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 ITTF(国際卓球連盟)は新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に関わる影響について、4月15日(水)に会議を開き決定事項を以下の様に発表した。

●コロナウイルスに関する対策本部からの報告を受け、6月30日まで一時停止となっているITTF関連の大会及びイベントについて、停止期間延長等の決定は現時点では行わない。
●現在2020年3月発表分で一時凍結されている世界ランキングの4月分を今週末までに発表し、その後、大会が再開されるまで凍結する。
●柳承敏会長率いるKTTA(韓国卓球協会)並びに釜山の組織員会と協力し、再度日程を延期することとなっても、2020年世界選手権(団体戦)を必ず開催するようにする。
●IOC(国際オリンピック委員会)とIPC(国際パラリンピック委員会)の助言に基づき、各大陸連盟並びにITTFアスリート委員会と話し合い、現在保留となっているオリンピック、パラリンピックの予選会を2021年の開催とする。

ITTFは5月1日に再度会議を開き状況の検討を行い、最新情報を更新するとしている。

 日本学生卓球連盟は新型コロナウイルス感染症の影響を受け、6月25〜28日に開催予定だった全日本大学総合選手権・団体戦(通称・インカレ)の延期を発表。合わせて10月22〜25日に開催予定の全日本総合大学選手権・個人戦(通称・全日学)の日程を1日延長し(10月21日開幕)、インカレと全日学を同時開催すると発表した。
 会場は全日学が行われる愛知・スカイホール豊田。5日間の日程中、3日間ほどで団体戦を行う予定。出場校数や試合方式など詳細は後日決定となる。

 団体戦のインカレと個人戦の全日学が同時開催となれば、より多くの選手が会場に集まり、例年以上の盛り上がりが期待できる。昨日も春季関東学生リーグの中止が発表されるなど、各学連で大会中止の発表が相次いでいる。大学を卒業すれば、卓球に一区切りつける選手も多い。4年間という限られた時間でプレーする学生のためにも、一刻も早い事態の収束を願うばかりだ。
 関東学生卓球連盟は新型コロナウイルス感染症の影響により、4月25日から開幕予定だった2020年春季関東学生リーグ戦の中止を発表。延期、無観客での開催なども含め、開催を模索してきたが、無念の中止となった。

 男子は1〜6部、女子は1〜5部、全26ブロック(リーグ)から成っており、レベル、加盟校、加盟人数、日本学生界トップの関東学生リーグ。1・2部は公共の体育館を使用して試合を行うが、3部以下は各大学の体育館などを会場として開催される。現状では3部以下の22ブロックで会場を確保できているのは3ブロックのみという状況もあり、今後の会場確保が困難な状況となっていた。春季リーグを延期する場合、秋季リーグの開催前に試合を行う必要もあるため、スケジュール的に目処が立たないことから、中止の決断に至った。1946年秋季のリーグ再開以降、戦後初めての中止となった。
 5月開催予定の関東学生新人選手権、6月開催予定の関東学生選手権に関しては延期もしくは中止の検討を続けている状況だ。
  • 昨年度の春季リーグ閉会式の模様

 いよいよ今夜24時59分からテレビドラマ「FAKE MOTION -卓球の王将-」がスタートする。メインキャストを務めるのは映画『ミックス。』で気の弱いカットマンを演じた佐野勇斗。CM、テレビドラマ・映画と活躍の場を広げている古川毅、テレビドラマでの活躍が著しい北村匠海を始めとする人気若手俳優で構成された恵比寿学園男子部「EBiDAN」のメンバーが中心となり、他校と激しい卓球バトルを繰り広げる学園青春スポーツドラマになっている。

 劇中ではドラマならではの“必殺技”も飛び交うとのことなので、豪華俳優たちの格好良いプレーをぜひ見てほしい。

 また、ドラマ放送に先駆けて4月1日に出演陣で構成された「King of Ping Pong」が歌う主題歌「FAKE MOTION」(まふまふプロデュース)もリリースされた。4月4日のオリコンシングルランキング(デイリー)では3位に入るほどの人気を博している。

 この「FAKE MOTION -卓球の王将-」はドラマだけではなく、今後様々なメディアミックスを展開していくというが、その内容は随時発表されるので公式サイト、そして卓球王国も一緒にチェックしてもらいたい。

公式サイト
https://www.fakemotion.jp
公式Twitter&インスタグラム
@fakemotion_pj


ドラマ「FAKE MOTION -卓球の王将-」
4月8日(水) 24時59分~25時29分 日本テレビにて放送
動画配信サービスHuluとdTVで地上波放送終了後に見逃し配信スタート
 ITTF(国際卓球連盟)は開催が延期されている『Hana Bank 2020 世界選手権団体戦』について、今年9月27日〜10月4日に韓国・釜山で開催することを発表した。

 もともと今年3月22〜29日に開催が予定されていた世界選手権団体戦・釜山大会。ITTFは2月25日、新型コロナウイルスの感染拡大を理由に、6月21〜28日に延期することを発表した。その後、ITTFは3月29日に行われた会議で「海外移動を伴うすべてのITTF関連の大会及びイベント」を6月30日まで一時停止することを発表。世界選手権団体戦の新たな日時は今週中に発表するとしていた。

 韓国では新型コロナウイルスの感染拡大が抑えられてきたと報道されているが、世界規模でみればこの「パンデミック(世界的大流行)」はまだ収束の兆しが見えない。9月の大会開催も楽観視できない状況だが、ITTFはプレスリリースで「選手やコーチ、(会場を訪れる)ファンの健康と安全を最優先し、KTTA(韓国卓球協会)と引き続き情勢を見守っていく」とコメントを発表している。
 4月7日、(公財)日本卓球協会は、6月〜9月初旬までに予定されていた日本卓球協会主催の全国大会の開催を中止することを発表した。

 新型コロナウイルス感染症の感染者数の急激な増加による被害を憂慮しての判断で、日本卓球協会が主催する全国大会の開催については、大会開催の150日前までに可否の判断が行われることとなり、4月7日時点で以下の大会の中止が決まった。

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6/26-28 第33回全国ラージボール卓球大会(岩手・盛岡タカヤアリーナ)

7/10-12 第3回全日本ラージボール卓球選手権大会(福島・いわき市立総合体育館)

7/24-26 全農杯2020年全日本卓球選手権大会(ホープス・カブ・バンビの部)(兵庫・グリーンアリーナ神戸)

8/13-15 ロート製薬杯第38回全国ホープス卓球大会(愛知・一宮市総合体育館)

9/3-6 第70回全日本実業団卓球選手権大会(岡山・ジップアリーナ岡山)

■各ブロック大会
全国ホープス大会ブロック大会
8/1-3 北日本ホープス(岩手)、8/9-10 東日本ホープス(福井)、8/17-18 西日本ホープス(京都)、6/26-28 南日本ホープス(佐賀)

全国レディース大会ブロック大会
6/13 北海道ブロック、7/4-5 東北ブロック(山形))

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 なお、9月10日以降に開催が予定されている大会については、日本卓球協会のホームページで発表される予定だ。
 4月1日、卓球総合メーカーの株式会社VICTAS(本社:東京都港区、兒玉義則・代表取締役社長)が、パラ卓球(クラス11)の古川佳奈美(ふるかわ・かなみ)選手とアドバイザリー契約を締結したことを発表した。

 古川佳奈美選手は、2015年より「INAS(国際知的障害者スポーツ連盟)」に登録し国際大会へ出場。2018年ITTFパラ世界選手権大会(スロベニア)女子シングルス銅メダル獲得をはじめ国際大会で活躍している。


■古川佳奈美選手(22歳)のプロフィール
所属:博多卓球道場
戦型:右シェーク攻撃型
クラス:クラス11(知的障がい)
世界ランク:クラス11女子 5位(2020年4月)
〈主な戦績〉
2017年ドバイ2017アジアユースパラ競技大会女子シングルス3位
2018年ITTFパラ世界選手権女子シングルス銅メダル
2019年ITTF PTTジャパンオープン2019東京女子シングルス3位/女子ダブルス2位
〈使用用具〉
ZX-GEAR IN(ラケット)、VO>102(フォアラバー)、V>15 Extra(バックラバー)


●㈱VICTASの兒玉義則・代表取締役社長のコメント
「多くの大会で日本代表として活躍されている古川選手には、今後の更なるご活躍を期待しています。VICTASは、世界で戦う古川選手を全力でサポートして参ります。」
  • 古川佳奈美選手

 ITTF(国際卓球連盟)は新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に関わる影響について、3月29日に再度行われた会議での決定事項を以下のとおり発表した。

● 6月30日まで予定されている海外移動を伴う全てのITTF関連の大会及びイベントを一時停止とする
● 2020年の世界選手権釜山大会の新しい開催予定日は来週発表する
● 世界ランキングを2020年3月発表分で一時凍結し、イベントの延期や渡航制限などの影響を鑑み、調整が必要と判断される場合は考慮する方向で考える
● 2020年東京オリンピック/パラリンピック予選に関しての調整は、大会の開催日決定後に行われる
● ITTFの財政面につき、実行委員会は経費の削減に同意、シニアスタッフからは給料カットの提案も行われている。全体のコスト削減に向け現在、懸命に取り組んでいる。

ITTFは4月15日に再度会議を開き状況の検討を行うとしている。
 昨日、日本卓球協会の東京五輪代表の来年までの内定延長の了承を受けて、石川佳純選手(全農)は自身のホームページで以下のようなコメントを発表した。

皆さん、こんばんは。

今日、日本卓球協会の理事会で来年に延期される東京オリンピックでも、
出場の内定を頂きました。

今は世界中が大変な状況になっていて、ニュースを見るたびに心を痛めています。
まずは、皆さんと一緒に意識を高めて、この難局を乗り越えましょう。
そして一年後、更にレベルアップした自分で、
コートに立って2021年の東京オリンピックを笑顔で迎えられるよう、一日一日努力していきます。

皆さまも健康には十分ご留意され、お過ごしください。

石川佳純
  • 内定延長を受け、正式コメントを発表した石川佳純選手

 3月28日に日本卓球協会の理事会が開かれ、すでに内定していた東京五輪の内定選手(張本智和・丹羽孝希・水谷隼・伊藤美誠・石川佳純・平野美宇)6名は、2021年夏までの五輪開催を前提として、現在の内定選手のままとする強化本部報告を理事会が了承した。
 
 また、ナショナルチーム監督(男子・倉嶋洋介、女子・馬場美香)についても、2021年夏までの五輪開催を前提として、任期を最大1年延長することが承認された。