12月1日の上海はビシッと冷えたが、会場では日本チームが練習に汗を流している。
日本チームは11月20〜27日までNTCで大会前の合宿を行い、11月28日に現地入りしている。男子チームの田中礼人トレーナーは「選手たちの体の状態は良いですね」と頼もしいコメント。ワールドツアーやジュニアサーキットなど試合が続いたため、合宿では序盤はフットワーク中心のハードな基礎練習をやり込み、後は練習量を調整しながら合宿を終えた。疲労が抜けてきて、良いコンディションで大会に臨めているようだ。また、海外の大会でもフィットネスルームなどで、しっかりトレーニングを積んでいる。
女子チームは前田美優、佐藤瞳、伊藤美誠、平野美宇というメンバー。練習に厳しい眼差しを送る呉光憲監督は「選手たちはまだ若いですから。一度壁にぶつかって、それを乗り越えられるか、そして乗り越えてからが勝負。ミーティングでも『楽勝』というのはないと伝えている」と微塵の油断もない。
どの選手も表情は明るい。さあニッポン、出陣だ!