速報・現地リポート

トップニュース速報・現地リポート

世界卓球 パリからジュテーム速報
~伊藤条太のお前にトリコロール!~

馬龍、崩れない~っ!
風邪をひいてホテルで寝ていたが、この試合を見たくてやってきた祐。

この局面にもかかわらず、ラリーを見たい気持ちを抑えてベンチの劉国梁のガッツポーズを狙うプロ根性に敬意を表して、ボルと同じ画面に納めてあげよう。人相が悪いという話はおいといてだ。
ボル、僅差で点が取れない。2ゲームめは8-5から逆転された。観客は完全なボル贔屓だが馬龍が無視する。
しびれるよホント。
王皓の勝ち。さっそく勝利者インタビューだ。
いい勝負だ。王皓が負けてもおかしくはない。閻安、強い。
王皓と閻安の試合は現在ゲームカウント2-1で王皓がリードしている。
ゲームカウントが1-1になったとき、ゲームの合間にアナウンサーがマイクを持って観客席に言ってインタビューをし「私は王皓に勝ってほしいです。王皓がんばれー!」と叫ぶ様子が会場モニターに映し出された。なんたる演出。ゲームの途中でBGMがかかるなんてのは序の口だった!

来年の東京大会の参考にしてほしい(非難されること間違いなし)。
11:00(18:00) 王皓(WR3中国) -閻安(WR14中国)
12:00(19:00) ボル(WR5ドイツ)-馬龍(WR2中国)
13:00(20:00) 松平健太(WR58) -許シン(WR1中国)
14:00(21:00) 張継科(WR4中国)-バウム(WR29ドイツ)

世界ランク6位の荘智淵も7位のオフチャロフも8位の馬琳、9位の王励勤もみんな消えてしまったよ。

日本の卓球ファンの希望を言えば、準決勝でボルが閻安に勝ち、健太が張継科に勝ち、決勝は4-3の25-23で健太の優勝ということになる。こんなことになったら、中国は全員坊主刈りにして来年の東京大会まで2、3人死人を出すほどの練習をしてくるだろう。そうなると東京大会での日本の勝利は絶望的になるので、適度なところで止めておいた方がよいだろう。
今日から卓球台は1台だけになった。世界でたった8人の男だけがこの舞台で戦うことを許される。そしてここで我が同胞が戦うのは世界ランク1位の許シン。この舞台を目撃できるありがたき幸せ。

1985年、1987年と世界を連覇した江加良は「頂上の空気は薄くて辛い」と語った。松平健太には、許シンの吸っている空気を少しでも味わってもらいたい。
「ここまでくれば十分だ」と思う人もいるだろう。しかしそもそもそのように考える者はここまで来られはしない。
スーパーマーケットで買ったガムだ。まるで石鹸のような外見だ。食べると異常に甘く、すぐに味がなくなって硬くなった。スペイン製らしい。