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ジャパンオープン・荻村杯2012

岸川聖也 -7、8,-9,9,11、2 パーソン(スウェーデン)

 男子シングルス1回戦で日本の岸川聖也(スヴェンソン)が元世界チャンピオンのスウェーデンのパーソンに辛勝した。出足から奪取をかけるパーソンは、岸川を追い詰め、2-1とリードし、2-2になった5ゲーム目が勝負となった。そのゲームを岸川がジュースで取り、この試合を決定づけた。
大会3日目、現在は男子シングルスが行われている。

先ほど、センターコートで全日本チャンピオンの吉村真晴が、韓国の若手サウスポーの徐賢徳と対戦。パワーとラリー戦のうまさを兼ね備えた徐に苦しむ吉村は、苦戦を強いられる。最終ゲームにもつれ、2-5の徐リードでチェンジエンド。このまま、押し切られるかと思われたが、ここからサービスエースを連発し、ラリー戦でも前陣バックドライブ連打で得点し、なんと8本連取で10-5。あっという間、鮮やかな逆転劇で、全日本王者としての意地を見せた。続く2回戦は、シンガポールのガオ・ニンと対戦する。

吉村真晴 8、9、-8、-9、-8、6、6 徐賢徳(韓国)

●男子ダブルス1回戦
ヤン・ツー/詹健(シンガポール) 8、11、5 町飛鳥/吉田雅己
村松雄斗/塩野真人 -3、7、9、2 鄭栄植/李廷佑(韓国)
呉尚垠/柳承敏(韓国) -8、6、9、13 張一博/高木和卓
荘智淵/呉志祺(チャイニーズタイペイ) 7、-4、7、4 松平賢二/吉村真晴
岸川聖也/丹羽孝希 6、4、15 チェン・フォン/パン・シュエジエ(シンガポール)

●女子ダブルス1回戦
藤井寛子/若宮三紗子 4、2、8 ドデアン/エーラント(ルーマニア/オランダ)
金ミン耿/文玄晶(韓国) 5、8、10 石垣優香/山梨有理
スン・ベイベイ/ユー・モンユー(シンガポール) 12、6、-10、9 平野美宇/伊藤美誠
福原愛/森薗美咲 2、-7、5、8 リー・ジャーウェイ/王越古(シンガポール)
●女子アンダー21 準々決勝
石川佳純 8、-4、9、-11、6、-10、3 呉穎嵐(香港)
陳思羽(チャイニーズタイペイ) 9、9、6、9 田志希(韓国)
李皓晴(香港) 8、8、8、5 田代早紀
松澤茉里奈 -11、10、5、7、-5、11 梁夏銀(韓国)
●男子アンダー21 準々決勝
上田仁 6、10、11、4 陳建安(チャイニーズタイペイ)
チェン・フォン(シンガポール) -9、-6、9、6、3、-9、11 吉田雅己
町飛鳥 -7、8、8、-11、6、4 吉村真晴
鄭栄植(韓国) -5、14、9、4、-8、-10、10 村松雄斗
大会3日目は、アンダー21が10時から男子、10時45分から女子、それぞれ準々決勝が行われる。
日本の男子は5人が出場。ベスト4独占はあるか?

●男子アンダー21準々決勝・組み合わせ
上田仁 vs 陳建安(チャイニーズタイペイ)
吉田雅己 vs チェン・フォン(シンガポール)
吉村真晴 vs 町飛鳥
村松雄斗 vs 鄭栄植(韓国)

●女子アンダー21準々決勝・組み合わせ
石川佳純 vs 呉穎嵐(香港)
陳思羽(チャイニーズタイペイ) vs 田志希(韓国)
田代早紀 vs 李皓晴(香港)
松澤茉里奈 vs 梁夏銀(韓国)
●男子アンダー21・1回戦
上田仁 9、8、-9、6 グロット(デンマーク)
吉田雅己 9、8、7 M.カールソン(スウェーデン)
チェン・フォン(シンガポール) -8、-9、5、8、3 神巧也
吉村真晴 6、8、10 呉智康(シンガポール)
町飛鳥 6、4、14 洪子翔(チャイニーズタイペイ)
村松雄斗 3、5、-9、-7、9 K.カールソン(スウェーデン)

1回戦から登場した上田。デンマーク選手に完勝した
●女子アンダー21 1回戦
石川佳純 9、9、-9、-8、7 エーラント(オランダ)
呉穎嵐(香港) -10、10、7、3 前田美優
陳思羽(チャイニーズタイペイ) 3、3、-8、7 伊藤美誠
田志希(韓国) -8、3、8、10 谷岡あゆか
李皓晴(香港) 7、7、3 森薗美咲
田代早紀 -11、-7、7、10、8 宋マウン(韓国)
松澤茉里奈 -7、-11、8、4、8 鄭怡静(チャイニーズタイペイ)
梁夏銀(韓国) -7、8、8、4 浜本由惟
 日本女子の世界最高位の世界ランキング5位の石川佳純が、U21(21歳以下)の1回戦でオランダのエーラントにゲームオール7本の大接戦。何とか逃げ切ったが、五輪前の重圧を感じさせるような試合ぶりだった。
 日本チームは戦略的に石川佳純をU21に出場させ、ポイント獲得によってランキング維持に努めている。これは7月のチームランキングが五輪でのシードに関係するからだ。今大会は石川の体力を考え、ダブルスは出場させずに、シングルスとU21に絞って出場した石川。その背中にはじわりと五輪の重圧がかかっている。
「苦しんだけど、とにかく勝てて良かった」(石川)

勝利を決めた直後の石川のガッツポーズ/予想外の強さを見せたエーラント
●男子ダブルス予選
町飛鳥/吉田雅己 6、-6、12、-6、7 シバエフ/スカチコフ(ロシア)
張一博/高木和卓 -9、6、11、7 K.カールソン/M.カールソン(スウェーデン)
陳建安/黄聖盛(チャイニーズタイペイ) -4、9、-8、10、10 軽部隆介/松平健太
村松雄斗/塩野真人 -10、11、7、7 クズミン/スミルノフ(ロシア)

カットペアの村松/塩野組が、ロシアペアを撃破!