スマホ版に
戻る

トピックス

トップニューストピックス
 7月7〜11日にアメリカ・ラスベガスで開催されたUSオープン。日本からは日本リーグの派遣で男女各10選手が参加し、前田美優(日本生命)の3種目優勝を含む5種目で日本選手が優勝を飾った。

 前田は女子シングルス、女子アンダー21、女子ダブルスの3種目で優勝。今大会3冠を達成した。女子ダブルスで前田とのペアで優勝の森さくら(日本生命)もシングルス、アンダー21で3位に入った。
 男子シングルスでは英田理志(信号器材)が4回戦で水野裕哉(東京アート)、準々決勝で笠原弘光(協和発酵キリン)との同士討ちを制し準決勝へ進出。準決勝では優勝したワン・ジンシン(カナダ)にゲームオールの末、惜しくも敗れたが3位入賞を果たした。
 また、男子ダブルスでは笠原弘光/森本耕平(協和発酵キリン)が、混合ダブルスでは神巧也/松本優希(シチズン/サンリツ)がそれぞれ優勝している。

 USオープンは毎年、アメリカの独立記念日(7月4日)前後に行われる大会。日本からの派遣選手が参加する一般のオープン種目以外にもレーティング別によるランク別の種目、年齢別の種目、一枚ラバーを貼ったラケットのみ使用可能のハードバット種目など、今年は103の種目が実施。今年のエントリー数は1064人で一般の愛好者とトップ選手が一緒に楽しめる大規模な大会となっている。

【USオープン優勝と日本選手の上位入賞者】
● 男子シングルス優勝:ワン・ジンシン(アメリカ) ※3位:英田理志
● 女子シングルス優勝:前田美優 ※3位:森さくら
● 男子ダブルス優勝:笠原弘光/森本耕平
● 女子ダブルス優勝:前田美優/森さくら ※2位:原ちひろ/森美紗樹 3位:加藤杏華/市川梓
● 混合ダブルス優勝:神巧也/松本優希 ※2位:藤本海統/原ちひろ 3位:森本耕平/平侑里香
● 男子アンダー21優勝:チャン・ボーハン(アメリカ) 
● 女子アンダー21優勝:前田美優 ※3位:加藤杏華、森さくら
 7月6日から韓国の光州(クァンジュ)で開催中のユニバーシアード競技大会・卓球競技。11日(土)までに男女団体戦と混合ダブルスが終了しており、日本は男子団体で準優勝、女子団体で3位に入りそれぞれメダルを獲得した。

 団体戦で日本は男女ともに予選を1位で通過し、第2ステージのトーナメントへ進出。男子は準々決勝で韓国と対戦し、先週行われた韓国オープンで優勝の鄭栄植から2点を奪い、3-1で韓国を破り準決勝へ。準決勝の相手はロシアを下して勝ち上がってきたチャイニーズタイペイ。陳建安に1点は奪われたものの3-1で勝利し中国との決勝戦へと駒を進めた。決勝ではトップで大島祐哉(早稲田大)が陳シンを3-1で下し1点を先取したものの、その後中国に3点を連取され健闘及ばず1-3で敗退となった。女子は準決勝で中国にストレートで敗れ決勝進出ならず。銅メダルに終わった。
 
 また、混合ダブルスでは森薗政崇/丹羽美里(明治大/淑徳大)、町飛鳥/山本怜(明治大/中央大)の2ペアが出場したが、ともに準々決勝で敗退となり、メダル獲得はならなかった。優勝は金珉鉐/田志希(韓国)。江宏傑/陳思羽(チャイニーズタイペイ)をストレートで退け優勝を決めた。

 残る種目は男女シングルスと男女ダブルス。残り4種目でも日本はメダルを目指す。

● 男子団体
優勝:中国
2位:日本(森薗政崇、大島祐哉、吉田雅己、町飛鳥、上田仁)
3位:フランス、チャイニーズタイペイ

● 女子団体
優勝:中国
2位:チャイニーズタイペイ
3位:韓国、日本(北岡エリ子、鈴木李茄、丹羽美里、山本怜、庄司有貴)

● 混合ダブルス
優勝:金珉鉐/田志希(韓国)
2位:江宏傑/陳思羽(チャイニーズタイペイ)
3位:陳建安/鄭怡静(チャイニーズタイペイ)、メルズリキン/ノスコワ(ロシア)
 ITTF(国際卓球連盟)のYouTubueチャンネルで韓国オープンの「ベスト10ラリー」動画が公開された。日本選手もたくさん出てきますので、ぜひご覧ください。

【DHS Top 10 – 2015 Korea Open】
https://www.youtube.com/watch?v=qKUN1TQbXfI
 7月1〜5日に韓国の仁川でITTFワールドツアー・韓国オープンが開催され、女子シングルス決勝で福原愛(ANA)が伊藤美誠(スターツSC)を破り優勝を果たした。
 女子シングルス、第1シードの石川佳純(全農)が2回戦でチェ・ヒョジュ(韓国)に敗れる中、第2シードの福原は2回戦で平野美宇(JOCエリートアカデミー)、準々決勝で前田美優(日本生命)と日本の若手を退け決勝へ進出。決勝では2回戦で平野早矢香(ミキハウス)、準々決勝では石川を破ったチェ・ヒョジュを下し勝ち上がってきた伊藤と対戦。五輪代表を争うバック表同士の注目の一戦は福原が4-0のストレートで伊藤を下し福原に軍配。福原は6月のオーストラリアオープンに続き今季2勝目を上げた。

 男子シングルスは第1シードの水谷隼(beacon.LAB)とジャパンオープンで準優勝と活躍の吉村真晴(愛知工業大)が1回戦で敗れる波乱の中、第2シードの丹羽孝希(明治大)が準決勝へ進出。準決勝では朱世爀(韓国)に0-4のストレートで敗れたものの3位入賞を果たした。決勝は鄭栄植と朱世爀の韓国選手の決戦となり、鄭栄植が朱世爀を破り地元優勝を決めた。

 また、女子ダブルスでは平野美宇/伊藤美誠が、アンダー21では吉田雅己(愛知工業大)と浜本由惟(JOCエリートアカデミー/大原学園)がそれぞれ優勝を果たした。

優勝と日本選手上位の記録は以下のとおり。

【韓国オープン結果】
● 男子シングルス優勝:鄭栄植(韓国) ※3位:丹羽孝希
● 女子シングルス優勝:福原愛 ※2位:伊藤美誠  
● 男子ダブルス優勝:鄭栄植/金珉鉐(韓国)※3位:水谷隼/吉田雅己
● 女子ダブルス優勝:平野美宇/伊藤美誠 ※2位:早田ひな/佐藤瞳
● 男子アンダー21優勝:吉田雅己 ※2位:町飛鳥
● 女子アンダー21優勝:浜本由惟 ※2位:前田美優、3位:佐藤瞳、宋恵佳
 昨日終わったジャパンオープンで大活躍した吉村真晴(愛知工大)が7月2日に発表予定の世界ランキングで18位近辺に浮上する見込みとなった。

 今回、自分より格上の同19位の鄭栄植(韓国)、11位の唐鵬(香港)、16位の朱世赫(韓国)を3連破し、準決勝では尚坤(中国)を下し決勝へ。許昕には敗れたが、2位となりボーナスポイントとして48ポイントを獲得した。

 編集部による計算では吉村は現在のランキングポイント2309ポイントから2428ポイントと、大幅にポイントを上げ、おそらく世界ランキングを18位付近まで上げると予想される。(7月3日追記:実際は7月のランキングで20位となった)


 日本男子は、水谷隼(beacon.LAB)が5位(6月現在)、丹羽孝希(明治大)が11位につけていて、7月のランキングでは吉村が26位の松平健太(JTB)、27位の村松雄斗(東京アート)を抜き、日本男子3番手につけることになる。


 ワールドツアーは今週始まる韓国オープン、8月の中国オープン、ブルガリアオープン、チェコオープンの4大会(日本はピョンヤンオープン不参加)を残し、9月発表の世界ランキングによって五輪アジア大陸予選に出場する日本代表のシングルス枠2名が決まる。3番手は強化本部推薦で決まる。

 ランキング急上昇の吉村は、残りのワールドツアーの成績によっては丹羽の2552ポイント(7月発表世界ランキングポイント・編集部調べ)を抜いて日本の2番手に上がる可能性も出てきた。

 日本女子は石川佳純(世界ランキング5位=6月現在・全農)を先頭に、8位の福原愛(ANA)、9位の伊藤美誠(スターツSC)、16位の平野早矢香(ミキハウス)、19位の平野美宇(JOCエリートアカデミー)などによる代表権争いが熾烈を極めているが、男子ともどもワールドツアーから目が離せない状態となっている。
前期日本リーグ広島大会の女子入れ替え戦が、本日、6月29日(月)17:30より静岡・湖西市アメニティプラザ(サブアリーナ/静岡県湖西市吉美3294-48)にて行われる。

1部7位のアスモは1部残留をかけて、そして2部2位の豊田自動織機は1部昇格を目指した戦いとなる。入場料は無料なので、近隣の方はぜひ会場へ!

なお、試合の模様はインターネットでもライブ配信されるとのこと。
こちらもぜひチェックを。
●JTTL公式Ustreamチャンネル
http://www.ustream.tv/channel/jttl


詳細は日本卓球リーグ実業団連盟ホームページへ
http://www.jttl.gr.jp
 6月26日より埼玉・所沢市民体育館で行われた関東学生選手権が終了。ジャパンオープンと日程が重なり、丹羽孝希や森薗政崇(ともに明治大)や大島祐哉(早稲田大)らは欠場したが、熱戦が展開された。その中で男子シングルスは厚谷武志(専修大)、女子シングルスでは温馨(日本体育大)が優勝。各種目の結果は下記のとおり

【男子シングルス】
優勝:厚谷武志(専修大)
準優勝:有延大夢(明治大)
3位:松下海輝(明治大)、北原大輝(専修大)

【女子シングルス】
優勝:温馨(日本体育大)
準優勝:佐藤優衣(淑徳大)
3位:山本怜(中央大)、小鉢友理恵(東京富士大)

【男子ダブルス】
優勝:田添健汰/郡山北斗(専修大)
準優勝:松浦佑紀/北原大輝(専修大)
3位:山本勝也/平野晃生(早稲田大)、滝澤拓真/坪金衛(明治大)

【女子ダブルス】
優勝:鈴木李茄/安藤みなみ(専修大)
準優勝:温馨/遠藤彩華(日本体育大)
3位:小鉢友理恵/林めぐみ、池上玲子/後藤奈津美(ともに東京富士大)

 男子シングルス優勝はカットマンの厚谷。準々決勝で德永(中央大)に逆転勝ちで準決勝に進出すると、準決勝では後輩の北原を下して決勝へ。決勝は有延にカット打ちのミスが目立ち3-1と厚谷が王手をかけるも、5ゲーム目のタイムアウト以降、有延が息を吹き返し、勝負は最終ゲームまでもつれたが、厚谷がドライブの引き合いを次々に制し、初優勝を決めた。専修大としては平成24年度大会の王凱(現東京アート)以来3年ぶり、そしてカットマンとしては平成1年度大会の渋谷浩(当時明治大)以来の優勝となった。
 女子シングルス決勝は昨年の全日学選抜決勝の再戦となったカードを温馨が制し初優勝。様々な位置からドライブ、ミート打ちを織り交ぜて放つ裏面打法に加え、フォアのカウンタードライブも随所に決まった。

 ダブルスでは専修大ペアがアベック優勝。男子は同士討ちの決勝を田添/郡山がストレートで制し、女子は春季リーグ戦でも活躍を見せた鈴木/安藤が温馨/遠藤のパワーを封じ、優勝を決めた。

 なお、この大会の模様は卓球王国9月号(7月21日発売)に掲載予定ですのでお楽しみに。
  • 男子シングルス優勝・厚谷武志(専修大)

  • 女子シングルス優勝・温馨(日本体育大)

  • 男子ダブルス優勝・田添健/郡山(専修大)

  • 女子ダブルス優勝・鈴木/安藤(専修大)

 第28回全国ラージボール大会が愛知県・豊田スカイホールで開催され、今年もおよそ2600名のラージボールプレーヤーが参加。4日間にわたって行われた大会で、各カテゴリーでチャンピオンが決定した。

 男子シングルス一般A(イ)では香坂亮志(東京・天狗乃舞)が3連覇を達成。決勝では勢いに乗る鶴田悠希(栃木・桜クラブ)を気合いの入ったプレーで退けた。男子シングルス一般A(ロ)では内田康裕(大阪・大阪サンフレンド)が初優勝。
 大会最終試合となった男子シングルス40Aは藤本武司(東京・ニッタクサンフレンド)が大貫憲司(栃木・KSK卓球クラブ)との激しい打ち合いを制した。
 女子シングルス一般Aは影浦瑞華(東京・杜卓球クラブ)が3度目の出場で初優勝に輝いた。準優勝の上田早織(大阪・吉岡SC)は珍しいハンドソウラケットを巧みに操り、コースを的確に突くバックハンドが光った。
 混合ダブルス一般Aはともに全国ラージ初参戦という森普之/石田亜沙美(愛知・みつのきTTC/Ahsh.TTC)がグループリーグ2位通過から見事に地元優勝を果たした。

 他のカテゴリーでも熱戦続出の今大会の模様は9月号(7月21日発売)にて掲載予定ですのでお楽しみに!
  • 3連覇達成の香坂

  • 内田はうれしい初優勝

  • 女子一般Aは影浦が制す

  • 地元愛知でVの森/石田

 6月18~19日に東京の味の素ナショナルトレーニングセンターで2015年アジア選手権大会の女子日本代表選手選考会が行われ、田代早紀(日本生命)が優勝し代表に内定された。

 初日の18日は21名を4グループに分けてリーグ戦が行われ、各リーグ上位2名に世界ランキング上位者8名をプラスした16名で決勝トーナメントを実施。田代は伊藤美誠(スターツSC)、若宮三紗子(日本生命)を下して決勝へ進出。決勝では準決勝で平野美宇(JOCエリートアカデミー)を下したチームメイトの石垣優香(日本生命)をゲームオールの末下し優勝。9月26日~10月3日にタイ・バンコクにて行われるアジア選手権大会の代表内定を決めた。

代表にはすでに平成26年度全日本選手権優勝者として石川佳純(全農)が、2014年6月1日~2015年5月31日までの国際大会において世界ランキング20位以内の選手に3名以上勝利したとして福原愛(ANA)が内定しており田代を含め3名の内定が確定したこととなる。残り2名の代表選手は強化本部の推薦により決定する予定だ。
 2015世界選手権蘇州大会の冠スポンサー・中国の自動車メーカー・クオロス(Qoros)の車でドライブしながらのインタビュー「Qoros Driving with the Stars(クオロス-スター選手とドライブ)」の福原愛選手(ANA)編がITTF(国際卓球連盟)のYouTubeチャンネルで公開となった。インタビューの回答は中国語(英語のキャプション付き)で、福原選手の流暢な中国語も聞けます。お楽しみに。

【Qoros Driving wit the Stars – Ai Fukuhara】(2分37秒)
https://www.youtube.com/watch?v=GzFlrf9RuVA&feature=youtu.be

以下はインタビュー内容の要約。
Q:自撮りポーズを見せてください
福原選手:(ピースサインでニコリ)

Q:今後行ってみたい場所はどこですか?
福原選手:オーストラリアとハワイです。コアラを見たことがないので見に行きたいです。ハワイは母がいつもハワイに行きたがっているので一緒に行きたいですね。

Q:中国で一番印象に残っている場所はどこですか?
福原選手:それぞれの場所が印象に残っているので一番を決めるのは難しいですね。どうしてもひとつ選ぶなら、中国に初めて5歳で行った場所になります。

Q:ロマンチックですか?
福原選手:全然ですね(笑)

Q:知ってる中国の早口言葉で一番難しいのは何ですか?
福原選手:「○×△□※・・・・・・(中国語)」

Q:卓球での一番の成功と言えるのは何ですか?
福原選手:(ロンドン)オリンピックの女子団体で銀メダルをとったことです。

Q:もし、卓球ウェアをデザインできるとしたらどんなデザインにしますか?
福原選手:デザインの才能はないので、他の人にデザインしてもらった方がいいですね。ピンクは好きです。でも、頭の先からつま先までピンクにしたら恐いですよね。

Q:縁起をかつぐとしたら、一番は何ですか?
福原選手:毎朝コンタクトレンズを入れますが、大会の日には左目から入れます。

Q:猫派? それとも犬派?
福原選手:犬が好きです。

Q:ドライブをしていて良い景色があったら、車を止めますか? それとも運転を続けますか?
福原選手:止まりやすい場所だったら少し止まります。写真を撮りたいので。