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卓球王国WEBのブログでも大人気の松平賢二選手(協和発酵キリン・元日本代表、全日本社会人選手権優勝)のマネージメントをノースプロダクション(東京)が行うことが決まった。
ノースプロダクションには卓球大好きの福澤朗さんや、元五輪メダリストの平野早矢香さんなどが所属。
爽やかなイケメン選手と言われる松平選手は、現役選手としての活躍のみならず、今後、テレビ等への出演が増えて、卓球の魅力を伝えることが期待されている。

●松平賢二選手のコメント
「この度、ノースプロダクションにマネージメントしていただくことになりました。
より一層、卓球に集中できる環境を整えていただき、目標であるである日本代表復帰を目指します。
 同時に今後は卓球の普及にもどんどん取り組んでいきたいと考えています。卓球の魅力、面白さを一般人や卓球ファンの皆様に伝えられるように活動していきたいです。今後とも応援、宜しくお願い致します」

 7月5日、卓球総合メーカーの㈱VICTAS(本社・東京都港区、兒玉義則・代表取締役社長)が、JOCエリートアカデミー所属の中学1年生・小塩遥菜(おじお・はるな)と6年間のアドバイザリー契約を締結したことを発表した。

 小塩は、17年全日本選手権ホープスの部優勝、東アジアホープス大会優勝。今年6月のITTFワールドツアー・ジャパンオープン荻村杯では、16年世界ジュニア女子複優勝のディアコヌ(ルーマニア)に勝利、スッチ(ルーマニア)との対戦では、スッチの変幻自在のカット打ちを低く正確なカットでしのぎ競り合うなど、存在感を放っていた。

● ㈱VICTAS・兒玉義則代表取締役社長のコメント「様々な大会で入賞されている小塩選手には、新世代として今後の更なるご活躍を期待しています。VICTASは、世界へ挑戦していく小塩選手を全力でサポートしてまいります。」


 
  • VICTASと6年間の契約をした小塩遥菜(写真提供:VICTAS)

 シンガポールでの「ITTF(国際卓球連盟)はスポーツマスター(Sportsmaster・創設者フランク・ジー)と新たなプロフェッショナル・プラットフォームを確立する契約を締結」の会見に立ち会い、どこか具体的な事業構想が見えないまま、釈然としない気持ちを抱きながら、その夜にT2 APAC(通称T2)の関係者と食事をした。会見でITTFが語った「T2によるダイヤモンドイベント」とは何だろう……。

 T2関係者との話では、会見では語られなかった卓球イベントの将来像が見えてきた。予想はしていたが、2年前にフランク・ジー社長の「シーマスター」(本社上海)がITTFワールドツアーの冠スポンサーになっているが、それはT2を意識したものだった。フランク・ジーはT2の創設者でもある。
 もともと数年前にフランク・ジー社長と会った時に、彼はすでにスタジオを使った卓球エンターテインメントを考えており、トップ選手を集めるためにITTFとの協力が必要と考え、数億円と言われるスポンサーマネーでITTFとの関係を築いたのだ。

 彼はワールドツアーのメインスポンサーになることを目的とし、満足する男ではなかった。自身も大ファンである卓球というスポーツを現代風に、若者たちさえも惹きつけるようなスポーツにしたかった。ワールドツアーのスポンサーはあくまでも手段だ。

 昨年、スタートさせたT2は内容的には大成功だった。ただ、リターン(収益)がなかったのが最大の誤算。そこでT2は方針を転換した。今のままでは一発屋、ただお金を使っただけのものになる。ITTFと組み、よりスポンサーをつけやすくして、公式イベントにして、卓球ファンや一般の人に大会を認知してもらう。さらにT2が考案したいくつかの新ルールを基本ルールに組み込ませることも可能になるだろう。

 まず2019年からT2をシングルスイベントとして、ワールドツアーの中に組み込む。現在、最高レベルのツアーがプラチナ。さらにその上の「ダイヤモンド」として、何戦か行い、最高レベルの賞金大会にして、世界ランキングも与える。現在のツアーには100名を超す選手が参戦できるが、「ダイヤモンド」では20数名程度に絞り込む。
 高い賞金に世界ランキングがつくとなれば、トップ選手は否応なしに参戦する。そこではT2による「ダイヤモンド・ルール」(仮称)を適用する。特に来年は五輪前なのでトップ選手にとっては、この大会に選ばれれば、賞金と世界ランキングを手にできるチャンスとなる。参加できる選手をどのように選んでいくのかが次の課題だろう。
 この新イベントは現存のワールドツアー、ブンデスリーガ、Tリーグなどのプロリーグのスケジュールにも大きく影響を与えることは必至だ。

 T2(もしくはスポーツマスター)としても今までのように多大な出費と少ないリターンではなく、少なめの出費(それでも数億円規模か)で、リターンのある大会を構築して、卓球を変革できるのならば願ったり叶ったりだろう。

 T2が単発で終わりそうになった時に、フランク・ジー社長はワールドツアーのスポンサーを含め、卓球から撤退することも可能だったはずだ。しかし、彼は形を変え、ITTFとの共同作業を仕掛けてきた。すでに10億円を超えるお金を卓球につぎ込んできて、その知恵袋には切れ者のジェフ・チューT2 CEOもいる。
 時に革命的な変化というのは、協会・連盟という公的機関ではなく、T2のような民間レベルの知恵と財力がものを言うのかもしれない。「これ以上、仕事を増やさないで」というのが公的機関の常だが、収益性のあるイベントを打ち続けるのが民間パワーなのだ。
 T2は第2フェーズに入るための準備を着々と進めている。 (今野)
  • シーマスターのフランク・ジー社長

  • T2のジェフ・チューCEO

 7月2日、10月に開幕するTリーグの男子チーム「岡山リベッツ」が、新たに4選手と契約が合意に達したことを発表した。

 岡山リベッツの新メンバーは以下のとおり(WR=7月発表世界ランキング)

上田仁:全日本社会人3連覇、17年度全日本選手権男子複準優勝 WR26位
李尚洙(韓国):リオ五輪韓国代表、17年世界選手権単複3位 WR7位
柏竹琉:18年ジュニアサーキット スロバキア大会団体優勝・単準優勝 岡山出身
横山友一(選手兼コーチ):元全日本男子複準優勝 岡山出身 

 これにより、すでに岡山リベッツと契約締結している吉田雅己、森薗政崇と合わせてメンバーは6名になり、キャプテンは上田が務めることも発表された。


■岡山リベッツ 公式サイト
https://okayama-rivets.com/
 
  • 上田仁

  • 李尚洙

  • 柏竹琉

  • 横山友一

  • 岡山リベッツのロゴ

 一般社団法人Tリーグ(東京都文京区)が、7月1日付けで就任した新理事15名を発表した。また、代表理事 理事長を交代し、藤重貞慶氏は理事に就任。新たに、代表理事 専務理事だった松下浩二氏が、代表理事 理事長(チェアマン)に就任したことも発表された。
 Tリーグの新任理事は以下のとおり(50音順 敬称略)

荒木田 裕子(あらきだ ゆうこ)  公益財団法人日本バレーボール協会 理事
大森 京太(おおもり きょうた)  株式会社三菱総合研究所 取締役会長
柏原 哲郎(かしわばら てつろう) T.T彩たま株式会社 代表取締役社長
栗山 貴行(くりやま たかゆき)  一般社団法人Tリーグ 事務局長  弁護士
高橋 義雄(たかはし よしお)   筑波大学大学院人間総合科学研究科 准教授
鶴 宏明(つる ひろあき)     B.MARKETING株式会社 代表取締役
畑山 進(はたけやま すすむ)   株式会社Tマーケティング 代表取締役社長
平田 竹男(ひらた たけお)    早稲田大学大学院スポーツ科学研究科 教授
福原 愛(ふくはら あい)     ANA
藤重 貞慶(ふじしげ さだよし)  公益財団法人日本卓球協会 会長
星野 一朗(ほしの いちろう)   公益財団法人日本卓球協会 専務理事
前原 正浩(まえはら まさひろ)  公益財団法人日本卓球協会 副会長
松下 浩二(まつした こうじ)   一般社団法人Tリーグ 代表理事
宮崎 義仁(みやざき よしひと)  公益財団法人日本卓球協会 常務理事 
村上 恭和(むらかみ やすかず)  日本生命卓球部 総監督

■一般社団法人Tリーグ
http://tleague.jp/
 「歴史的な大きな発表になる」というITTF(国際卓球連盟)の触れ込みだった、シンガポールでの記者会見。そこでは構想は語られたが、具体的なものはまだ見えなかった。

 昨年スタートしたT2 APAC(通称T2)。トップ選手を集め、画期的な試合のやり方で世界の卓球界に新風を吹き込んだイベントだった。数億円とも言われたその経済的なバックボーンはフランク・ジー社長の「シーマスター」。中国とシンガポールを中心とした海運業の会社だ。大の卓球ファンであるフランク・ジー社長はかねてから抱いていた「卓球の魅せる化」構想をT2で体現しようとした。
 それはスタジオを使ったショーアップと10台以上のカメラを駆使する映像、時間制限制とキルゾーンシステムによるエキサイティングな試合、10-10になってからのジュースなしのゲーム決定法、たくさんのボールを使ったマルチボールシステム、などの革新的なルールも実行した。試合はすべてYouTubeでライブ配信された。

 トップ選手のスケジュールやITTFとの調整を考えてか、その前に母体のシーマスターはワールドツアーのスポンサーにもなった。ところが、実質的にはこのT2にスポンサーや放映権を求める会社がついてこなかった。それが最大の誤算だっただろう。本来2シーズン目を迎える2018年に、T2はスタートできなかった。
 誰しも面白いと感じたイベントだったが、スポーツビジネスの難しさを感じさせる状況だった。

 そこでT2が打った次の手がITTFとのジョイントだった。「スポーツマスター」という組織にして、T2をITTFのイベントの中に組み込み、そこでの試合が世界ランキングにも反映されるというものだ。しかし、それが今までのようなチーム戦になるのか、個人戦になるのか、ITTFのスティーブ・デイントンCEOは言及しなかった。「これからテストを行い、良い方法を考えていく。重要なのは仕組みを作ることだ」と会見後にコメントした。

 ITTFとは別のプライベートイベントではなく、ITTFのイベントとして行うことで、まずスポンサー獲得が容易になり、世界ランキングが関係することで、よりトップ選手が集めやすくなるというメリットはある。
 結果として、T2で好評だった試合ルールがITTFの基本ルールを変えることも十分に予想できる。
 もしこのコラボレーションがうまく機能するならば、民間レベルでの興行が世界の流れを変えることに発展するかもしれない。
 T2に関する情報は今後も、卓球王国の誌面やWEBでお伝えする予定だ。
  • 昨年12月に行われたT2グランドファイナル

  • 男子シングルス優勝のボルとフランク・ジー氏

 7月2日にシンガポールでITTF(国際卓球連盟)はスポーツマスター(Sportsmaster)と新たなプロフェッショナル・プラットフォームを確立する契約を締結したことはすでに紹介した。
 ITTFは、2021年までに卓球をよりプロフェッショナル化する革新的な計画を発表。この発表の一環として、ITTFはスポーツマスターと2021年に新しいプラットフォームを次のレベルに引き上げる統合された商用プログラムを作ることに合意した。
 この戦略は、ITTFワールドツアー、TTX(レジャー卓球)、世界ベテラン大会、およびT2 APACリーグをITTFの新しいプロフェッショナル・プラットフォームの下で統一することを意味している。
 
 ITTFとスポーツマスターとの契約の大事な部分は、ITTFがワールドツアーを完全にプロフェッショナル化するのをスポーツマスターが支援すること。 2019年と2020年には、ITTFはT2 APACにダイヤモンドイベントの権利を与える。そうすることで、T2 APACは、ワールドツアーを再構築し、次のレベルに引き上げ、2021年にスポーツの未来を変えるイノベーション・エンジンとして機能すると発表。ルールのフォーマット、ボールトラッキング技術、プレーヤー管理と放送革新などでT2のノウハウが発揮されるだろう。
 ITTFのスティーブ・デイントンCEOは次のように述べている。
「2021年の商業権を目指して、ITTFのイベントを分析して、私たちは、卓球を実際に世界のトップスポーツのひとつに変えていきたい。今日、我々は新しいプロフェッショナル・プラットフォームを発表した。これは世界選手権を持つスポーツにとって非常にユニークなもので、これは世界ランキングとオリンピックの出場資格に結びついています」

 ITTFのトーマス・バイカート会長は、「これは、卓球をよりプロフェッショナルにし、選手やファンのための新しい提案を作成することは、私たちにとって大きな一歩です。この変化は、長年のサポートとスポーツのさまざまなパートナーとの相乗効果の結果です。このパートナーシップの発展を率先してきたフランク・ジー氏の貢献に敬意を表したい」と語った。

 スポーツマスターの創設者であるフランク・ジーは次のように述べている。「卓球は未開拓の商業的な可能性を秘めています。ここ数年、私たちはITTFと協力してこの商業的可能性を発揮し、卓球をプロフェッショナル化し、世界的にも卓球がリーディングスポーツになると信じています」
  • スポーツマスター創設者のフランク・ジー氏(左)とトーマス・バイカートITTF会長

 7月2日、シンガポールのシャングリラホテルで、ITTF(国際卓球連盟)が新しい卓球の組織(プラットフォーム)を発表した。

 「新しい卓球の将来の形」と銘打った、今回の記者会見。この2年間、ワールドツアーのスポンサーをしてきた「シーマスター」(フランク・ジー社長)が新しく「スポーツマスター」という組織を設立し、ITTFはプロフェッショナル・プラットフォームを作るためにスポーツマスターと契約。シーマスターが昨年作り上げたT2 APAC(T2リーグ)はITTFの傘下に組み込まれ、ITTFはよりプロフェッショナル組織を作り上げると発表した。

 昨年スタートした革新的なプロリーグ「T2」リーグはITTFイベントの一環となり、形を変え、また場所を変えて発展していくことになる。具体的なイベントの計画はまだなく、今後団体戦で行われるのか、個人戦の形になるのかも不明だが、参加選手にとって世界ランキングの対象イベントになることの意義は大きい。画期的な試合方式で話題を集めた「T2」の、さらなる進化に注目が集まっている。

 下写真左は記者会見の様子、下写真右は握手を交わすITTFのバイカート会長(右から2番目)とシーマスターのフランク・ジー社長(同3番目)。
東京ドームシティ(文京区後楽1-3-61)の黄色いビル5階に、7月20日(金)、“卓球を遊ぶ。学ぶ。どちらでも楽しめる卓球スペース”『TaKuSuRu(タクスル)』がオープンする。
また、Nittakuが卓球教室を開催。

時間割・料金体制・講師など、詳細の開示情報は 7/10(火)に発表予定。

■東京ドームシティ卓球場『TaKuSuRu(タクスル)』 
https://www.tokyo-dome.co.jp/takusuru/

■東京ドームシティ Nittaku卓球教室
http://www.nittaku.com/community/tokyo-dome_takusuru/
埼玉県八潮市に卓球ショップを構えている「卓球家840」が、2号店を出店。
埼玉県草加市に卓球場をオープンする。

7月15・16日にオープニングイベントを開催予定で、現在参加者を応募中。
15日は秋のTリーグに参戦するTT彩たまのメンバーが登場、
16日はVICTAS特別講習会を予定。高木和健一選手や仲村錦治郎さんによる神のサービス特別講習会をしてくれるという。

各回とも100名定員となっており、専用サイトやFAXで応募しよう。

卓球家840草加卓球場
〒340-0055
埼玉県草加市清門1-256セーモンプラザ新館
電話&FAX:048-951-2242
定休日:水、日
卓球台9台、駐車場420台

イベント参加FAXは048-997-4436まで。
HPでの申込みはこちら
https://soukapingpong.jimdofree.com/