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欧州リポート

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 9月25日からロシアのエカテリンブルクで開催中のヨーロッパ選手権。今年は団体戦と男女シングルス、男女ダブルスの6種目が開催。29日までに男女団体戦が終了し男子はオーストリアがドイツを下し初優勝。女子はドイツが3連覇を遂げた。

 男子団体、オーストリアは準々決勝で昨年、地元開催でセンセーショナルな優勝を決めたポルトガルに3-1で勝利。ガルドスが2番でアポローニャに、4番でフレイタスに勝利し2勝をあげると、ラストでフェガールがアポローニャとのゲームオールの接戦を制し勝利を決めた。続く準決勝ではベラルーシを3-1で破り決勝へ。オーストリアにとって10年ぶりの決勝進出となった。
 決勝の相手は準々決勝でギリシャ、準決勝でフランスを破り勝ち上がってきたドイツ。今大会ひざの手術のため欠場となったボルに代わり、オフチャロフがチームを引っ張り順当に決勝へ駒を進めてきた。
 決勝ではトップでガルドスが0-2からの大逆転でバウムに勝利。3番のハベソーンがフランチスカに2-0リードから2-2と追い付かれるもふんばり2勝目。オフチャロフに2点を奪われるもラストのフェガールがバウムをストレートでくだし、劇的勝利を収めた。オーストリアは1958年に初めてヨーロッパ選手権に出場してから、初の栄冠を勝ち取った。

「ドイツに勝利してタイトルを取れるなんて信じられない。長丁場の試合になることはわかっていた。ドイツに勝ちたいなら長い戦いに備える心づもりが必要だよね。ぼくの最初の試合と一緒だよ。ぼくは絶対にあきらめなかった。戦い続けたよ」(ガルドス)

「最初の試合より楽な気持だった。ドイツにはかなりプレッシャーがかかっていたからね。ラストの試合はリラックスしてできたよ」(フェガール)

● 男子決勝
 オーストリア 3-2 ドイツ
○ガルドス -7、-8、8、7、11 バウム
 フェガール 10、-17、-7、12、-10 オフチャロフ○
○ Da.ハベソーン 9、7、-10、-10、5 フランチスカ
 ガルドス 8、-8、-8、-5 オフチャロフ○
○ フェガール 9、8、6 バウム


女子はドイツがルーマニアをストレートでくだし優勝。トップでカットのハン・インがスッチを寄せつけず完勝。2番でもシャン・シャオナがサマラをストレートで破ると3番ゾルヤもドデアンとのゲームオールの接戦を9点で制しストレートでルーマニアに勝利。3連覇を達成した。

● 女子決勝
ドイツ 3-0 ルーマニア
○ ハン・イン 10、1、1 スッチ
○ シャン・シャオナ 10、10、5 サマラ
○ ゾルヤ 8、6、-8、-8、9 ドデアン
 先日ドイツカップで三部航平(青森山田高)所属のブンデスリーガ2部・エーレンバッハが1部のブレーメンを下してベスト8進出を決めたニュースをお伝えしたが、吉田雅己(愛知工業大)、小澤吉大もベスト8決定戦に挑んだ。試合の結果は下記のとおり。

【2015/2016シーズン・ドイツカップベスト8決定戦】
〈グレンツァオ 3−0 オクセンハウゼン〉
○ガチーナ 8、10、12 ピチフォード
○吉田 7、-10、9、13 ゴーズィ
○チウ・リャン 9、-6、5、9 カルデラノ

〈ベルクノイシュタッド 3−1 ユーリッヒ〉
○メンゲル 7、5、6 オーストワウダー
○ドゥダ 6、-9、9、5 小澤
 ツボイ -8、-3、-15 ジャン○
○ドゥダ 9、9、6 オーストワウダー

 吉田所属のグレンツァオは強豪オクセンハウゼンを下しベスト8進出。3番で今季から加入のチウ・リャンがカルデラノに勝利するなど、勢いに乗り、快勝した。昨シーズン2部チームで唯一のベスト8進出を果たしたユーリッヒはベスト16で終戦となった。

 これでベスト8が出揃い、準々決勝より登場のボルシア・デュッセルドルフ、フルダ・マーバーツェルの2チームに、ベスト8決定戦に勝利し勝ち上がったグレンツァオ、ベルクノイシュタッド、グリーンヴェッターバッハ、ザールブリュッケン、ミュールハウゼン、そして2部チームで唯一ベスト8進出を果たしたエーレンバッハのラインナップとなっている。準々決勝は10月中旬から下旬に行われ、三部所属のエーレンバッハは昨シーズン優勝のデュッセルドルフと、吉田所属のグレンツァオはマーバーツェルと対戦する。
 昨週末に行われたブンデスリーガ1部に吉田雅己(愛知工業大)、浜本由惟(JOCエリートアカデミー/大原学園)が出場。浜本はこの試合がブンデスリーガデビュー戦となった。結果は下記のとおり。

【2015/2016ブンデスリーガ1部第3節(男子)】
〈グレンツァオ 3−2 ミュールハウゼン〉
 吉田 -5、9、12、-3、-5 イオネスク○
○ガチーナ 11、7、1 ヒールシャー
 チウ・リャン -5、-8、-10 ヴォジツキ○
○ガチーナ 6、10、-5、-7、10 イオネスク
○吉田 5、7、-7、7 ヒールシャー
☆吉田雅己通算成績:2勝3敗

〈デュッセルドルフ 3−1マーバーツェル〉
○ボル 5、9、10 グルーツ
○フランチスカ 3、8、-6、9 王熹
 ギオニス -5、7、-10、-10 フィルス○
○ボル 10、-8、6、-7、8 王熹

〈ハーゲン 3−0 グリーンヴェッターバッハ〉
○ニュイティンク -3、7、8、8 ロブレス
○シェルベリ 4、9、7 ジェラルド
○コバチ 8、3、5 ウォーカー

〈ザールブリュッケン 3−1 オクセンハウゼン〉
○アポローニャ 9、-10、6、15 ゴーズィ
 トキッチ 5、9、-7、-14、-8 ピチフォード○
○マテネ 8、7、-7、-9、7 ディヤス
○トキッチ -5、-4、7、4、8 ゴーズィ

〈ベルクノイシュタッド 3−1 ブレーメン〉
○メンゲル -15、-4、5、6、9 スカチコフ
 ドゥダ 8、-3、8、-7、-6 チオティ○
○ワルサー -5、4、10、8 スッチ
○メンゲル 9、-9、12、9 チオティ


【2015/2016ブンデスリーガ1部第3節(女子)】
〈ベルリン・イーストサイド 6-2 ミュンスター〉
○ゾルヤ/シャン・シャオナ 6、4、5 チェホーバ/マテロワ
○浜本/ポータ 8、-7、8、-8、6 ディン・ヤピン/ワン・ユエン
 ゾルヤ -8、-9、9、-7 マテロワ○
○シャン・シャオナ 8、11、8 ディン・ヤピン
○ポータ 2、6、6 ワン・ユエン
○浜本 10、5、4 チェホーバ
 ゾルヤ -9、8、-5、-4 ディン・ヤピン○
○シャン・シャオナ 3、6、11 マテロワ
☆浜本由惟通算成績:単1勝0敗、複1勝0敗

  今シーズンよりベルリン・イーストサイドに加入した浜本はブンデスリーガでのデビュー戦で単複で1勝ずつをあげる好スタートを切った。前回の第2節で今シーズン初白星をあげた吉田は1敗を喫するも、ラストで勝利し、チームの2連勝に貢献している。
  • 上々のスタートを切った浜本(写真は2015年前期日本リーグ)

 1部、2部、3部…とクラスが分かれ、リーグ戦で行われるブンデスリーガと違い、ブンデスリーガに所属するチームすべてがトーナメントで優勝を争うドイツカップ。三部航平(青森山田高)が所属する2部・エーレンバッハが1部のブレーメンに下克上。三部はスカチコフ(ロシア)、チオティ(ルーマニア)を破り、2得点の活躍でチームのベスト8進出に貢献した。試合の結果は下記のとおり。

【2015/2016ドイツカップ・ベスト8決定戦】
〈エーレンバッハ 3ー1 ブレーメン〉
○三部 -5、6、4、6 スカチコフ
○チウ・ダン -7、-13、10、6、6 チオティ
 シェージャ 7、-11、-6、-5 スッチ○
○三部 8、10、10 チオティ

 昨年も小澤吉大の所属する2部のユーリッヒが1部のフリッケンハウゼンに勝利し、ベスト8まで勝ち上がる活躍を見せたこのカップ戦。準々決勝となると、相手は1部所属チームばかりとなる。ベスト4進出へは決して楽な道ではないが、活躍を期待したい。
  • 2得点の三部(写真は2015年インターハイ)

 ブンデスリーガの他にも欧州各国のリーグが開催され、フランス・プロAでは丹羽孝希(明治大)、小野思保、ポーランド・スーパーリーグには高木和卓(東京アート)、今シーズンからポーランドリーグへ移籍した吉田光希が出場している。先週末に行われた試合の結果は下記のとおり

【2015/2016フランス・プロA第2節】
〈エンヌボン 3ー3 ルアン〉
○丹羽 8、10、9 シ・ウェイドン
○プロコプツォフ 3、-7、-4、11、11 譚瑞午
○Q.ロビノ -5、5、9、8 カンテロ
 丹羽 8、-4、5、-5、-10 譚瑞午○
 Q.ロビノ 3、-11、8、-6、-5 シ・ウェイドン○
 プロコプツォフ -9、-8、-10 カンテロ○
☆丹羽孝希通算成績:シングルス2勝2敗(第2節終了時点)

〈ALCL 2ー4 メッツ〉
 小野 -4、-5、-7 ユ・フ○
 ティアン・ユアン -4、-11、6、-7 呉佳多○
○ドボラク -4、-10、9、9、7 グルンディシュ
 小野 -9、-6、-7 呉佳多○
○ドボラク -8、6、12、8 ユ・フ
 ティアン・ユアン 5、-10、-11、-8 グルンディシュ○
☆小野思保通算成績:シングルス1勝3敗(第2節終了時点)


【2015/2016ポーランド・スーパーリーグ】
〈ジェロナグーラ 3ー1 コルピン〉
○ブラシュチック 9、7、-11、12 サッチ
○高木和 9、9、7 ワン・ツォンイー
 ホレイシ 12、9、-10、-9、-9 フローラス○
○高木和 7、5、3 サッチ
☆高木和卓通算成績:シングルス3勝1敗(第2節終了時点)

〈タルノブジェク 3ー0 へウムノ〉
○パルティカ 5、8、5 シタルスカ
○吉田 7、7、10 スチュカ
○ステフェンスカ 6、6、-3、-10、3 ノウォシン
☆吉田光希通算成績:シングルス1勝0敗(第1節終了時点)
 ブンデスリーガ2部もシーズン2試合目が開催され、三部航平、及川瑞基(ともに青森山田高)、池田忠功(青森大)、小澤吉大が出場した。池田所属のフリッケンハウゼンと小澤所属のユーリッヒが対戦し、単複で日本人対決となった。試合の結果は下記のとおり。

【2015/2016ブンデスリーガ2部第2節】
〈ケーニヒスホーフェン 4ー6 ヒルポルトスタイン〉
 クラセク/及川 -7、8、-8、6、-7 フレミング/クリスト○
○及川 4、9、6 クリスト
 及川 -10、-6、5、-8 フレミング○
☆及川瑞基2部通算成績:単2勝2敗/複1勝1敗(第2節終了時点)

〈フリッケンハウゼン 5ー5 ユーリッヒ〉
 ゼリコ/池田 -7、5、-5、-9 小澤/ミュールバッハ○
○ゼリコ 8、8、-6、5 小澤
 池田 -7、-8、-12 ジーン○
 池田 -3、-8、-6 小澤○
☆池田忠功2部通算成績:単1勝3敗/複1勝1敗(第2節終了時点)
☆小澤吉大2部通算成績:単2勝2敗/複1勝1敗(第2節終了時点)

〈エーレンバッハ 5ー5 ルールスタッド・ヘルネ〉
○三部/シャバッカー 6、-2、12、4 アクラファサンド/ゴルディッチ
 三部 -7、10、-7、-8 スザディ○
○三部 7、8、7 スボティッチ
☆三部航平2部通算成績:単3勝1敗/複2勝0敗(第2節終了時点)
 9月13日に行われたドイツ・ブンデスリーガ第2節に吉田雅己(愛知工業大)が出場。昨シーズンのチャンピオンチーム、ボルシア・デュッセルドルフと対戦した。試合の結果は下記のとおり。

【2015/2016ブンデスリーガ1部第2節】
〈グレンツァオ 3ー2 デュッセルドルフ〉
○ガチーナ 8、-8、6、6 ギオニス
 吉田 7、-11、-9、-8 ボル○
○チウ・リャン 6、-9、8、8 フランチスカ
 ガチーナ -7、7、-5、-8 ボル○
○吉田 5、7、5 ギオニス
☆吉田雅己通算成績:1勝2敗

〈グリーンヴェッターバッハ 3ー2 ミュールハウゼン〉
○ジェラルド 7、-12、9、8 ヒールシャー
 ロブレス -6、-3、9、-9 イオネスク○
○ウォーカー 8、10、7 ヴォジツキ
 ジェラルド -9、9、-10、-10 イオネスク○
○ロブレス 4、-5、9、5 ヒールシャー

〈マーバーツェル 3ー0 ベルクノイシュタッド〉
○王熹 8、-8、4、7 ワルサー
○グルーツ 11、9、6 メンゲル
○フィルス 8、5、5 ツボイ

〈オクセンハウゼン 3ー0 ブレーメン〉
○カルデラノ 8、-7、8、5 シュテガー
○ピチフォード 7、6、-4、5 チオティ
○ゴーズィ -7、9、9、8 スカチコフ

〈ザールブリュッケン 3ー0 ハーゲン〉
○マテネ -6、9、5、2 コバチ
○アポローニャ 2、11、6 シェルベリ
○トキッチ 12、3、7 ニュイティンク


 吉田がラストで勝利し、グレンツァオが今シーズン初勝利。吉田にとっても今季の初勝利となった。吉田所属のグレンツォアの次の試合は9月20日にミュールハウゼンと対戦する。 
 ドイツ・ブンデスリーガ、フランス・プロAで2015–2016シーズンがスタートしたが、ポーランド・スーパーリーグも新シーズンが開幕。昨シーズン見事チャンピオンに輝いたグルジョンツの吉田海偉(Global Athlete Project)に加え、今季は高木和卓(東京アート)、吉村真晴(愛知工業大)の2人もポーランドリーグに参戦となった。昨日の開幕戦には吉田、吉村は出場しなかったが、高木和が吉村所属のデコルグラスと対戦した。結果は下記のとおり

【ポーランド・スーパーリーグ第1節】
〈ジェロナグーラ 3–2 デコルグラス〉
○高木和 9、8、-8、8 ウラブリク
 ブラシュチック -7、9、-9、10、-10 唐鵬○
○ホレイシ 7、-5、9、13 チョイノウスキー
 高木和 6、7、-13、-12、-7 唐鵬○
○ブラシュチック 7、9、-10、6 ウラブリク
☆高木和卓通算成績:シングルス1勝1敗

 ジュニア時代から20代前半までブンデスリーガに渡り、腕を磨いた高木和だが、欧州リーグは5年ぶりの参戦。ベテランの唐鵬(香港)に1敗を喫するも、フルゲームまで迫るなど、好ゲームを展開した。試合はジェロナグーラがラストで勝利し、シーズン白星スタートを飾った。
  • 久々の欧州リーグで白星の高木和(写真は2015年前期日本リーグ)

 昨日9月8日にフランスリーグ・プロAが開幕。昨シーズンは松平賢二(協和発酵キリン)が参戦したこのリーグに、今シーズンは丹羽孝希(明治大)、小野思保が参戦している。2人のフランスリーグデビュー戦の結果は下記のとおり

【フランスリーグ・プロA 2015–2016第1節】
〈エンヌボン 3–3 ブローニュ〉
○プロコプツォフ -11、5、8、5 ドリンコール
 丹羽 -9、-8、7、-10 ルベッソン○
○クレアンガ 8、6、-6、-9、6 ツァイ・チャオ
○丹羽 8、8、11 ドリンコール
 プロコプツォフ 6、9、-5、-5、-4 ツァイ・チャオ○
 クレアンガ -3、-10、-3 ルベッソン○
☆丹羽孝希通算成績:シングルス1勝1敗

〈ALCL 4–1 カンペール〉
○小野 5、4、8 グーリン
○ティアン・ユエン -7、7、-7、8、14 エーラント
○ドボラク 7、6、-9、8 アンドリン
 小野 -6、7、-6、-5 エーラント○
○ドボラク 4、3、-9、4 グーリン
☆小野思保通算成績:シングルス1勝1敗


 8月末にエンヌボンと契約し、プロAのウェブサイトでも大々的に契約が報じられるなど注目を集めた丹羽は、今季から1部に昇格したブローニュと対戦。デビュー戦はフランスのパワフル左腕・ルベッソンに敗れるも、2戦目で初勝利を上げた。所属するエンヌボンにはクレアンガ(ギリシャ)、プロコプツォフ(チェコ)の2人に、出場試合は限られているが、陳建安(チャイニーズタイペイ)と趙彦来(韓国)が所属している。昨シーズンは2位に終わったが、丹羽の加入でシーズン優勝を狙う。
 昨シーズンはチェコリーグでシングルス38勝2敗と圧倒的な勝率を残した小野は今季からフランスリーグへと移籍。所属するALCLではエースとしての活躍が期待されている。トップでフランスのグーリンに勝利した小野だが、4番ではエーラント(オランダ)に敗れ、1勝1敗のシーズンスタート。チームはドボラク(スペイン)の2得点で開幕白星スタートとなった。
 
 世界のトップ選手が集う欧州リーグといえばドイツ・ブンデスリーガだが、フランスリーグもなかなかの強豪揃い。丹羽同様、今季からフランスリーグに移籍してきた選手を見てみると、モンテイロ(ポルトガル)、アルナ(ナイジェリア)、バウム(ドイツ)、クリサン(ルーマニア)、譚瑞午(クロアチア)らがいる。昨シーズンのチャンピオン、ポントワーズはフレイタス(ポルトガル)、王建軍(中国)、K.カールソン(スウェーデン)と昨季と同じラインナップだが、各チーム新戦力を迎え、フランスリーグの王座を目指している。

 フランスリーグ・プロA第2節は丹羽が9月11日、小野は9月13日となっている。
  • 開幕戦はドローでスタートの丹羽(写真は2015年インカレ)

 8月末に開幕したブンデスリーガ1部に続き、2部もシーズンがスタート。今季は昨シーズンより多くの日本人選手が2部に参戦。開幕戦には男子は小澤吉大、池田忠功(青森大)、三部航平・及川瑞基(ともに青森山田高)、女子2部には梅村礼(タマス)が出場した。試合の結果は下記のとおり

【ブンデスリーガ2部】

<ユーリッヒ 5-5 ヒルポルツスタイン>

 ミュールバッハ/小澤 8、-2、-10、-5 デビット/ディックハルト○

○小澤 6、12、7 フレミング
 小澤 -10、-6、9、9、-8 クリスト○

☆小澤吉大2部通算成績:単1勝1敗/複0勝1敗(第1節終了時点)

<フリッケンハウゼン 5-5 ボルシア・ドルトムント>

○ゼリコ/池田 6、9、5 ヘルビン/チ・ウェンリン

 池田 -8、-8、-9 ボトロフ○
○池田 -9、5、9、-7、10 ファデーヴ

☆池田忠功2部通算成績:単1勝1敗/複1勝0敗(第1節終了時点)

<エーレンバッハ 6-4 ザールブリュッケンⅡ>

○三部/シュバッカー 9、-9、10、3 クレイン/ヒルカー

○三部 -10、8、5、7 ムッティ
○三部 6、-8、5、-9、7 ラカトシュ

☆三部航平2部通算成績:単2勝0敗/複1勝0敗(第1節終了時点)

<ケーニヒスホーフェン 5-5 ルールスタッド・ヘルネ>

○及川/ビボルニー -10、9、8、8 スザディ/アクラファサンド

 及川 5、-10、7、-8、-2 スザディ○
○及川 7、-9、-8、5、7 スボティッチ

☆及川瑞基2部通算成績:単1勝1敗/複1勝0敗(第1節終了時点)

<クレーヴェ 6-3 ウェイル>

 梅村/イマムラ 9、-5、8、-11、-8 エイセ/ヴァジリエバ○

○梅村 8、4、6 シャーラー
○梅村 5、-5、5、8 ヴァジリエバ

☆梅村礼2部通算成績:単2勝0敗/複0勝1敗(第1節終了時点)

 開幕戦には出場しなかったが、他にもフリッケンハウゼンに吉村和弘(愛知工業大)、ルールスタッドヘルネに出雲卓斗(遊学館高)、エーレンバッハに東勇渡、厚谷武志(ともに専修大)が所属。こちらは9月末の開幕になるが4部のレイセルヘイムには松山祐季(愛工大名電高)と堀大志(愛知工業大)の2人も登録されている。長いシーズンは始まったばかりだが、ドイツの地で実りあるシーズンを送ってほしい。