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ITTFワールドツアー2013
グランドファイナル速報

まずは初日(9日)のおおまかなタイムテーブルを確認しよう。

10時〜(日本時間15時) 男女U21グループリーグ前半戦
森薗政崇、松平志穂、浜本由惟が出場

11時半〜(日本時間16時半) 男女シングルス1回戦(ベスト16決定戦)

13時〜(日本時間18時) 男女U21グループリーグ後半戦

18時〜(日本時間23時) 男女シングルスベスト8決定戦
丹羽孝希、高木和卓、張一博、塩野真人が出場


日本勢トップは朝の10時から出場する松平志穂、浜本由惟のふたりが初陣。続いて10時45分から森薗政崇が続く予定だ。

U21は4人リーグで上位2名が準決勝へ進出となるため、取りこぼしのないようにしたいところだ。

今大会、日本勢は女子シングルス、男女ダブルスのエントリーがないため、初日に全勢力をかける。2日目に生き残ること、それが序盤の目標だろう。
  • 世界選手権ベスト32の実力を見せたい松平

  • 浜本の初戦の相手は李皓晴と強敵だ

7日の現地時間18時に出場選手のドロー(組み合わせ抽選会)が行われた。
男子第1シードの馬龍、第2シードの樊振東は獲得ポイントで決まっていたが、それ以下のトーナメントが決定した。

男子シングルスの日本勢は中国のトップといきなりぶつかる。
丹羽vs王皓
高木和vs張継科
張一博vs馬龍
というさすがに世界最高峰の大会と思わせるような初戦だ。

獲得ポイント数でランク4位だった塩野はガオ・ニンとアルモハイセニの勝者と当たる予定だが、恐らくガオ・ニンが上がってくるだろう。

丹羽は昨年のグランドファイナルで「王皓とやりたい」と語っていた宿願が叶った。また高木和も張もそれぞれ1度は勝ったことがある相手で、臆することはないだろう。

グランドファイナルのシングルスは9日の18時45分(日本時間23時45分)
からスタートする。初日からいきなりフルスロットルだ!

中国の一角を大舞台で崩すことに期待しよう。
  • 大舞台になればなるほど強い丹羽。王皓に挑戦する

  • 今や世界のカットマンとなった塩野が初出場

 毎年世界ツアーとして行われるITTF(国際卓球連盟)ワールドツアーの成績上位者が招待され、真の王者を決める大会、それがグランドファイナルだ。種目は男女シングルス、男女ダブルス、男女U21(21歳以下)の全6種目が行われる。
 今年度は1月9〜12日までUAE(アラブ首長国連邦)のドバイにて開催され、賞金総額はナント100万ドル(約1億300万円)と過去最高額! 男女シングルスの優勝者は10万4000ドル(約1070万円)になり、世界最高峰の賞金大会になっている。
 近年は中国選手が出場をキャンセルするなど、グランドファイナルの権威が落ちている感があったが、今大会はまさにオールスター勢揃い。開催されるドバイは、中国ナショナルチームのスポンサーになっており、今年はワールドチームクラシックも開催予定と卓球の普及に力を入れている。
 日本選手は14日から全日本選手権大会があるためか、8選手が出場をキャンセルした。(松平健太、松平賢二、吉村真晴、福原愛、石川佳純、平野美宇、伊藤美誠、森薗美咲)

参加選手は以下の通り
●男子

馬龍(中国)

樊振東(中国)

許シン(中国)

塩野真人(日本)


張継科(中国)

王皓(中国)

オフチャロフ(ドイツ)

サリフ(フランス)

張一博(日本)

荘智淵(チャイニーズタイペイ)

丹羽孝希(日本)

金珉鉐(韓国)

高木和卓(日本)

マツモト(ブラジル)

ユージン・ワン(カナダ)

ガオ・ニン(シンガポール)
アルモハイセニ(アラブ首長国連邦)


●女子

丁寧(中国)

劉詩ウェン(中国)

李暁霞(中国)

徐孝元(韓国)

馮天薇(シンガポール)

Vi.パブロビッチ(ベラルーシ)

朱雨玲(中国)

リー・ジャオ(オランダ)

サマラ(ルーマニア)

李皓晴(香港)

姜華君(香港)

鄭怡静(チャイニーズタイペイ)

田志希(韓国)

ドルギフ(ロシア)

趙岩(中国)

バイコワ(ロシア)

アルブーシ(アラブ首長国連邦)

  • 昨年優勝の許シン