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 8月5~9日まで、香港にてWJC(ワールドジュニアサーキット)・香港ジュニアオープンが行われた。

 日本からはエリートアカデミー生の男女9名が参加。優勝を飾ることは出来なかったが、男子団体で日本/エジプト混成チーム(松田、東、O.アサール)が3位、女子団体(谷岡、鈴木、森薗、佐藤)が3位、ジュニア女子シングルスで谷岡が3位という成績を残した。

各種目の優勝記録は以下の通り

●ジュニア男子団体:中国
●ジュニア女子団体:中国
●ジュニア男子シングルス:周雨(中国)
●ジュニア女子シングルス:鄭怡静(チャイニーズタイペイ)
●ジュニア男子ダブルス:陳曦/周雨(中国)
●ジュニア女子ダブルス:羅ユエ/熊欣芸(中国)
 8月4~6日まで、東京・東京体育館にて全国ホープス大会が行われた。男子は昨年優勝の城山ひのくにジュニア(熊本)が2連覇。昨年の優勝メンバーの3人が残っていた城山ひのくにジュニア。決勝トーナメント1回戦で、全日本ホープス準優勝の及川率いる仙台ジュニアクラブに苦しんだが、昨年と同じ対戦となった決勝では、3-1で稗原クラブを振り切った。


男子優勝:城山ひのくにジュニア

優勝を決めた硴塚

●男子最終順位
優勝:城山ひのくにジュニア(熊本)
準優勝:稗原クラブ(島根)
3位:益子卓球ジュニアクラブ(栃木)、卓伸クラブ(愛知)

 女子は美鷹クラブ(東京)がこちらも2連覇。昨年の優勝メンバーが全員残り、オールストレートでの圧勝劇だった。
 準優勝のヒゴ鏡卓球クラブ(熊本)は昨年ベスト16から躍進したが、今年も美鷹クラブに敗れてリベンジはならず。しかし、監督を中心に非常に雰囲気の良いチームだ。


女子優勝:美鷹クラブ

ともに思い切りの良いフォアハンドを放つ澁谷/加藤ペア

●女子最終順位
優勝:美鷹クラブ(東京)
準優勝:ヒゴ鏡卓球クラブ(熊本)
3位:ピンテック(愛知)、日産ジュニアクラブ(神奈川)
 7月30日~8月2日まで、静岡・浜松アリーナにて全日本実業団選手権が行われた。

 男子は東京アートがオールストレートでの完全優勝で2連覇。韓陽と張一博の2点使いに加え、世界選手権代表の大矢、ブンデスリーガーの高木和卓を揃えた布陣はあまりにも強力だ。

 女子は日本生命が苦しみながらも3連覇。日本生命は決勝まではストレートで勝ち上がったが、決勝の日立化成戦ではラストまでもつれる接戦に。ラストは藤井が3-1で渡辺を下し、優勝を決めた。日本リーグ前期では準優勝だったため、グランドスラムの夢は消えてしまったが、今回のタイトルをきっかけに“常勝ニッセイ”が帰ってくるに違いない。
7月24~26日 埼玉県のさいたま市記念総合体育館で第一三共ヘルスケアレディース2009。いわゆる全国レディースが行われた。

種目は団体戦と年齢別ダブルス3つの4種目だが、一番盛り上がるのはやはり団体戦。
全72チーム中、地元埼玉勢が7チーム参加した。大会の方式が、3チームのリーグで順位を決め、それぞれのトーナメントへ移行するので、リーグを1位抜けしなければ優勝できない厳しいものだ。埼玉勢は4チームが1位トーナメントへ。

そして迎えた決勝は狭山フレンズ(埼玉)とホークス(東京)の関東同士の戦いになった。

3台同時進行で始まった決勝だが、狭山フレンズの2番小澤と3番小宮・ペイトンが力の差を見せて、圧勝。
狭山フレンズ1番の宍戸は予選リーグから全試合出場でまだ1勝しかできておらず、「うちは-1から始まる。60歳代の一番は落としてしまう」とチームメイトが言うほど他チームと実力の差があった。

しかし、決勝はまさに宍戸のひとり舞台であった。今まで見せたことのない大きなラリーを展開し、勝負所ではスマッシュを連発。大舞台で覚醒した宍戸は、値千金の活躍でホークスの山本を下し優勝を決めた。


他優勝チーム、優勝者は以下の通り
団体1位トーナメント:狭山フレンズ(埼玉)
団体2位トーナメント:ふきのとう(宮崎)
団体3位トーナメント:トラストT・C(新潟)

ダブルスa(60~109歳)1位トーナメント:井ノ口博子・下山田寿子(花野井クラブ)
ダブルスa(60~109歳)2位トーナメント:新谷美恵子・安部香織(長吉卓球センター)
ダブルスa(60~109歳)3位トーナメント:稲美るみ子・原田亜矢子(豊中卓球クラブ)

ダブルスb(110~125歳)1位トーナメント:持田恵子・船ヶ山昌子(サクセス)
ダブルスb(110~125歳)2位トーナメント:渡邊みち子・橋本寿美(兵庫卓研)
ダブルスb(110~125歳)3、4位トーナメント:高島登喜子・上野栄子(ネクサス・ファイト)

ダブルスC(126歳以上)1位トーナメント:前田澄子・仁井田さよ子(伊卓連)
ダブルスC(126歳以上)2位トーナメント:浜田キヱ・高塚多美子(エムクラブ)
ダブルスC(126歳以上)3位トーナメント:大浦幸子・小野峰子(あみん)





 7月24~26日まで、兵庫・グリーンアリーナ神戸にて“小学生たちの全日本”である全日本選手権(ホープス・カブ・バンビの部)が行われた。

 ホープス男子は決勝で及川(仙台ジュニアクラブ)とのゲームオールの激戦を制した三部航平(鳳凰卓翔会)が嬉しい全国初制覇。ホープス女子は浜本由惟(すみよしクラブ)が06年バンビ以来の優勝を成し遂げた。
 カブ男子は木造勇人(美崎クラブ)が昨年準優勝の悔しさを晴らす優勝。カブ女子も昨年準優勝の平野実宇(ミキハウスJSC山梨)が昨年優勝の加藤(美鷹クラブ)を破って優勝した。
 バンビは男子の宇田幸矢(Meiji C.S.C)、女子の桑原穂実(豊田町卓球スポ少)がともに初優勝を飾った。

各種目の優勝記録は以下の通り

●ホープス男子:三部航平(鳳凰卓翔会)
●ホープス女子:浜本由惟(すみよしクラブ)
●カブ男子:木造勇人(美崎クラブ)
●カブ女子:平野美宇(ミキハウスJSC山梨)
●バンビ男子:宇田幸矢(Meiji C.S.C)
●バンビ女子:桑原穂実(豊田町卓球スポ少)
 7月15~16日、韓国・水原市にて日韓実業団定期戦(韓国シリーズ)が行われ、女子シングルスで王輝(日立化成)がオールストレート勝ちで優勝した。

 女子シングルスは日韓8名ずつが参加。藤沼(日立化成)、福岡(中国電力)、藤井(日本生命)が1回戦を突破したものの、2回戦では韓国選手に敗れるという状況の中、王輝は姜美順、石賀浄といった韓国代表クラスをストレートで下して決勝進出。決勝では、日本選手がなかなか勝てなかった朴美英をストレートで下して優勝した。

 男子団体は日本A(木方、並木、坂本、時吉)、日本B(中村、森下、久保田、堀田)ともに2-3で韓国チームに敗れている。
 7月14~16日、東京・味の素ナショナルトレーニングセンターにて、アジア選手権男子日本代表選手選考が行われ、吉田海偉(個人)が優勝。本年11月に開催されるアジア選手権(インド)の代表権を獲得した。

 選考会には実業団・学生のトップ選手20名が参加。10名ずつを2つのグループに分けて予選リーグ戦を行い、その後各リーグ上位2名によるトーナメント戦を行い、優勝者を決めた。優勝した吉田海偉はリーグ戦7勝2敗で、丹羽(青森山田中)と高木和卓(東京アート)と並んだが、辛くも1位通過。準決勝では大矢(東京アート)を4-1で下し、決勝では予選全勝の岸川(スヴェンソン)に4-2で勝利して、優勝した。

 アジア選手権代表選手には、全日本優勝の水谷隼(明治大/スヴェンソン)と、世界ランク30位以内の選手に2名以上勝利するという選考基準をクリアした松平健太(青森山田高)がすでに内定。吉田は3番目のイスを掴んだ。残る2つのイスは強化本部の推薦によって選出される。

写真:選考会優勝の吉田海偉(09ジャパンオープン時)
 7月37~10日までITTFプロツアー・モロッコオープン(モロッコ・ラバト)が行われ、女子シングルスで福原愛が優勝、女子ダブルスでは福原/石川組が優勝し、福原が2冠を達成した。

 女子シングルス第1シードの福原は、決勝まで危なげなく勝ち上がり、決勝で中国帰化選手の石賀浄(韓国)と対戦。幸先よく第1ゲームを奪ったが、第2・3ゲームを失う展開。しかし、ここで切り替えた福原が第4~6ゲームを連取し、自身初のプロツアー制覇を飾った。
 また、U-21女子シングルスでは田代早紀が準優勝した。

各種目の優勝記録は以下の通り

●男子シングルス:サムソノフ(ベラルーシ)
●女子シングルス:福原愛(日本)
●男子ダブルス:ボビリエ/フォン(フランス)
●女子ダブルス:福原愛/石川佳純(日本)
●U-21男子シングルス:シバエフ(ロシア)
●U-21女子シングルス:李ヘリン(韓国)
 7月3~10日までセルビア・ベオグラードにて夏季ユニバーシアード大会が行われ、世界から大学生選手が集まり熱戦が繰り広げられた。水谷隼(明治大/スヴェンソン)が日本選手団の主将に選ばれるなど、注目された大会だ。

 男子シングルスで大矢英俊(東京アート)、女子シングルスで石垣優香(淑徳大)が準優勝、照井萌美(早稲田大)が3位。ダブルスでは男子の大矢/横山、女子の照井/山梨、混合で松平/山梨が3位に入り、日本勢は全種目で入賞を果たしたものの、表彰台の一番上には届かなかった。活躍が期待された水谷隼は不発に終わった。

 なお、男子シングルス3回戦では松平賢二(青森大)が、世界選手権横浜大会男子ダブルス準優勝の許シン(中国)に勝利するという明るいニュースも届いた。

各種目の優勝記録は以下の通り

●男子団体:中国
●女子団体:中国
●男子シングルス:江宏傑(チャイニーズタイペイ)
●女子シングルス:唐麗穎(中国)
●男子ダブルス:崔慶磊/李洋(中国)
●女子ダブルス:蔡シャンシャン/載寧陽(中国)
●混合ダブルス:江宏傑/黄怡樺(チャイニーズタイペイ)
 6月29日~7月3日まで行われていたWJC・オーストラリアジュニアオープン(オーストラリア・ゴールドコースト)で、日本選手団が大活躍。出場したジュニア男子団体、ジュニア男子シングルス、カデット男子シングルス、ジュニア男子ダブルスで上位を独占。日本選手が敗れた試合は同士討ちによるもので、他国を寄せつけない圧倒的な力を見せた。

各種目の優勝記録は以下の通り

【ジュニア種目】
●男子団体:日本A(上田仁、藤本海統)
●女子団体:オーストラリア/香港
●男子シングルス:上田仁(日本)
●女子シングルス:フン(ニュージーランド)
●男子ダブルス:藤本海統/上田仁(日本)
●女子ダブルス:M.ゼキントン/R.ゼキントン(オーストラリア)

【カデット種目】
●男子団体:ニュージーランドA
●女子団体:オーストラリアA
●男子シングルス:森園政崇(日本)
●女子シングルス:ファン(オーストラリア)
●男子ダブルス:ヌグエン/ウー(ニュージーランド)
●女子ダブルス:ファン/M.ゼキントン(オーストラリア)