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アテネ五輪

現地時間夜7時からの梅村はリ・ジャウエイ、藤沼はチャン・シュエリァンと対戦。元中国選手との対戦は激戦が予想される。左がチャン・シュエリァン、中がリ・ジャウエイ
こちらの現地時間の夕方6時から、福原対金景娥戦、7時から梅村対リ・ジャウエイ、藤沼対チャン・シュエリァンの試合が始まります。全員勝ってベスト8入りしてほしいものです。みんな手強い相手ではあるけれど、チャンスもある相手。金景娥は福原今年1月のギリシャオープンで促進ゲームの末に最終ゲーム11-9で敗れた選手。世界ランク6位、リ・ジャウエイは世界9位で梅村よりも上。いずれにしても挑戦あるのみ。会場には日本の報道陣の姿も多くなってきました
左は中国の蔡振華監督、中は日本でもおなじみのフランスのミッシェル・ブロンデル監督、昨夜のキム・ユンミ戦で危なかった王楠
左は元世界チャンピオンの江加良。香港のテレビのリポーターとして活躍。中は日本から派遣されたアンパイア、右は順調に勝ちすすむボル
「自分たちが目標にしていた大会で、もう一つ勝とうという意識が強すぎて緊張に出たのか。その緊張がボール1個分ながくなったり、回転が弱くなったりしたのか。今までの成果は十分に出たと思う。彼らは世界で戦ってきて、それなりの成績も上げてきたし、五輪でメダルをというのは誰よりも強かったと思う。相性は悪くなかったし、五分五分だと試合前は思っていた。ただサービス、レシーブでの小さなミスが出た」(宮崎監督)
「田崎に申し訳ないですね。勝てるチャンスは十分にあったと思う。ぼくが凡ミスが多くて、最後まで田崎に回さなきゃという意識が強すぎて、それに途中でサービスをフォールトにとられてから、そこに神経が行きすぎた。大事な場面でサービスがあまくなった。田崎に負担をかけすぎたという気持ちが強すぎて、自分のプレーが消極的になった」(鬼頭)
「競った時の場面でちょっとしたミスがぼくらが多かった。固さはぼくはなかった。この雰囲気は好きですから」(田崎)
男子ダブルス 午後2時
マズノフ/スミルノフ(ロシア) 4-0 張ユク/梁柱恩(香港) 
李哲承/柳承敏(韓国) 4-0 ボル/フェイヤー-コナート(ドイツ)
グルイッチ/カラカセビッチ(ユーゴ)  4-1 田崎/鬼頭(日本)
高礼澤/李静(香港) 4-1朱世赫/呉尚垠(韓国)
「これがぼくにとって五輪の初試合。すごいことだよ。馬琳がぼくを励ましてくれたし、燃えさせてくれた」(陳杞)
「次はブラシュチック組だけど、いいペアだね。ぼくらはしっかりと準備をして勝つことを信じている」(馬琳)
パーソンとワルドナーのコメント
「ぼくらの戦術はとてもクリアだった。台との距離を少しとりながら、彼らのフォアサイドを狙うこと。ぼくはいつでも頂点に立つことを考えているんだ」(パーソン)
「僕らはチャンスがあると思っていた。彼らとは以前にも試合をして、そのときにはわずかな差で負けていた。ぼくらの戦術も良かったし、決定的なところで運もついた」(ワルドナー)
「ぼくらのコンビネーションが良くなかった。いつものように、ぼくらは速くなかったし、パワーも発揮できなかった」(王皓)
男子ダブルス3回戦 午後1時
ワルドナー/パーソン(スウェーデン) 4-1 孔令輝/王皓(中国)
メイス/ツグウェル(デンマーク) 4-0 シュラガー/ジンドラック(オーストリア)
ブラシュチック/クチェチェウスキー(ポーランド) 4-2 蒋膨龍/荘智淵(タイペイ) 
馬琳/陳杞(中国)  4-2 ケーン/ハイスター(オランダ)
●波乱、孔令輝、五輪から消える
元世界チャンピオン同士のペアとは言え、相手は中国の最強ペア。スウェーデンペアが孔令輝/王皓に完勝。チャンピオンの意地を見せた。これで男子ダブルスはおもしろくなりそう。そう言えば、卓球王国で編集長予想で金メダルを孔令輝組にしていた。これで編集長の予想が見事に外れたことになるが、中国独占より遙かにおもしろい。
すでにお伝えしたように、本誌の発行人の高橋カメラマンは今回、本誌と同様ITTF用の写真を撮っている。デジタルカメラで一日の撮る枚数は1000から1500枚、ほかにフィルムを数十本。つまり、1日2000から2500枚を撮っている。しかも、オートフォーカスではなく、マニュアルで撮るため、指にはタコができている。しかし、本人は仕事というよりも、「いい試合だった」とうれしそうで、趣味と仕事をかねている。
それにしてっも、ITTFのホームページの写真は選び方がだめだね。もっといい写真を撮っているのに、選んでいるのは良くない。記事を書いているのはイギリスのケン・ムーアという記者。高橋が「君、英語しゃべれる?」と聞いた人である。年がわからない。一見、見ると60近いのだが、たぶん、私(今野)よりも若く40前半では?という疑惑がある。しかも、二人が気にしているのは年齢よりも彼の鼻毛。かなり伸びているので、二人は「鼻毛のケン」と呼んでいる。もうひとり、ITTFのウエブを担当しているのは通称「モーさん」。アラブの人だ。二人とも、美的センスが……。卓球王国の「チョイ悪オヤジ」にはかなわないだろうな。
写真は鼻毛のケンではなく、勤勉なITTFのモーさん
そしてテレビ解説をしている日本卓球協会の前原さん
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