スマホ版に
戻る

欧州リポート

トップニュース欧州リポート
 ドイツ・ブンデスリーガに続き、ポーランド・スーパーリーグも新シーズンがスタート。近年、日本選手が数多く参戦しているポーランドリーグだが、今シーズンも4シーズン目となる吉田海偉(東京アート)はじめ吉田雅己、松平賢二(ともに協和発酵キリン)、高木和卓(東京アート)が参戦。そして松平健太(木下グループ)が今シーズンから初のポーランドリーグに参戦となる。昨日行われた試合には松平健太と高木和卓の2人が出場した。また、ドイツ・ブンデスリーガ2部の試合には金光宏暢(大原学園)が今季初出場している。試合の結果は下記のとおり。

【2017/2018 ポーランド・スーパーリーグ】
<ジャルドヴォ 3-1 ポリテクニカ>
 ワン・ヤン -7、8、-7、-8 ツボイ○
○松平 3、8、10 レワンドスキー
○フェルティコウスキー -5、11、10、-9、10 ラキーフ
○松平 7、8 ツボイ
★松平健太通算成績:2勝0敗

<ジェロナグラ 3-1 ビアリシュトク>
○高木和 6、-9、9、7 プラトノフ
 ミロスラフ -7、-4、-7 ワン・ツォンイー○
○ブラシュチック -9、11、3、7 ゴーシュ
○高木和 6、10 ワン・ツォンイー
★高木和卓通算成績:2勝0敗

【2017/2018 ドイツ・ブンデスリーガ】
2部
<バート・ハム 4-6 ボルシア・ドルトムント>
○金光/エロワ -6、-7、11、8、7 ボトロフ/ファデーヴ
○金光 -12、7、8、7 マジョロス
 金光 12、-9、-6、-9 ボトロフ○
★金光宏暢通算成績:単1勝1敗/複1勝0敗


 また、本日よりヨーロッパチャンピオンズリーグの予選リーグがスタート。今年は日本選手では水谷隼(木下グループ)、松平健太、吉村真晴(名古屋ダイハツ)、吉田雅己、村松雄斗(東京アート)がエントリーされている。
  • デビュー戦で2勝の松平健太(写真は2017年ジャパントップ12)

 昨週末にブンデスリーガ1部第2節が開催され、及川瑞基(専修大)が出場。1部初勝利を含む2勝をあげたが、チームの勝利には届かなかった。また、2部も開幕戦が行われ、宇田幸矢(JOCエリートアカデミー/大原学園)が出場した。

【2017/2018 ドイツ・ブンデスリーガ】
1部
<ミュールハウゼン 3-2 ベルクノイシュタッド>
 Da.ハベソーン -7、-10、4、-7 ○ドゥダ
○イオネスク 4、9、3 メンゲル
 ヤンカリク -7、-7、-9 ロブレス○
○イオネスク 5、-4、-4、11、10 ドゥダ
○Da.ハベソーン -9、7、7、-9、5 メンゲル

<フルダ・マーバーツェル 3-2 グリューンヴェッターズバッハ>
○王熹 6、4、11 チウ・ダン
 フィルス -6、-5、-4 ワルサー○
○グルーツ 8、7、10 ウォーカー
 王熹 -4、5、9、-8、-10 ワルサー○
○フィルス 14、-3、7、7 チウ・ダン

<ボルシア・デュッセルドルフ 3-0 オクセンハウゼン>
○シェルベリ 11、9、9 カルデラノ
○K.カールソン 6、8、2 S.ゴーズィ
○フェガール -9、8、7、8 ジェラルド

<ブレーメン 3-1 グレンツァオ>
 O.アサール 5、-4、-13、-7 コウ・レイ○
○シュテガー 10、7、-8、-9、9 チオティ
○スッチ 11、10、8 ゲラシメンコ
○シュテガー -10、-9、9、4、1 コウ・レイ

<ザールブリュッケン 3-2 ケーニヒスホーフェン>
 トキッチ -8、-3、-4 及川○
○フランチスカ 8、8、-3、8 オルト
○ポランスキー 9、-4、8、7 ヨルジッチ
 フランチスカ 5、-6、9、-4、-5 及川○
○トキッチ -3、3、6、-10、8 オルト
★及川瑞基通算成績:2勝2敗

2部
<バートハム 6-0 ユーリッヒ>
○宇田/エロワ -11、8、-8、6、6 アレグロ/アファナドル
○宇田 9、7、7 アレグロ
★宇田幸矢通算成績:単1勝0敗/複1勝0敗
  • 単複で勝利をあげた宇田(写真は2016年度全日本)

 昨週末に2017/2018シーズンのドイツ・ブンデスリーガが開幕。今シーズンの男子1部は10チームで優勝を争う。開幕戦には村松雄斗(東京アート)、及川瑞基(専修大)が出場した。

【2017/2018 ドイツ・ブンデスリーガ】
男子1部
<ボルシア・デュッセルドルフ 3-1 ベルクノイシュタッド>
○ボル 4、6、9 ロブレス
○シェルベリ 3、-3、10、3 ドゥダ
 K.カールソン 7、-9、-7、-9 セレダ○
○ボル 4、8、8 ドゥダ

<フルダ・マーバーツェル 3-2 オクセンハウゼン>
 王熹 -8、3、-7、-6 カルデラノ○
○フィルス 6、-8、-10、11、5 ディヤス
○グルーツ 9、-5、9、4 村松
 フィルス -5、-5、8、5、-6 カルデラノ○
○王熹 13、9、-4、13 ディヤス
★村松雄斗通算成績:0勝1敗

<ミュールハウゼン 3-0 グレンツァオ>
○Da.ハベソーン -7、10、7、6 ゲラシメンコ
○イオネスク 3、4、4 コウ・レイ
○ヤンカリク 5、4、8 チオティ

<ブレーメン 3-1 ケーニヒスホーフェン>
○シュテガー 7、11、5 オルト
○O.アサール 8、-6、9、9 及川
 スッチ -8、-9、8、-7 ヨルジッチ○
○シュテガー 12、7、8 及川
★及川瑞基通算成績:0勝2敗

<ザールブリュッケン 3-2 グリューンヴェッターズバッハ>
○アポロニア 10、10、5 ウォーカー
○フランチスカ 5、7、-10、9 ワルサー
 バウム 9、-9、10、-8、-6 チウ・ダン○
 アポロニア 10、-10、-10、-4 ワルサー○
○フランチスカ -8、7、7、7 ウォーカー


 ブンデスリーガ2シーズン目の村松はグルーツ(デンマーク)に敗戦。チームもフルダ・マーバーツェルに競り負けた。今シーズン2部から1部に昇格したケーニヒスホーフェンの及川は初の1部の試合で2失点と苦いデビューとなった。
 8月末に開幕する2017/2018シーズンのドイツ・ブンデスリーガ。男子1部はケーニヒスホーフェンが2部から昇格し、昨シーズンから1チーム多い10チームでの戦いとなる。日本からは森薗政崇、村松雄斗に加え、初の1部挑戦となる及川瑞基の3人がエントリーされている。各チームの主なラインナップは下記のように発表されている。


【2017/2018 ドイツ・ブンデスリーガ男子1部メンバー】
◎印の選手は移籍or新加入
★ボルシア・デュッセルドルフ:ボル(ドイツ)、フェガール(オーストリア)、K.カールソン、シェルベリ(ともにスウェーデン)
★ベルクノイシュタッド:◎アチャンタ(インド)、ドゥダ、メンゲル(ともにドイツ)、◎ロブレス(スペイン)
★ミュールハウゼン:Da.ハベソーン(オーストリア)、イオネスク(ルーマニア)、◎ヤンカリク(チェコ)
★グレンツァオ:コウ・レイ(ウクライナ)、◎ゲラシメンコ(カザフスタン)、◎チオティ(ルーマニア)
★ケーニヒスホーフェン:及川瑞基(日本・専修大)、オルト(ドイツ)、ヨルジッチ(スロベニア)
★ザールブリュッケン:フランチスカ、バウム(ともにドイツ)、アポロニア(ポルトガル)
★ブレーメン:シュテガー(ドイツ)、◎O.アサール(エジプト)、スッチ(ルーマニア)、ランビエ(ベルギー)、タマス(ルーマニア)
★フルダ・マーバーツェル:フィルス、王熹(ともにドイツ)、グルーツ(デンマーク)
★オクセンハウゼン:S.ゴーズィ(フランス)、カルデラノ(ブラジル)、村松雄斗(日本・東京アート)、ディヤス(ポーランド)、ジェラルド(ポルトガル)
★グリューンヴェッターズバッハ:森薗政崇(日本・明治大)、◎ワルサー、チウ・ダン(ともにドイツ)

 また、男子2部にも日本選手が参戦予定。フリッケンハウゼンには五十嵐史弥(遊学館高)、田添響と田中博己(ともに専修大)、バート・ハムには宇田幸矢(JOCエリートアカデミー/大原学園)、金光宏暢(大原学園)がエントリーされている。
 女子では昨シーズンのチャンピオンであるベルリン・イーストサイドに松平志穂(ミキハウス)が登録されており、初の欧州リーグ参戦となる。
  • 1部初挑戦の及川(写真は2017年インカレ)

 ドイツ・ブンデスリーガのプレーオフ決勝が先週土曜日に開催され、ボルシア・デュッセルドルフがフルダ・マーバーツェルをストレートで下して4連覇を達成した。同日にはポーランド・スーパーリーグのプレーオフ決勝も開催され、吉田海偉(東京アート)が出場。試合の結果は下記のとおり。

【2016/2017 ドイツ・ブンデスリーガ プレーオフ決勝】
〈ボルシア・デュッセルドルフ 3-0 フルダ・マーバーツェル〉
○ボル -9、9、10、3 グルーツ
○K.カールソン 5、7、5 王熹
○シェルベリ 6、-7、5、9 フィルス


【2016/2017 ポーランド・スーパーリーグ プレーオフ決勝】
〈ボゴリア 3-0 グルジョンツ〉
○ガオ・ニン -6、-8、3、9、4 ワン・ヤン
○ギオニス -4、10、9、7 吉田
○ゴラク 3、キケン ザトウカ


 ブンデスリーガは、カット2枚を擁するフルダ・マーバーツェルを破ったボルシア・デュッセルフドルフが4年連続のV。トップでボル(ドイツ)がグルーツ(デンマーク)を下すと、2番でK.カールソン、3番でシェルベリと、今シーズンより加入したスウェーデンプレーヤー2人がカットを打ち抜きストレートで勝利を収めた。今季のボルシア・デュッセルドルフは昨季からメンバーが大幅に変更。大黒柱のボルはもちろんだが、新加入のK.カールソン、シェルベリ、フェガール(オーストリア)が起用された試合でしっかりと結果を出し、リーグを1位通過、そしてプレーオフを制した。

 ポーランド・スーパーリーグでは吉田所属のグルジョンツをストレートで破ったボゴリアが優勝。吉田加入以降、2年連続でポーランドリーグを制していたグルジョンツは3連覇ならず。トップでワン・ヤン(スロバキア)が競り負け、2番で吉田もギオニス(ギリシャ)に敗れて万事休す。前期日本リーグを欠場して決勝に臨んだ吉田だったが、チームを優勝に導けなかった。ギオニスは今シーズン、ボルシア・デュッセルドルフからボゴリアに移籍。国をまたいで2年連続チームを優勝に導く活躍を見せた。

写真提供:マンフレッド・シリング
  • ブンデスリーガの決勝で優勝を決めたシェルベリ

  • 優勝に沸くボルシア・デュッセルドルフ

 ロシアリーグの決勝、第2戦。あとがないオレンブルクはオフチャロフを2点で使い、3番に水谷を置く。そして第1戦に続き、若手のデニスも2点に起用したオーダーで挑んだ。

【2016/2017ロシア・プレミアリーグ プレーオフ】
決勝第2戦
〈UMMC 3-1 オレンブルク〉
○方博 9、8、10 デニス
○シバエフ 9、8、-9、-7、7−6 オフチャロフ
 ウラソフ -8、-9、-9 水谷〇
○方博 6、-5、5、6 オフチャロフ

 第1戦で2点取りした方博がまたも大活躍。超一級品のフォアドライブでオフチャロフのブロックを弾き飛ばし、優勝を決めた。オレンブルクは2番でオフチャロフがシバエフに競り負けたのが響いた。
 UMMCは昨シーズンに続いて2連覇。水谷というエースをライバルチームに引き抜かれたが、そのオレンブルクを決勝で倒し、UMMCは歓喜の輪となった。
  • 世界でも指折りの威力を持つ方博のフォアドライブ(写真は17年世界選手権)

 昨日、水谷隼が所属するオレンブルクがロシアリーグの決勝に挑んだ。決勝戦の相手は前期まで所属していたUMMC。水谷という大黒柱を失ったUMMCは、新たに15年世界選手権2位の方博(中国)を補強している。

【2016/2017ロシア・プレミアリーグ プレーオフ】
決勝第1戦
〈UMMC 3−2 オレンブルク〉
 シバエフ −8、−10、3、3、5−7 水谷○
○方博 10、−3、−10、3、0 デニス
 ガチーナ −9、7、−9、−10 オフチャロフ〇
○方博 4、8、6 水谷
○シバエフ 7、7、0 デニス

 方博が期待通りの2点取りでUMMCが先勝。初戦のデニス戦ではミスが多く、堅さが見られたが、水谷戦では強烈なフォアが何本も決まり、ストレート勝ち。一方、チャンピオンズリーグを制しているオレンブルクは足に故障を抱えるオフチャロフ(ドイツ)を3番に下げ、18歳のデニス(ロシア)を2点起用したが、及ばなかった。
 第2戦は今夜、行われる。
 昨日行われたヨーロッパチャンピオンズリーグ決勝第2戦で、水谷隼(木下グループ)が所属するオレンブルク(ロシア)がボルシア・デュッセルドルフ(ドイツ)を3-2で下し、2年ぶりの欧州王者に輝いた。男女決勝第2戦の結果は下記のとおり。

【2016/2017 ECL決勝第2戦】
男子
<オレンブルク(ロシア) 3-2 ボルシア・デュッセルドルフ(ドイツ)>
○オフチャロフ 9、-9、8、10 K.カールソン
○水谷 7、5、8 ボル
 サムソノフ 6、-8、2、-4、-12 シェルベリ○
 スミルノフ -10、5、-8、7、-9 フェガール○
○水谷 7、9、5 K.カールソン
★2戦合計の結果オレンブルクが2年ぶりのECL優勝
※第1戦オレンブルク 3-0 ボルシア・デュッセルドルフ

女子
<ベルリン・イーストサイド(ドイツ) 3-1 タルノブジェク(ポーランド)>
○シャン・シャオナ 8、5、2 リー・チェン
 ゾルヤ -9、-1、-4 ハン・イン○
○ポータ 7、6、4 Vi.パブロビッチ
○シャン・シャオナ -5、10、6、-9、4 ハン・イン
★2戦合計の結果ベルリン・イーストサイドが2年連続のECL優勝
※第1戦タルノブジェク 3-2 ベルリン・イーストサイド


 第1戦をストレートに勝利したオレンブルクはホームにボルシア・デュッセルドルフを迎えての第2戦。トップのオフチャロフ(ドイツ)がK.カールソン(スウェーデン)を下すと、2番に水谷が登場。第1戦でオフチャロフ相手に好プレーを見せたボル(ドイツ)を寄せ付けず、攻守で圧倒。厳しいコースへのフォアドライブで幾度もボルのミスを誘いストレート勝ちで王手をかける。3、4番を落としたものの、5番に再び登場した水谷がK.カールソンに完勝し、2連勝で2年ぶり4度目のヨーロッパチャンピオンズリーグ優勝を決めた。今季からオレンブルクに加入した水谷は予選リーグから決勝まで16戦全勝(相手のキケン含む)と期待に応える活躍を見せて、移籍1年目で見事チームを欧州制覇に導いた。

 女子は第1戦に競り負けたベルリン・イーストサイドが第2戦で逆転優勝。シャン・シャオナ(ドイツ)が第1戦で完敗を喫したリー・チェン(ポーランド)にリベンジ。4番でもナショナルチームの同僚であるハン・イン(ドイツ)に競り勝ち、チームの2年連続、通算4度目のECL優勝を決めた。カットマン3枚を揃えた独特の編成で勝ち上がったタルノブジェクは、昨シーズンに続き準優勝に終わった。

  • 水谷が移籍1年目でチームを欧州王者に導く(写真は17年ジャパントップ12)

  • カット2人を打ち抜き、逆転Vの立役者となったシャン・シャオナ(写真は16年リオ五輪)

 5月7日にヨーロッパチャンピオンズリーグ決勝第1戦が行われ、オレンブルク(ロシア)所属の水谷隼(木下グループ)が出場。試合の結果は下記のとおり。

【2016/2017 ECL決勝第1戦】
男子
<オレンブルク(ロシア) 3−0 ボルシア・デュッセルドルフ(ドイツ)>
○オフチャロフ -7、5、8、-6、12 ボル
○水谷 7、8、5 フェガール
○サムソノフ 4、-9、5、10 K.カールソン

女子
<タルノブジェク(ポーランド) 3-2 ベルリン・イーストサイド(ドイツ)>
○ハン・イン 8、8、8 ゾルヤ
○リー・チェン 5、3、10 シャン・シャオナ
 Vi.パブロビッチ -8、-9、-8 ポータ○
 ハン・イン -6、9、-3、-7 シャン・シャオナ○
○リー・チェン 4、9、-8、6 ゾルヤ


 男子は水谷所属のオレンブルクがストレートで先勝。1番のオフチャロフ(ドイツ)がボル(ドイツ)に5ゲーム目10-7から追いつかれ、一時は10-11とマッチポイントを握られたが、ここで踏ん張り逆転勝利。2番の水谷がストレートでフェガール(オーストリア)を下すと3番のサムソノフ(ベラルーシ)も勝利して2年ぶりの欧州制覇に王手をかけた。
 昨シーズンと同じ顔合わせとなった女子決勝は、カット3枚を揃えるタルノブジェクが粘り勝ち。リー・チェン(ポーランド)が2勝をあげる活躍で第1戦を奪い取った。昨シーズンは2連敗で準優勝に終わったタルノブジェクだが、今シーズンこそ悲願の初優勝なるか?

 決勝第2戦は、男女ともに5月12日に開催される。

  • 激戦の末にボルを下したオフチャロフ(写真は2016年リオ五輪)

 4月30日にドイツ・ブンデスリーガプレーオフ準決勝第3戦、ボルシア・デュッセルドルフvsザールブリュッケンの試合が開催された。準決勝もう一試合では、すでにフルダ・マーバーツェルがオクセンハウゼンを2連勝で下して決勝進出を決めている。試合の結果は下記のとおり。

【2016/2017 ブンデスリーガプレーオフ準決勝第3戦】
<ボルシア・デュッセルドルフ 3-0 ザールブリュッケン>
○ボル 5、7、6 アポロニア
○K.カールソン -12、6、-8、5、5 フランチスカ
○シェルベリ 13、6、-7、-9、8 トキッチ
★3戦合計2勝1敗でボルシア・デュッセルドルフが決勝進出


 第1戦をデュッセルドルフ、第2戦をザールブリュッケンが取り合い迎えた第3戦はボルシア・デュッセルドルフがストレートで快勝。これでボルシア・デュッセルドルフは4シーズン連続でのプレーオフ決勝進出。4連覇をかけてフルダ・マーバーツェルと対戦することとなった。
 今シーズンの両チームの対戦結果はボルシア・デュッセルドルフの2勝で、2試合ともにストレートで勝利している。フィルス、王熹(ドイツ)というカットマン2人が主力のフルダ・マーバーツェルにとって、カットキラーのボル(ドイツ)は天敵。さらにK.カールソン、シェルベリ(ともにスウェーデン)も今シーズンは王熹、フィルスから勝利を収めており、どのように立ち向かうかに注目だ。
プレーオフ決勝は世界選手権終了後の6月10日に開催される。