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欧州リポート

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 2019/2020シーズンのヨーロッパチャンピオンズリーグはグループリーグの全試合が終了。準決勝に進む8チームが決定した。また、ドイツ・ザールブリュッケンのセカンドチームでプレーする曽根翔(愛工大名電高)がECL最終戦に出場。ザールブリュッケンは最終戦を前に決勝トーナメント進出を決めており、主力温存ということもあってのお試し起用のような感覚だが、曽根はきっちりと勝利をあげ、チームの全勝でのグループ突破に貢献した。
 今季は各グループとも1強がおり、そこからワンランク戦力が落ちた2チームが2位争い、最後の1チームはさらに戦力が落ちて、正直なところ「本当にチャンピオンズリーグ?」というような結果の試合も多かった。各グループ、戦力格差が激しく、番狂わせもないままリーグが終了し、少々盛り上がりに欠けた感もある。日本選手所属チームでは吉田海偉(東京アート)、吉田雅己(FPC)所属のボゴリア(ポーランド)、曽根所属のザールブリュッケンが決勝トーナメント進出を決めた。また、女子では浜本由惟(オーストリア)所属のフロシュベルク(オーストリア)も全勝で準々決勝進出となっている。各グループ最終戦の結果と順位は下記のとおり。

【2019/2020 ヨーロッパチャンピオンズリーグ】
◆男子
●グループA
<オレンブルク(ロシア) 3-0 ミュールハウゼン(ドイツ)>
○サムソノフ 3、12、7 イオネスク
○フレイタス 6、5、4 ヤンカリク
○イヴォニン 9、7、3 シュレイヤー

<レカ・エニア(スペイン) 3-2 アンジェ(フランス)>
○メルズリキン -8、3、-5、2、7 サラ
 パラシオス -4、-8、9、5、-7 ジェラルド○
○ディエス 5、5、5 ピラル
 メルズリキン -5、4、7、-10、-7 ジェラルド○
○パラシオス 13、8、9 サラ

★グループA順位
1位:オレンブルク(ロシア):6勝0敗
2位:ミュールハウゼン(ドイツ):3勝3敗
〜〜〜〜〜〜〜準々決勝進出~~~~~~~
3位:アンジェ(フランス):2勝4敗
4位:レカ・エニア(スペイン):1勝5敗


●グループB
<オストラヴァ(チェコ) 3-2 ウォルターヴェルス(オーストリア)>
○バイガー -7、-4、10、6、12 ベーム
○オリバレス -6、9、4、4 コジッチ
 ベリク -5、-7、8、-6 プラットナー○
 バイガー -6、-9、5、-7 コジッチ○
○オリバレス 8、13、-6、-9、7 ベーム

<UMMC(ロシア) 3-1 ロスキレ(デンマーク)>
○グルーツ 9、7、-4、2 メイス
 シェフニン 7、-9、-6、-7 ツァイ・ユージア○
○ガチーナ 9、3、7 ニールセン
○シバエフ 8、-5、4、13 メイス

★グループB順位
1位:UMMC(ロシア):6勝0敗
2位:ロスキレ(デンマーク):3勝3敗
~~~~~~~準々決勝進出~~~~~~~
3位:ウォルターヴェルス(オーストリア):2勝4敗
4位:オストラヴァ(チェコ):1勝5敗


●グループC 
※ボゴリア(ポーランド)、フンシャル(ポルトガル)は日程消化済み
<ザールブリュッケン(ドイツ) 3-0 ヴィルヌーヴ(フランス)>
○曽根 8、7、7 プリシュチェパ
○プレテア -8、-5、8、5、5 ラキーフ
○ポランスキー 6、-6、5、7 レページ

★グループC順位
1位:ザールブリュッケン(ドイツ):6勝0敗
2位:ボゴリア(ポーランド):4勝2敗
~~~~~~~準々決勝進出~~~~~~~
3位:ヴィルヌーヴ(フランス):2勝4敗
4位:フンシャル(ポルトガル):0勝6敗


●グループD
<ボルシア・デュッセルドルフ(ドイツ) 3-1 エンヌボン(フランス)>
○ワルサー 5、9、2 アンゲラキス
 シェルベリ 10、-13、-7、8、-7 Q.ロビノ○
○K.カールソン 4、6、9 スタマトウロス
○ワルサー 9、10、9 Q.ロビノ

<スポルティング(ポルトガル) 3-1 スター・クロアチア(クロアチア)>
○カルバリョ 4、10、7 レジェップ
○アルナ 10、7、6 チウ・リャン
 サンテク -9、-8、4、-8 ガイルヘルメ○
○アルナ -3、8、5、5 レジェップ

★グループD順位
1位:ボルシア・デュッセルドルフ(ドイツ):6勝0敗
2位:エンヌボン(フランス):3勝3敗
~~~~~~~準々決勝進出~~~~~~~
3位:スポルティング(フランス):3勝3敗
4位:スター・クロアチア(クロアチア):0勝6敗
 ドイツ・ブンデスリーガは第13節が終了。ケーニヒスホーフェン所属の及川瑞基(専修大)はコズル(スロベニア)に競り勝ち8勝目。チームも2連勝となった。ザールブリュッケンとボルシア・デュッセルドルフの首位対決はデュッセルドルフに軍配。ブレーメンも今シーズン10勝目を上げ、ザールブリュッケン、ボルシア・デュッセルドルフと10勝3敗で並び2位。3チームは得失点でも並んでおり、熾烈な首位争いが繰り広げられている。


【2019/2020 ドイツ・ブンデスリーガ】
◆男子1部
<ミュールハウゼン 3-2 ノイ・ウルム>
○Da.ハベソーン 6、10、6 シュトゥンパー
○ヤンカリク 6、-11、6、9 ブロッド
 メンゲル -11、-7、-9 アポロニア○
 Da.ハベソーン -9、-7、-4 サリフ○
○イオネスク/ヤンカリク 6、8、6 アポロニア/ツボイ

<ボルシア・デュッセルドルフ 3-1 ザールブリュッケン>
○ボル 8、4、5 プレテア
 シェルベリ -2、-5、-9 尚坤○
○K.カールソン 9、10、6 ポランスキー
○ボル 10、6、-7、-9、4 尚坤

<オクセンハウゼン 3-0 フルダ・マーバーツェル>
○カルデラノ 9、-7、6、10 ムン・チンユ
○ゴーズィ 9、10、-4、8 プツァル
○ディヤス 9、8、10 ムン・ファンボー

<ベルクノイシュタッド 3-1 グレンツァオ>
○ドゥダ 6、11、2 ボボチーカ
○ロブレス 9、-4、2、7 リンド
 ミノ 10、-6、6、-7、-10 ジャー○
○ドゥダ 7、6、8 スゴウロポウロス

<ケーニヒスホーフェン 3-0 ユーリッヒ>
○シュテガー 2、8、7 クレイン
○及川 -8、-7、8、8、9 コズル
○ゼリコ 8、-7、6、-9、10 R.デヴォス
★及川瑞基通算成績:単8勝5敗/複1勝2敗

<ブレーメン 3-1 グリューンヴェッターズバッハ>
○ファルク 5、-6、10、6 チウ・ダン
 スッチ -4、-6、-10 グナナセカラン○
○ゲラシメンコ -7、12、4、-7、8 王熹
○ファルク 8、-8、9、10 グナナセカラン

◆順位表(第13節終了時点)
1位:ザールブリュッケン(10勝3敗)
2位:ブレーメン(10勝3敗)
3位:ボルシア・デュッセルドルフ(10勝3敗)
4位:オクセンハウゼン(9勝4敗)
~~~~~~プレーオフ進出~~~~~~
5位:ベルクノイシュタッド(8勝5敗)
6位:ケーニヒスホーフェン(7勝6敗)
7位:ミュールハウゼン(7勝6敗)
8位:グリューンヴェッターズバッハ(7勝6敗)
9位:ノイ・ウルム(5勝8敗)
10位:フルダ・マーバーツェル(4勝9敗)
11位:ユーリッヒ(1勝12敗)
12位:グレンツァオ(0勝13敗)
 ブンデスリーガは第11節が終了し、これでレギュラーシーズンの半分を消化。ブンデスリーガーたちもワールドツアーはじめとする各種国際大会に、チームによってはヨーロッパチャンピオンズリーグなど転戦しながらタフなシーズンを戦っている。
 及川瑞基(専修大)の所属するケーニヒスホーフェンはフルダ・マーバーツェルに競り負け5連敗。一時は2位につけていたが5勝6敗の9位で前半戦を折り返した。及川自身もプツァル(クロアチア)に敗れて3連敗と苦戦が続いている。
 前半戦を終えてプレーオフ圏内の4位以上には昨シーズンもプレーオフに勝ち進んだザールブリュッケン、ボルシア・デュッセルドルフ、オクセンハウゼンの3チームが並ぶ。その中で3位にはブレーメンがつけている。ブレーメンは新加入のファルク(スウェーデン)が12勝5敗と期待どおりの活躍。アギーレ(パラグアイ)、ゲラシメンコ(カザフスタン)もしぶとく勝利をあげており、上位争いを演じている。

【2019/2020 ドイツ・ブンデスリーガ】
◆男子1部
<オクセンハウゼン 3-0 ミュールハウゼン>
○フェガール -10、8、-5、9、8 Da.ハベソーン
○ディヤス 7、8、10 イオネスク
○ゴーズィ 3、9、-9、8 ヤンカリク

<ボルシア・デュッセルドルフ 3-0 ノイ・ウルム>
○K.カールソン 7、5、6 ブロッド
○ワルサー 11、-5、-9、8、7 ツボイ
○シェルベリ -5、7、1、3 サリフ

<ザールブリュッケン 3-2 ベルクノイシュタッド>
○ヨルジッチ -12、6、3、12 ロブレス
○ポランスキー -9、-12、2、9、4 ドゥダ
 尚坤 9、-10、-4、7、-9 ドリンコール○
 ヨルジッチ 7、-11、-9、9、-9 ドゥダ○
○ポランスキー/尚坤 6、6、9 ドリンコール/ロブレス

<フルダ・マーバーツェル 3-2 ケーニヒスホーフェン>
○フィルス 6、3、-8、8 ゼリコ
 ムン・ファンボー -11、-5、8、-4 シュテガー○
○プツァル 9、5、-8、8 及川
 カイナート -4、-3、-11 シュテガー○
○プツァル/ムン・ファンボー 10、-7、9、-5、7 ゼリコ/及川
★及川瑞基通算成績:単6勝4敗/複1勝2敗

<グリューンヴェッターズバッハ 3-0 ユーリッヒ>
○王熹 7、8、-8、9 R.デヴォス
○チウ・ダン 9、4、7 コズル
○ラスムッセン 6、5、8 クレイン

<ブレーメン 3-0 グレンツァオ>
○アギーレ -11、4、10、6 ジャー
○ファルク 12、9、5 リンド
○ゲラシメンコ 8、-9、7、-9、8 ボボチーカ

◆順位表(第11節終了時点)
1位:ザールブリュッケン(9勝2敗)
2位:ボルシア・デュッセルドルフ(9勝2敗)
3位:ブレーメン(8勝3敗)
4位:オクセンハウゼン(8勝3敗)
~~~~~~プレーオフ進出~~~~~~
5位:ベルクノイシュタッド(6勝5敗)
6位:グリューンヴェッターズバッハ(6勝5敗)
7位:ノイ・ウルム(5勝6敗)
8位:ミュールハウゼン(5勝6敗)
9位:ケーニヒスホーフェン(5勝6敗)
10位:フルダ・マーバーツェル(4勝7敗)
11位:ユーリッヒ(1勝10敗)
12位:グレンツァオ(0勝11敗)
 ドイツ・ブンデスリーガは第10節が終了。及川瑞基(専修大)の所属するケーニヒスホーフェンはザールブリュッケンと対戦するも、ストレートで敗れた。勝利したザールブリュッケンは10節で敗戦を喫したボルシア・デュッセルドルフと勝敗で並び首位に浮上。エースのフランチスカ(ドイツ)がここまで6勝3敗と苦しんでいるものの、新加入の尚坤(中国)がしっかり仕事を果たし、ヨルジッチ(スロベニア)が9勝2敗でチームの勝ち頭となるまでに成長。エースの不調をカバーしながら、勝利を積み重ねている。ノイ・ウルムは安宰賢(韓国)が出場可能になって以降、3勝1敗と好調で6位まで順位を上げてきた。
 レギュラーシーズンもおよそ半分を消化したが、プレーオフ進出争いも熾烈。目が離せない戦いが続く。

【2019/2020 ドイツ・ブンデスリーガ】
◆男子1部
<ノイ・ウルム 3-2 ユーリッヒ>
 安宰賢 -10、7、5、-3、-6 コズル○
 ブロッド 6、-8、-8、5、-10 R.デヴォス○
○アポロニア 7、10、5 クレイン
○安宰賢 7、4、2 R.デヴォス
○ブロッド/アポロニア 9、5、8 コズル/オーストワウダー

<グリューンヴェッターズバッハ 3-1 グレンツァオ>
○王熹 8、13、8 スゴウロポウロス
○チウ・ダン 3、9、8 ジャー
 ラスムッセン -8、-7、-3 リンド○
○王熹 8、8、8 ボボチーカ

<ザールブリュッケン 3-0 ケーニヒスホーフェン>
○尚坤 13、11、9 及川
○ヨルジッチ 9、3、3 ゼリコ
○フランチスカ -7、8、9、6 シュテガー
★及川瑞基通算成績:単6勝3敗/複1勝1敗

<ベルクノイシュタッド 3-0 ミュールハウゼン>
○ドゥダ -6、10、-15、13、8 メンゲル
○ロブレス 9、-11、10、10 Da.ハベソーン
○ドリンコール 6、3、-4、-5、9 イオネスク

<オクセンハウゼン 3-1 ボルシア・デュッセルドルフ>
○ゴーズィ 5、11、9 K.カールソン
○ディヤス -8、7、-9、10、10 O.アサール
 フェガール -6、-8、-3 ワルサー○
○ゴーズィ 5、-4、9、-10、9 O.アサール

※ブレーメンvs.フルダ・マーバーツェルは11月18日開催

◆順位表(第10節終了時点)
1位:ザールブリュッケン(8勝2敗)
2位:ボルシア・デュッセルドルフ(8勝2敗)
3位:オクセンハウゼン(7勝3敗)
4位:ブレーメン(6勝3敗)
~~~~~~プレーオフ進出~~~~~~
5位:ベルクノイシュタッド(6勝4敗)
6位:ノイ・ウルム(5勝5敗)
7位:ミュールハウゼン(5勝5敗)
8位:ケーニヒスホーフェン(5勝5敗)
9位:グリューンヴェターズバッハ(5勝5敗)
10位:フルダ・マーバーツェル(3勝6敗)
11位:ユーリッヒ(1勝9敗)
12位:グレンツァオ(0勝10敗)
 2019/2020ヨーロッパチャンピオンズリーグは男女ともに4試合目が終了。女子では浜本由惟(木下グループ)が今シーズン2回目の出場でストレート勝ち。チームも3連勝でグループリーグ突破をほぼ確定させた。

【2019/2020 ヨーロッパチャンピオンズリーグ】
◆男子
●グループA
<オレンブルク(ロシア) 3-0 レカ・エニア(スペイン)>
○フレイタス 1、-9、3、13 セダルンド
○オフチャロフ 5、10、4 ディエス
○リヴェンツォフ 9、9、-8、6 パラシオス

<ミュールハウゼン(ドイツ) 3-2 アンジェ(フランス)>
○Da.ハベソーン 2、-8、5、-8、9 ルンクイスト
 イオネスク 13、-9、8、-5、-8 Jon.パーソン○
 ヤンカリク -4、-8、7、6、-10 ジェラルド○
○Da.ハベソーン 6、-8、5、9 Jon.パーソン
○イオネスク 4、7、8 ルンクイスト

●グループB
<ロスキレ(デンマーク) 3-0 TTCオストラヴァ(チェコ)>
○ツァイ・ユージア 9、7、10 バイガー
○ピッチフォード 9、4、6 オリバレス
○メイス 3、8、6 コルダス

<UMMC(ロシア) 3-0 ウォルターヴェルス(オーストリア)>
○グルーツ 3、9、-8、6 スディ
○シバエフ 9、5、8 姜勲洙
○ガチーナ 9、8、5 コジッチ

●グループC ※ザールブリュッケンvs.フンシャルは前回ダブルヘッダーで開催
<ボゴリア(ポーランド) 3-0 ヴィルヌーヴ(フランス)>
○ギオニス -6、-10、7、4、8 ラキーフ
○バドフスキー 5、9、8 ガディエフ
○シルチェク 15、9、4 Ni.アラミヤン

●グループD
<ボルシア・デュッセルドルフ(ドイツ) 3-0 スター・クロアチア(クロアチア)>
○シェルベリ -8、5、5、3 孫嘉宏
○K.カールソン 8、8、8 レジェップ
○ワルサー -8、9、5、3 チウ・リャン

<エンヌボン(フランス) 3-0 スポルティング(ポルトガル)>
○ニュイティンク 6、5、7 カルバリョ
○ファン・シェンペン -2、5、9、8 アルナ
○ウォーカー 8、8、-9、2 ギレルメ

◆女子
●グループB
<リンツ・フロシュベルク(オーストリア) 3-0 レカ・エニア(スペイン)>
○ポルカノバ 6、-7、-13、6、5 シャオ・マリア
○浜本 10、7、8 チャン・ジン
○ベリストロム 6、-7、1、7 イアマンディ
 ドイツ・ブンデスリーガは第9節が行われ、全日学で2連覇を達成した及川瑞基(専修大)が出場。今シーズン7勝目を狙ったが、Da.ハベソーン(オーストリア)に敗れ、2敗目。チームもストレートで黒星を喫した。今シーズンより新規参入のノイ・ウルムは安宰賢(韓国)が2得点をあげてオクセンハウゼンに勝利し4勝目。昨シーズンの1部昇格から28連敗中だったユーリッヒはグレンツァオを下し、ようやく連敗を脱出となった。

【2019/2020 ドイツ・ブンデスリーガ】
◆男子1部
<ノイ・ウルム 3-1 オクセンハウゼン>
○安宰賢 8、8、8 シドレンコ
 ブロッド -9、-14、9、-6 ディヤス○
○アポロニア -7、7、5、5 フェガール
○安宰賢 12、7、13 ディヤス

<ボルシア・デュッセルドルフ 3-0 ベルクノイシュタッド>
○ボル 8、3、8 ミノ
○O.アサール 2、-6、4、-8、7 ドゥダ
○K.カールソン 6、15、9 ロブレス

<ミュールハウゼン 3-0 ケーニヒスホーフェン>
○イオネスク -4、7、6、7 ゼリコ
○ヤンカリク 8、4、9 シュテガー
○Da.ハベソーン 7、6、-7、2 及川
★及川瑞基通算成績:単6勝2敗/複1勝1敗

<ブレーメン 3-2 ザールブリュッケン>
○アギーレ -5、-5、7、11、3 フランチスカ
 ファルク -5、-9、-13 尚坤○
 ゲラシメンコ -7、-8、6、-7 ヨルジッチ○
○ファルク -2、-4、6、9、10 フランチスカ
○アギーレ/スッチ 5、9、8 尚坤/ポランスキー

<グリューンヴェッターズバッハ 3-2 フルダ・マーバーツェル>
 ラスムッセン -5、-3、-7 フィルス○
 王熹 9、-9、-8、-9 プツァル○
○グナナセカラン 5、-3、11、3 ムン・ファンボー
○王熹 2、3、9 フィルス
○グナナセカラン/ラスムッセン 6、4、-10、-5、11 プツァル/ムン・ファンボー

<ユーリッヒ 3-0 グレンツァオ>
○R.デヴォス 9、-5、8、9 スゴウロポウロス
○コズル 7、-8、-6、7、9 ジャー
○クレイン 5、8、7 ボボチーカ

◆順位表(第9節終了時点)
1位:ボルシア・デュッセルドルフ(8勝1敗)
2位:ザールブリュッケン(7勝2敗)
3位:ブレーメン(6勝3敗)
4位:オクセンハウゼン(6勝3敗)
~~~~~~プレーオフ進出~~~~~~
5位:ミュールハウゼン(5勝4敗)
6位:ケーニヒスホーフェン(5勝4敗)
7位:ベルクノイシュタッド(5勝4敗)
8位:ノイ・ウルム(4勝5敗)
9位:グリューンヴェターズバッハ(4勝5敗)
10位:フルダ・マーバーツェル(3勝6敗)
11位:ユーリッヒ(1勝8敗)
12位:グレンツァオ(0勝9敗)
 男子ヨーロッパチャンピオンズリーグはグループリーグの折り返しとなる第3戦が行われた。各グループとも上位候補が順調に勝利を重ねており、大きな番狂わせはなさそう。上位と下位で戦力差がはっきりとしており、少々盛り上がりに欠ける印象もある。
 グループAは昨年王者のオレンブルク(ロシア)が全試合3-0勝利で首位。オフチャロフ(ドイツ)、フレイタス(ポルトガル)、サムソノフ(ベラルーシ)ら各国のエース級が揃う布陣に、今シーズンから荘智淵(チャイニーズタイペイ)が加入。各大会が続く中でも、しっかりと戦力を温存しながら連勝を続けている。グループAは2位争いも熾烈。実力ある選手が揃うミュールハウゼン(ドイツ)とアンジェ(フランス)が2位通過を争うことになりそうだが、グループ第3戦の直接対決でアンジェが勝利し、ミュールハウゼンを一歩リードした。
 グループBはUMMC(ロシア)が首位で、2位に昨シーズンベスト8のウォルターヴェルス(オーストリア)。グループCはドイツ・ブンデスリーガでも好調のザールブリュッケン(ドイツ)が首位を走る。グループDの首位はボルシア・デュッセルドルフ(ドイツ)。王座奪還に向けて順調に勝利を重ねている。


【2019/2020 ヨーロッパチャンピオンズリーグ】
◆男子
●グループA
<アンジェ(フランス) 3-1 ミュールハウゼン(ドイツ)>
○ルンクイスト -9、9、6、3 ヤンカリク
○Jon.パーソン 6、4、10 メンゲル
 ランドリュー -7、10、-12、7、-9 Da.ハベソーン○
○ルンクイスト 6、-8、7、7 メンゲル

<オレンブルク(ロシア) 3-0 レカ・エニア(スペイン)>
○フレイタス 7、3、4 ディエス
○荘智淵 7、6、5 メルズリキン
○サムソノフ 9、5、3 パラシオス

★グループA順位(第3戦終了時点)
1位:オレンブルク(3勝0敗)
2位:アンジェ(2勝1敗)
3位:ミュールハウゼン(1勝2敗)
4位:レカ・エニア(0勝3敗)

●グループB
<ロスキレ(デンマーク) 3-0 TTCオストラヴァ(チェコ)>
○ピッチフォード -6、6、11、6 オリバレス
○ツァイ・ユージア 2、5、2 バイガー
○メイス 7、8、4 コルダス

<UMMC(ロシア) 3-0 ウォルターヴェルス(オーストリア)>
○シバエフ 4、12、-11、11 姜勲洙
○グルーツ 7、10、10 コジッチ
○ガチーナ 6、7、5 スディ

★グループB順位(第3戦終了時点)
1位:UMMC(3勝0敗)
2位:ウォルターヴェルス(2勝1敗)
3位:ロスキレ(1勝2敗)
4位:TTCオストラヴァ(0勝3敗)

●グループC ※ザールブリュッケンvs.フンシャルは2試合開催
<ザールブリュッケン(ドイツ) 3-0 フンシャル(ポルトガル)>
○尚坤 5、8、5 ブキン
○ポランスキー 3、5、6 サヒード
○ヨルジッチ 7、5、6 ベッサ

<ザールブリュッケン 3-0 フンシャル>
○尚坤 9、5、6 ブキン
○ヨルジッチ 8、6、5 サヒード
○ポランスキー 2、9、10 ベッサ

<ボゴリア(ポーランド) 3-0 ヴィルヌーヴ(フランス)>
○シルチェク 10、6、7 Ni.アラミヤン
○ギオニス 4、-9、6、-10、10 ラキーフ
○バドフスキー 11、-2、10、5 プリシュチェパ

★グループC順位(第3・4戦終了時点 ※ザールブリュッケン、フンシャルのみ4戦消化)
1位:ザールブリュッケン(4勝0敗)
2位:ボゴリア(2勝1敗)
3位:ヴィルヌーヴ(1勝2敗)
4位:フンシャル(0勝4敗)

●グループD
<スポルティング(ポルトガル) 3-1 エンヌボン(フランス)>
○アルナ 9、5、-5、-9、6 ニュイティンク
○カルバリョ 8、-4、11、-8、11 ファン・シェンペン
 ギリェルメ -3、-4、-5 Q.ロビノ○
○アルナ 8、-8、6、8 ファン・シェンペン

<ボルシア・デュッセルドルフ(ドイツ) 3-0 スター・クロアチア(クロアチア)>
○ボル 3、4、6 孫嘉宏
○O.アサール 13、14、5 譚瑞午
○シェルベリ 4、6、2 チウ・リャン

★グループD順位(第3戦終了時点)
1位:ボルシア・デュッセルドルフ(3勝0敗)
2位:スポルティング(2勝1敗)
3位:エンヌボン(1勝2敗)
4位:スター・クロアチア(0勝3敗)
 ドイツ・ブンデスリーガは第8節が終了。ケーニヒスホーフェン所属の及川瑞基(専修大)は全日学開催中のため出場はなかったが、平屋広大が出場。強豪のボルシア・デュッセルドルフに挑んだ。平屋は2シーズン前に出場した際には当時世界ランキング34位だったコウ・レイ(ウクライナ)に勝利していたが、この試合はボル(ドイツ)の前に歯が立たなかった。
 第8節を終えて首位はザールブリュッケン。ブンデスリーガの他、ヨーロッパチャンピオンズリーグ、ドイツカップ、ワールドツアーなどの国際大会と、試合続きのスケジュールの中で、エースのフランチスカ(ドイツ)を休ませながら勝利を重ねている。ヨルジッチ(スロベニア)、ポランスキー(チェコ)と、若手も好調で、新加入の尚坤(中国)も盤石なポイントゲッターとして活躍中。昨シーズンはプレーオフ決勝で敗れたが、今シーズンこそ王座獲得なるか。

【2019/2020 ドイツ・ブンデスリーガ】
◆男子1部 ※ノイ・ウルムvs.グレンツァオは10月28日に開催
<フルダ・マーバーツェル 3-1 ユーリッヒ>
○プツァル 6、6、9 コズル
○フィルス 4、9、11 クレイン
 ムン・ファンボー -8、-6、-4 R.デヴォス○
○フィルス -9、1、5、14 オーストワウダー

<ザールブリュッケン 3-0 グリューンヴェッターズバッハ>
○フランチスカ 8、6、2 王熹
○ヨルジッチ 5、5、-7、8 ラスムッセン
○尚坤 -9、7、-7、8、7 チウ・ダン

<ブレーメン 3-0 ミュールハウゼン>
○ファルク 8、3、4 ミュールハウゼン
○スッチ -9、9、8、4 Da.ハベソーン
○ゲラシメンコ 5、-7、-9、10、6 イオネスク

<ボルシア・デュッセルドルフ 3-1 ケーニヒスホーフェン>
 シェルベリ -4、-10、8、-7 シュテガー○
○ボル 0、6、7 平屋
○ワルサー 8、-9、5、-10、8 ゼリコ
○ボル -8、1、9、9 シュテガー
★平屋広大通算成績:単0勝1敗/複0勝0敗

<オクセンハウゼン 3-2 ベルクノイシュタッド>
 ディヤス 5、-9、7、-8、-8 ドゥダ○
○ゴーズィ 7、6、9 ロブレス
○フェガール 4、10、-5、7 ドリンコール
 ゴーズィ -7、9、-2、-3 ドゥダ○
○フェガール/シドレンコ -10、10、9、10 ロブレス/ドリンコール

<ノイ・ウルム 3-0 グレンツァオ>
○安宰賢 -1、9、-8、9、9 ボボチーカ
○ブロッド 8、-7、4、10 ジャー
○アポロニア 9、-3、8、-6、4 リンド

◆順位表(第8節終了時点)
1位:ザールブリュッケン(7勝1敗)
2位:ボルシア・デュッセルドルフ(7勝1敗)
3位:オクセンハウゼン(6勝2敗)
4位:ケーニヒスホーフェン(5勝3敗)
~~~~~~プレーオフ進出~~~~~~
5位:ブレーメン(5勝3敗)
6位:ベルクノイシュタッド(5勝3敗)
7位:ミュールハウゼン(4勝4敗)
8位:ノイ・ウルム(3勝5敗)
9位:フルダ・マーバーツェル(3勝5敗)
10位:グリューンヴェッターズバッハ(3勝5敗)
11位:グレンツァオ(0勝8敗)
12位:ユーリッヒ(0勝8敗)
 2019/2020シーズンの女子ヨーロッパチャンピオンズリーグは10月21〜22日にかけてグループリーグの2戦目が行われた。リンツ・フロシュベルク(オーストリア)に所属する浜本由惟(木下グループ)は出場がなかった。12チームで優勝を争う女子ECLには、Tリーグでプレーする選手も奥州各国のクラブから数名が参戦。トップおとめピンポンズ名古屋のサマラ(ルーマニア)、ハン・イン(ドイツ)は昨シーズンのチャンピオン、タルノブジェク(ポーランド)でも同僚。日本ペイントマレッツの蘇慧音(香港)は浜本と同じリンツ・タルノブジェクに所属している。

【2019/2020 ヨーロッパチャンピオンズリーグ】
◆女子
●グループA
<ベルリン・イーストサイド(ドイツ) 3-1 リール・メトロポール(フランス)>
 スッチ -7、9、-10、9、-4 トドロビッチ○
○シャン・シャオナ 3、3、-9、6 ケートクエン
○ミッテルハム -8、11、7、9 コラク
○シャン・シャオナ 9、3、8 トドロビッチ

●グループB
<セント・クエンティン(フランス) 3-1 カルタヘナ(スペイン)>
○ミハイロワ 10、-10、6、4 エルデリー
 チャン・モー -6、7、-9、-8 ガルシア○
○ルマンセック 8、5、1 マリン
○ミハイロワ -8、-7、6、3、3 ガルシア

●グループC
<タルノブジェク(ポーランド) 3-1 ブダオルシ21(ハンガリー)>
 サマラ 6、-8、-8、10、-4 ペルゲル○
○ハン・イン 2、5、3 ファゼカシュ
○ウー・ユエ -9、5、8、-9、9 スルヤン
○ハン・イン 7、4、4 ペルゲル

●グループD
<リンツ・フロシュベルク(オーストリア) 3-2 ホドーニン(チェコ)>
 蘇慧音 -9、9、-4、9、-8 呉穎嵐○
○ポルカノバ 11、3、15 パルティカ
 シェルベリ -11、8、-6、8、-6 ブラティエコ
○ポルカノバ 9、10、-9、4 呉穎嵐
○蘇慧音 9、5、7 パルティカ
 ドイツ・ブンデスリーガは第7節が行われ、及川瑞基(専修大)が出場。また、世界選手権3位の安宰賢(韓国)が今節でブンデスリーガデビューとなった。

【2019/2020 ドイツ・ブンデスリーガ】
◆男子1部 ※ボルシア・デュッセルドルフvs.ブレーメンは10月23日に開催
<ベルクノイシュタッド 3-2 ノイ・ウルム>
○ドゥダ 4、7、6 アポロニア
○ドリンコール 8、7、8 安宰賢
 ロブレス 7、-11、-9、6、-8 ブロッド○
 ドゥダ -8、8、-3、-9 安宰賢○
○ロブレス/ドリンコール -8、7、11、-9、6 ブロッド/アポロニア

<オクセンハウゼン 3-2 ケーニヒスホーフェン>
○カルデラノ 10、-5、6、-9、3 ゼリコ
 フェガール -3、-10、-1 シュテガー○
 シドレンコ -9、-11、-9 及川○
○カルデラノ 6、13、8 シュテガー
○フェガール/シドレンコ 7、7、6 及川/ゼリコ
★及川瑞基通算成績:単6勝1敗/複1勝1敗

<グリューンヴェッターズバッハ 3-1 ミュールハウゼン>
○グナナセカラン 9、-7、5、11 Da.ハベソーン
 チウ・ダン -12、8、-10、-8 メンゲル○
○王熹 -7、8、10、9 イオネスク
○チウ・ダン -9、-10、9、9、8 Da.ハベソーン

<ザールブリュッケン 3-0 ユーリッヒ>
○尚坤 7、-6、-6、7、8 R.デヴォス
○ヨルジッチ -12、4、5、6 コズル
○ポランスキー -7、8、8、7 クレイン

<フルダ・マーバーツェル 3-0 グレンツァオ>
○フィルス 3、6、12 ボボチーカ
○プツァル 8、-8、12、9 ジャー
○ムン・ファンボー 9、-4、7、-7、7 リンド


 及川は奥州有望株のひとりである17歳のシドレンコ(ロシア)にシングルスで勝利も、ラストのダブルスで敗れ、チームを勝利に導けず。新規参入チームであるノイ・ウルムに加入の19歳、安宰賢は韓国卓球協会からようやくブンデスリーガ参戦の承諾が降り、第7節でデビュー。緊張もあったか、初戦はドリンコール(イングランド)に完敗を喫したが、4番でドゥダ(ドイツ)を下して初勝利をあげた。
 現在の首位は6勝1敗のザールブリュッケン。及川所属のケーニヒスホーフェンは5勝2敗でベルクノイシュタッド、オクセンハウゼンと並んでいるが、得失点差で3位につけている。ユーリッヒ、グレンツァオは第7節でも今季初勝利ならず。ユーリッヒは昨シーズンから続く連敗が27まで伸びた。