男子、女子、混合のダブルス１，２回戦が行われた初日。卓球王国の現地レポートが、あまりアップできずに、申し訳ございませんでした。せめてものお詫びといっては何ですが、写真を２点。混合複で坂本竜介選手と組んで出場した試合での、セット間の福原愛選手のアップ。そして、前の記事ででてきた、佐藤利香選手が優勝した時の写真が、開会式前のスクリーンに映し出されたもの。明日以降も頑張りますので、懲りずに見に来ていただければありがたいです。あぁ、日付では「明日」じゃなくて「今日」になってしまった……（汗）

　マスコミの注目は当然、福原愛へ集まり、熱い。特に今年は88年に佐藤利香が作った17歳1カ月という記録を塗り替える16歳2カ月という記録が樹立される。
　なお、日本テレビの水曜日（12日）の午後２時から始まる「ザ・ワイド」という番組で、福原選手と佐藤選手の話が紹介され、卓球王国の今野編集長の談話も紹介される予定になっている。

平成16年度全日本選手権が、本日11日より東京体育館（千駄ヶ谷）でその火蓋を切る。開会式は午後１時に行われる。
注目の男子シングルスは、強いて言えば優勝を狙うのは３強だ。
前年度チャンピオンの偉関晴光、優勝実績のある第一人者、松下浩二。そして本命の帰化選手、吉田海偉だ。その松下と吉田はベスト８決定戦という早いラウンドで対決するので見逃せない。この試合は５日目の15日に行われる。
偉関は中国での訓練を経て、どこまで昨年並みの力を回復しているのか見逃せない。松下もアテネ五輪も自身の会社のことで多忙な日を送っていたが、ようやくここに来て調子を上げている。この３人を打ち破って優勝を狙える選手を探すのは難しい。
女子シングルスは、なんと言ってもマスコミの目が集中する福原愛の活躍ぶりだろう。実際には、梅村礼、藤沼亜衣という五輪三姉妹を中心に、そこに昨年優勝の平野早矢香がどう食い込むのか、そして力をつけている藤井寛子が昨年のように暴れるのか。目が離せない状態だ。
魔物が住むビッグゲーム、「全日本」がいよいよ始まる。　（今野）

　平成17年1月11～16日に東京体育館で行われる「天皇杯・皇后杯　平成16年度全日本卓球選手権大会（一般・ジュニアの部）」の速報を、このページで行います。お楽しみに！

　なお、全日本の組合せ、タイムテーブルは、日本卓球協会のHPで発表されています。
http://www.jtta.or.jp/topics/topics.html

　全日本の予想記事は卓球王国最新号（05年2月号）に掲載中（下の画像）、報道記事は4月号に掲載します。