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●【世界卓球】2016年世界卓球選手権クアラルンプール大会(団体戦)
 日本男子、39年ぶりの銀メダル!
 45年ぶりの男女決勝進出を達成!!
 優勝は男女ともに中国、ともに20回目のV
 The Voice:出場選手の生の声
 男女監督コメント/世界卓球の舞台裏
●【完全保存版】世界団体戦メダル獲得チーム一覧
●【技術特集】王者の技〈後編/石川佳純〉
●【NEW/練習法】マシン練習法のトリセツ
●【技術】出せる?YG〈特別編〉
●【技術特集】高島式戦術&技術 vol.4〈最終回〉
●【報道】ジャパンオープン・パラ選手権/協和発酵キリン交流/大阪オープン
●【チーム紹介】國學院大學
●【練習法】新・ゼロから始めて強くなる!〈高津中その1〉
●【指導法】作馬六郎の独創スタイルを作るコーチング vol.4〈最終回〉
●【復活!】奇天烈逆も~ション
ほか

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 今月号で最終回となる「作馬六郎の独創スタイルを作るコーチング」。ラストは代名詞である「王子サービス」の【後編】、横回転系と下回転系の2打法を紹介している。

 猛威を振るい、一時代を築いた王子サービスだが、その習得の難しさと作馬氏のみ教えられるというふたつが相成って、現在使い手はかなり少ない。モデルをつとめてくれた多田選手が最後の継承者だとも言われている。だからこそ、今回作馬氏は王子サービスを弊誌で公開してくれた。今までどんな取材が来てもその仕組みや出し方は教えなかったというが、「役に立ってくれれば幸い」と披露してくれた。

 4Pの技術ページだが、ここには作馬氏のアイデアが詰まっている。スポーツは身体能力の勝負になりがちで、負けた時、小さい体を言い訳にしたがるが、作馬氏はそれでも勝てる技と戦術を作り上げた。
 読んで、王子サービスを習得するのは読者のあなたかもしれない。


卓球王国2016年5月号の詳細はこちら
http://world-tt.com/ps_book/back.php?lst=2&mcd=AZ229
  • 作馬氏の王子サービス、ついに全公開

  • モデルをつとめてくれた多田選手

 今月は19日土曜日に発売される卓球王国の最新号(5月号)。メインはもちろん世界選手権特集。卓球王国の取材班は、今野・柳澤・渡辺・佐藤の4人。これに外部スタッフで韓国のフォトグラファーのアン・ソンホ氏が加わる。

 毎日合計20本以上の自社WEB配信とミズノの国際卓球のWEB配信の記事が現場での主な仕事。その間にも原稿準備と写真選びの作業を深夜まで続けていく。なぜなら、世界選手権が終わるのは6日で、7日の月曜日には日本に夕方帰国。そして、そこから3月10日、11日までの3,4日間で合計69ページを仕上げていったのが最新号の「特集・世界選手権」だ。
 4人で分担しつつ、事前に日本に居残っていたスタッフの下準備もあり、綱渡りのような入稿、そして文字校正が終わり、編集スタッフの手から離れたのが13日の日曜日だった。

 無茶と言えば無茶だが、報道ページを1カ月以上空けるのはネット社会の現在では無理な話だ。ネットやテレビではできない、選手の情報、他チームの情報、世界選手権の裏舞台での話や風景を伝えるのが我々専門メディアの仕事と思っている。大会が終わってから本屋に並ぶまでの時間が短ければ短いほど、読者には熱気が伝わるはずだという確信もある。
 自画自賛で申し訳ないが、よくぞここまでページを作り上げたものだと思う。さらに、そこに第1回世界選手権(1926年)から前大会までのメダル獲得チーム一覧というデータも掲載。充実の一冊なのだ。 (今野)


卓球王国2016年5月号の詳細はこちら
http://world-tt.com/ps_book/back.php?lst=2&mcd=AZ229
全日本卓球ダイジェストDVD『ザ・ファイナル2016.1』がいよいよ発売!

プラスチックボールが定着し、壮絶な試合が増えた。
見応えのあるラリーの応酬、最新チキータ、後陣からのカウンター、
選手が実戦で披露する、ありえないようなトップ技術の数々……。
プロの映像スタッフが撮影し、映像にマッチしたBGM で彩りを添える。
全日本ダイジェストDVD『THE FINAL』はさらに進化している。


詳細・購入はこちら
●【世界卓球クアラルンプール】2016年世界卓球選手権大会クアラルンプール大会(団体戦)
 日本男子、39年ぶりの銀メダル!
 45年ぶりの男女決勝進出を達成!!
 優勝は男女ともに中国、ともに20回目のV
 The Voice:出場選手の生の声
 男女監督コメント/世界卓球の舞台裏
●【技術特集】王者の技〈後編/石川佳純〉
●【NEW/練習法】マシン練習法のトリセツ
●【技術】出せる?YG〈特別編〉
●【技術特集】高島式戦術&技術 vol.4〈最終回〉
●【報道】ジャパンオープン・パラ選手権/協和発酵キリン交流/大阪オープン
●【チーム紹介】國學院大學
●【練習法】新・ゼロから始めて強くなる!〈vol.5〉
●【指導法】作馬六郎の独創スタイルを作るコーチング vol.4〈最終回〉
●【復活!】奇天烈逆も〜ション
ほか、お楽しみに!!

卓球王国2016年5月号(3月19日発売)定価720円(税込) 表紙などはこちら↓
2016年02月分の用具売上ランキングをアップしました。

用具売上ランキングではラバー(裏ソフト・表ソフト・粒高&その他)、ラケット(シェーク・ペン)、シューズの6部門の月間売上ランキングを掲載しています。

↓詳細はこちら

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ITTFより、3月の世界ランキングが発表された。

気になるトップ選手の動向は…

   ↓ をクリック

http://world-tt.com/ps_player/worldrank.php
 明日、3月3日に水谷隼の書籍『負ける人は無駄な練習をする』が全国で発売される(場所によって前後)。これは芸能人がゴーストライターを使って、チャチャッと書いている本とは訳が違う。
 1年前に「水谷隼の勝利の法則」を上梓した時に、車の中で「ねえ隼、本を発行しておいて何だけど、自分の名前で本を出すのってどんな気分?」と聞くと、笑顔はなかった。いつものように口もとを少しだけゆるめ、「この本はまだぼくの言いたいことのほんの少しの部分だけですから」と言ったのだ。
 さすがチャンピオン。200ページくらいの本じゃ、彼自身の引き出しを開けたことにならないのか。「じゃ、次の本を作ろう」と切り出すと。「それ早すぎでしょ」と返された。だが夏くらいから2冊目の本のための打ち合わせが始まった。

  時にはロシアから帰ってきて休むことなく、池袋の喫茶店やファミレスでしばしば会った。
 そして年末に会った時のこと。こちらでいくつか質問を用意していた。その中に、他の人から聞いた「チャンピオンの異常性」についての質問があった。「異常なほどの性格や思考方法がなければチャンピオンになれないのか」という質問だった。
 ところが会ってすぐに水谷は「今野さん、チャンピオンというのは異常者なんですよ」と自分で言い出した。「それはあまり良い意味にはとらえられないね。まるで変質者のようだ」と笑うと、「異常なほどの執念がないと試合では勝てない。ぼくは自覚している異常者です」と言う。シンプルだけど名言だ。以心伝心だった。「それ書こうよ。チャンピオンの異常性について」とお願いした。

 水谷隼という不世出のチャンピオンの脳みそと神経はどうなっているのだろう。トップ選手は自分の感覚を言葉にするのは苦手だ。特に現役時代はそういう機会もない。そして現役引退後に、講習会などで一生懸命、自分の技術を解説する。しかし、それは現役時代の感覚を思い浮かべながら後付の理由をつけているだけなのだ。
 ビッグマネーを稼ぐ水谷は、本で儲けようとはしていない。時間のかかる執筆作業、編集者との共同作業に時間を割くのは、自分の感覚を表現することが「自己確認」になるからだと言う。自分のその時その時のメモのように印刷物に残しておくことに意義を感じているからだ。

 本を一緒に作っていく過程で見えたのは、水谷のクレバーな頭脳と妥協しない卓球への思い、批判されようとも曲げない合理的な練習や思考だった。
 勝つ人には勝つだけの理由がある。そして負ける人には負ける理由があり、無駄な練習をしてしまう行動形態がある。本書を読むと、水谷がチャンピオンであり続ける理由がわかる。 (今野)

詳細はこちら
全日本史上最多タイ8度目の優勝を達成した水谷隼。
世界卓球でエースとして日本チームを率いる水谷隼。
その水谷隼の書籍第2弾~卓球王 勝者のメンタリティー『負ける人は無駄な練習をする』(卓球王国刊/定価1,500円+税)が、いよいよ店頭に並び始める。

強い者が勝つのではない。
勝った者が強者なのだ。
チャンピオンにしかわからない次元で、
チャンピオンになりたい人へ、
勝てる男の思考法を紹介する一冊。

私が日本の中で勝ち続けていく理由は、本書を読んでいただければ、その一端を理解してもらうことができるだろう。一方、試合で勝てない人が私の発する言葉がヒントになって、勝てるようになるかもしれない。今回、卓球の打ち方ではなく、意識の部分を説明しようと努めた。その意識や考え方が読者である選手や指導者、あるいは他の競技の方たちのヒントになればうれしい。
〈「まえがき」から一部抜粋/水谷隼 2016年2月〉

■定価(本体1,500円+税) ■ISBN978-4-901638-49-4

詳細はこちら
 1月の全日本選手権で圧倒的な力を見せ優勝した水谷隼(beacon.LAB)と石川佳純(全農)。二人の王者のインタビューを掲載した卓球王国の全日本特集号。
 ビッグマウスの印象がある水谷のインタビューは「今回が一番難しいと思っていた」「必死でした。(優勝したのは)奇跡だと思った」という本音からスタート。そして自身の異常性についても語り、「自分を脅かす選手が出てきてほしい。そうすれば自分も新たなモチベーションを持つことができる」「怖い。心が折れたら一気に落ちていくのが怖い」と心の深い部分を語ってくれた。

 一方、女子の石川は自然体でインタビューに答え、余裕すら感じさせた。「石川さんはストイックでしょ?」と質問を向けると「全然ストイックじゃないですよ。ただ絶対成功するまで諦めないで頑張れたのは、その先に見えるものがあるから」と答えた。
 そして他の選手と違うところは異常なほどの「負けず嫌い」。「負けず嫌いは誇れます」と石川自身が言うように、負けるのが嫌いだからこそ、厳しい練習にも耐えていけるのだ。
 二人の王者は、28日から始まる世界選手権の日本のエースだ。このインタビューを読んでから、二人の活躍に注目して観戦すれば楽しさが倍増するだろう。