス優勝:陳杞/馬琳(中国)
●女子ダブルス優勝:丁寧/劉詩雯(中国)
※日本選手の参加はなし 
 2月23日~3月1日に、中国・マカオで開催される「第20回アジア選手権大会」の出場選手が発表された。当初、昨年9月にレバノン・ベイルートで開催予定だったが、周辺地域の治安悪化を理由にレバノンが開催を返上していたため、2月にマカオでの開催に延期となっていた。

【第20回アジア選手権大会・出場選手】
●男子選手
水谷隼(明治大)
岸川聖也(スヴェンソン)
丹羽孝希(青森山田高)
張 一博(東京アート)
松平健太(早稲田大)
松平賢二(青森大)※ダブルス種目のみ

●女子選手
石川佳純(全農)
福原 愛(ANA)
平野早矢香(ミキハウス)
藤井寛子(日本生命)
若宮三紗子(日本生命)
 埼玉県所属の国際審判員・末吉智子さんがITTF(国際卓球連盟)の上級審判員に相当する「ブルーバッチ国際審判員」の資格を取得した。
 ITTFがこの度、発表した新しいブルーバッチ国際審判員は5名。そのうち4名が女性と女性の活躍が目立っている。世界でブルーバッチ審判員は今回合格した5名を加えて現在、204名。日本人では29人目となる。

※写真はブルーバッチを取得した末吉智子さん(写真提供:ITTF)
 卓球王国の書籍、「闘将。」と「卓球 知識の泉」がEブック(電子書籍)として登場!アップル社のAPP Sotreで購入できるようになった。iPhone/iPadでお楽しみください。

●闘将。1,300円 吉田安夫(青森山田学園総監督)・著
闘い続ける名将・吉田安夫の理念が詰まった、自叙伝にして史上最強の「指導指南書」

●卓球 知識の泉 1,000円 藤井基男・著
百二十年の歩みをエピソードでつづる世界卓球文化史

※2冊とも書籍は完売
 昨年11月に日本卓球協会が決定した「レーティング」。選手の実力を数値化して、試合結果によってその上がり下がりを愛好者が楽しむものだ。そのレーティングが遂に1月17日から始まる全日本選手権(一般・ジュニア)が対象大会となり、動き出しそうだ。
 試合当日から、出場選手には「JTTA公式レーティング」の登録用紙が配布され、選手が記入すれば、大会期間中に登録が終わり、大会後に選手自身のレーティングが発表される。もし、事前にインターネットで登録をできるひとは済ませておいたほうがよいだろう。
 また、全日本選手権に観戦に来た愛好者は18日以降から、会場に設置された日本卓球協会のブースで直接その場で登録できる。レーティングはその対象大会が増えないと楽しめないし、また大会は登録者が増えないとレーティングを採用する意味がない。これを機に、登録者が増加することを期待したい。今年度、そして来年度以降も日本卓球協会の主催大会は随時レーティングの対象大会にしていく準備を進めている。

JTTA公式レーティングHP:http://jtta-rating.jp/
 スペイン卓球連盟とタマス・バタフライ・ヨーロッパは、2012年1月1日より4年間のスポンサー契約を結んだことを発表した。この契約により今後、スペインのナショナルチームメンバーはバタフライのウェアを着用し、国際大会に臨むこととなる。
 また、今後スペイン国内で行われる全ての国内大会、及びITTFワールドツアーやジュニアサーキットの国際大会では卓球台、ボール、フェンス、スコアボードなどバタフライの用具が使用される。

【2012年のスペイン国内でのITTFイベント】
●4月18~22日 ITTFワールドツアー・スペインオープン
●5月9~13日 ITTFジュニアサーキット・スペインジュニア&カデットオープン
 10月にポーランドで行われた2011ヨーロッパ選手権大会の男子シングルスとダブルスで銅メダルを獲得したトキッチ(スロベニア)がその功績を認められ、スロベニア国内の今年活躍したスポーツ選手に贈られるスポーツ賞を受賞した。トキッチは今年最も活躍したスポーツ選手を決める投票で3位に入り、今回の受賞に至った。

 ヨーロッパ選手権のカラカセビッチ(セルビア)と組んだダブルスでは、準決勝でシバエフ/スカチコフ(ロシア)に敗れたが堂々の3位。シングルスでは準決勝で優勝したボル(ドイツ)にはストレートで敗れたものの、準々決勝で強豪オフチャロフ(ドイツ)をフルゲームジュースの接戦で破り、シングルスで初の銅メダルを獲得した。

 トキッチは5月の世界選手権ロッテルダム大会後に発表されたロンドン五輪自動出場枠の28名の中にも入っており、来年の活躍も期待される。

※写真左:ヨーロッパ選手権でオフチャロフに勝利後のトキッチ(写真提供:マンフレッド・シリング)
写真右:スポーツ賞授賞式の模様(写真提供:ITTF(Sajda Slatinsek))
 12月20~22日、広島・県立総合体育館で2012年世界選手権(団体戦)の女子日本代表選考会が行われ、決勝リーグを8勝1敗で制した藤井寛子(日本生命)が代表に内定した。
 藤井は予選リーグで野上(日立化成)に1敗を喫したが1位で通過。決勝リーグでも全日学チャンピオンの松澤(淑徳大)に敗れたが、唯一1敗を守り世界選手権の代表権を獲得した。

 2012年世界選手権は3月25日~4月1日にドイツ・ドルトムントで行われる。
 12月17日に東京のホテルオークラで「財団法人日本卓球協会・創立80周年記念祝賀会」が約300名の卓球界の関係者が集まり、盛大に開催された。
 昭和6年(1931年)にそれまで3団体に分かれていた協会が、「日本卓球会」として統一団体として創立された。昭和12年には現在の名称である日本卓球協会に改称された。
 写真は、ステージに集まった歴代の世界チャンピオンのみなさん。中央で挨拶されるのは1952年ボンベイ大会の男子ダブルス優勝の林忠明さん(91歳)