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トピックス

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 このコーナーで紹介したイベント『森のnight cafe(ナイトカフェ)』(千葉県・流山市 8月5日〜8日)が、昨夜、卓球のスペシャルイベントを最後に幕を閉じた。
 初日の5日には四元奈生美さん&流山アストロズ卓球倶楽部の面々が指導者になって、『手ぶらで卓球教室』を開催。「卓球初めて!という子どもたちも集まってくれて、多くの子どもたちが卓球の面白さを感じとってくれたようです」と四元さん。
 6日と7日は夕方5時から『ナイト卓球』と題し、会場に三英の卓球台を設置して、初心者、経験者問わず、自由に球を打ち合った。ひとりで参加した人にも、三英のスタッフが対応。文字通り老若男女が、暑い夜を思いっきり熱くなって過ごしたようだ。
 そして、最終日となった昨日、8日。午後6時半から特設ステージにて卓球トークショー。参加者は、岸川聖也選手、藤井寛子(現姓・下川)さん、四元奈生美さん、坂本竜介さんの豪華メンバー。MCの女性が、卓球についてのいろいろな質問(「卓球を始めたきっかけ」「卓球をやっていて良かったと思うこと」などなど)を投げかけて、ひとりずつが答えるという形式で進行された。
 トークショーが終わると、卓球台のある場所に移動して、4人によるデモンストレーションが行われた。さらに、午後7時半からは、予めスペシャルチケットをゲットしたラッキーな人が、4人とそれぞれ時間を決めて打ち合うことができるというコーナー。子どもから大人までいろいろな人が、世界レベルのトッププレーヤーと球を打ち合った。皆、一様に頬を紅潮させ、時間が来ると、相手をしてくれたトッププレーヤーと固い握手をしてその場を後にする。
 卓球台の周りは多くの人で埋め尽くされ、トッププレーヤーに果敢に攻撃を仕掛ける参加者には、大きな拍手が送られた。唯一、現役の岸川聖也選手に、イベントの途中で参加した感想を聞いてみた。「めちゃ、楽しいですねー。このように外で行うイベントに参加するのは初めてですが、とても気持ちいいです。どこでもやれる卓球っていいな、と改めて思いました」。
 この日は、夕方になると暑さもいくぶん収まり、心地良い風が頬をなでる。流山の夜は、最後の最後まで盛り上がっていた。                    写真提供:高橋和幸氏(PACO)
  • 左から坂本竜介氏、岸川聖也選手、四元奈生美さん、藤井寛子さん

  • 昼間は卓球台を開放し、ゲーム感覚の催しを実施

  • トークショーは屋外の広場で行われた

  • トークショーの周りには、沢山の人が集まった

  • 4人によるデモンストレーション

  • 斜俯瞰からとらえた図。真ん中の白い電灯の手前に卓球台がある

  • 岸川選手の大ファンという女の子と

  • 坂本さんも真剣に丁寧に打ち返す

 8月4・5日、北海道の湿原の風アリーナ釧路で開催された『2015年日韓実業団卓球定期戦〈日本シリーズ〉』。日本リーグ・韓国実業団連盟よりそれぞれ男女各8選手が参加し、団体戦と個人戦を行った。トーナメントで争われたシングルスでは、男女ともにベスト4を日本リーグ選手が占めた中、男子は張一博(東京アート)、女子は宋恵佳(中国電力)が頂点に立った。

記録の詳細は以下へ(日本卓球リーグ実業団連盟HP内)
http://www.jttl.gr.jp/taikairesult/2015/03/27-2.php

●日本卓球リーグ実業団連盟HP
http://www.jttl.gr.jp
 7月31日から8月2日まで「第一三共ヘルスケア・レディース2015 第38回全国レディース卓球大会」が秋田県・秋田市立体育館で開催された。団体戦では5連覇中のHPC(大阪)が、チャイム(神奈川)とのベスト8決定戦で1番を落とし、2・3番も接戦となる苦しい展開となるも、その試合を3-1で乗り切った。そして、その後は盤石の強さを見せて一気に優勝、6連覇という新記録を樹立した。
 また、年代別にA・B・Cと分かれるダブルスでも熱戦が繰り広げられ、各カテゴリーでチャンピオンが誕生した。
 上位記録は以下の通り。詳細は卓球王国10月号(8/21発売)で報道する。

●団体
優勝:HPC(大阪)
準優勝:狭山フレンズ(埼玉)
3位:所沢レディース(埼玉)、駒場クラブ(埼玉)

●ダブルスA
優勝:安部香織/笹川伊都子(長吉卓球センター)
準優勝:鯉江明美/鈴木理子(サクセス)

●ダブルスB
優勝:三浦弘子/安藤洋子(杉並卓球クラブ)
準優勝:滝沢貴子/尾留川直美(全横会 三菜会)

●ダブルスC
優勝:持田恵子/船ヶ山昌子(サクセス)
準優勝:小林浩子/大野理知子(竹の子枚方クラブ)


記録の詳細は秋田県卓球協会のページで公開されています。
http://www.atta.sakura.ne.jp/mail/?p=235
  • 6連覇を達成したHPC、大応援団と

 7月29日〜8月2日に朝鮮民主主義人民共和国(以下、北朝鮮)のピョンヤンでITTFワールドツアー・ピョンヤンオープンが行われた。男女シングルスとダブルスの4種目が行われ男子シングルスでは第3シードのチェ・イル(北朝鮮)が第1シードのパク・シンヒョク(北朝鮮)を4-1で破りタイトルを獲得した。

 女子では国際大会初参戦となるペンホルダーのスン・チェン(中国)が北朝鮮のキム・ヘソン、リ・ミギョンらを下し決勝へ進出。決勝では2014年世界ジュニア3位の何卓佳(中国)を4-2で下し優勝を飾った。今大会、日本選手の参加はなかった。

【ピョンヤンオープン優勝記録】
● 男子シングルス優勝:チェ・イル(北朝鮮)
● 女子シングルス優勝:スン・チェン(中国) 
● 男子ダブルス優勝:チェ・イル/パク・シンヒョク(北朝鮮)
● 女子ダブルス優勝:キム・ソンイ/リ・ミョンスン(北朝鮮)

■ITTF YouTube動画

ピョンヤンオープンの様子
https://www.youtube.com/watch?v=-pGkJhDJysA

女子決勝ハイライト↓
https://www.youtube.com/watch?v=RjDSEJnaQ7E
 ITTF(国際卓球連盟)が2015年世界戦蘇州大会のバックハンドベスト10動画をyoutubeチャンネルに公開。ナンバー1に輝くのは誰のバックハンドか?!
お楽しみに!

【2015世界戦蘇州大会バックハンドベスト10】
https://www.youtube.com/watch?v=fysMo1M11Tg
本誌で隔月連載中の『ハツラツ★ピンポン』でお馴染みの福澤朗アナの特設サイトが、今月オープンされた。

これは、福澤アナの「フリーアナウンサーになって丸10年」を記念に作られたもので、スペシャルコンテンツとして福澤アナのボイスデータのダウンロードができる。
福澤さんの代名詞とも言える「ジャストミート!」はもちろん、「燃えてゆけ!ファイヤー!」「君に幸あれ!」など、福澤ボイスは全部で8種類。
期間限定サイトなので、今すぐゲットしにいこう!

http://justmeet-fukuzawa.com
  • 最新9月号の『ハツラツ★ピンポン』では、いま注目の「卓球療法」をリポート

 7月22〜26日にマレーシアのクアラルンプールで第21回アジアジュニア選手権大会が開催された。日本からは男子7名、女子7名の計14名の選手が出場しシングルス種目ではジュニアで三部航平(青森山田高)が、カデットでは金光宏暢(JOCエリートアカデミー)と塩見真希(ミキハウスJSC)がそれぞれ3位入賞を果たした。
 
 ジュニアとカデットで全11種目が行われたが、シングルス種目の決勝は全て中国選手同士の対決。ジュニア男子では昨年の世界ジュニア3位の薛飛が、ジュニア女子も同じく世界ジュニア3位の陳可が同士討ちを制し優勝を果たした。

 今大会、最終的に中国が全11種目を制覇。日本は善戦するも中国の壁を破ることは難しかった。

 優勝記録と日本の上位記録は以下のとおり。

【アジアジュニア選手権優勝と日本の上位記録】
● ジュニア男子団体優勝:中国 ※日本(三部、及川、龍崎、木造):3位
● ジュニア女子団体優勝:中国 ※日本(佐藤、早田、加藤、浜本):2位
● カデット男子団体優勝:中国 ※日本(宇田、金光、田中):3位
● カデット女子団体優勝:中国 ※日本(塩見、皆川、長﨑):3位
● ジュニア男子シングルス優勝:薛飛(中国) ※三部航平:3位
● ジュニア女子シングルス優勝:陳幸同(中国) 
● カデット男子シングルス優勝:彭飛龍(中国) ※金光宏暢:3位
● カデット女子シングルス優勝:銭天一(中国) ※塩見真希:3位
● ジュニア男子ダブルス優勝:劉丁碩/朱誠(中国) ※木造勇人/三部航平、及川瑞基/龍崎東寅:3位
● ジュニア女子ダブルス優勝:王曼昱/陳可(中国) ※早田ひな/佐藤瞳:3位
● 混合ダブルス優勝:朱誠/王曼昱(中国)
 全日本実業団選手権でのサプライズは男子のJR北海道のベスト4入賞だった。ベスト8決定では信号器材、準々決勝ではベスト8常連のリコーに競り勝ち、チーム創部以来初のベスト入りを果たした。
 特にリコー戦では荻原・中尾のダブルスが勝ち、ラストの荻原が高岡に完勝した。

 同チームの鯵岡総監督のコメント。「初のベスト4入りはうれしいですね。日本リーグでも勝てなかった信号器材に勝てたのが大きかった。リコー戦での荻原も強かった。良い試合ができた」
 実業団ベスト4で全日本選手権・団体の出場の資格を得たのだが、なんとその日は全日本選手権の北海道予選と重なっているとのことで、全日本団体は棄権。うれしさもスケジュールもすべてに「想定外」。
 一時はJR北海道での事故などの影響で、活動自粛を余儀なくされたこともあったが、卓球部は継続して努力してきた。その成果が実り、北海道の卓球愛好者を勇気づける入賞となった。
  • 飛行機に間に合わないということで表彰式に出られなかった。これも「想定外」

全日本選手権ホープス•カブ•バンビの部が、7月24〜26日、兵庫県神戸市で行われた。

ホープス男子は、張本が圧倒的な実力で優勝し、見事6連覇を達成した。また妹の美和もバンビ女子で優勝を果たし、兄妹揃っての同時Vとなった。

ホープス女子は、優勝候補筆頭の木原が優勝。準決勝の遠山戦は厳しい戦いとなったが、決勝では危なげなく菅澤を下し、5年生にしてホープスを制した。

各種目の優勝、準優勝は以下のとおり。

ホープス男子
優勝:張本智和(仙台ジュニアクラブ)
準優勝:中川泰雅(TCマルカワ)

ホープス女子
優勝:木原美悠(ALL STAR)
準優勝:菅澤柚花里(酒匂卓球キッズ)

カブ男子
優勝:中村煌和(畳和卓球)
準優勝:杉本和祗(礼武道場)

カブ女子
優勝:上田紫乃(TSIジュニア)
準優勝:阿久根みこ(双葉卓球クラブ)

バンビ男子
優勝:松島輝空(田阪卓研)
準優勝:吉山和希(羽佳卓球倶楽部)

バンビ女子
優勝:張本美和(仙台ジュニアクラブ)
準優勝:姚梓旋(卓伸クラブ)

※大会の詳報は、8月発売10月号に掲載いたします
 千葉のポートアリーナで行われた全日本実業団選手権で、男子は協和発酵キリンが、女子は日立化成がともに2連勝を達成した。

 協和発酵キリンは準決勝で東京アートを3−0で下し、決勝はシチズンを3−1で下し、2連勝を達成。アート戦、シチズン戦のトップで勝利し、勢いづけた平野の活躍が光った。また準々決勝でリコーを破ったJR北海道が初のベスト4進出を果たした。
 女子は、昨年に続き日立化成が優勝。準決勝の日本生命、決勝のサンリツを3−2の大接戦で倒した。ラストで大活躍した松澤のプレーが光った。

●男子準決勝
協和発酵キリン 3−0 東京アート
シチズン    3−0 JR北海道
●男子決勝
協和発酵キリン  3−1 シチズン

●女子準決勝
日立化成    3−2  日本生命
サンリツ    3−1  十六銀行
●女子決勝
日立化成    3−2  サンリツ

  • 男子で優勝した協和発酵キリン

  • 女子で優勝した日立化成