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 9月12~16日、ロシア・エカテリンブルグでITTFワールドツアー・ロシアオープンが開催。日本からは日本リーグ実業団連盟派遣の16名を含む20名の選手が参加。男子アンダー21で村松雄斗(JOCエリートアカデミー/帝京)が、女子アンダー21で市川梓(日立化成)がそれぞれ準優勝。また、男子ダブルスでは軽部隆介/瀬山辰男(シチズン/リコー)が3位に入賞した。

 男子シングルスの優勝は許昕(中国)。決勝でワールドツアー初出場の周雨(中国)とのゲームオールの接戦を制し、今年3回目となるツアータイトルを獲得。日本選手では村松が1回戦で第8シードの譚瑞午(クロアチア)を4-0のストレートで、2回戦ではフロリッツ(ドイツ)を4-2でくだし、準々決勝へ進出。準々決勝では周雨に敗れたもののベスト8の成績を残した。
 女子シングルスの決勝も中国選手同士の対戦。馮亜蘭が常晨晨を4-2でくだし、今年2勝目をあげた。

各カテゴリーの優勝者は以下のとおり。

【各カテゴリー優勝記録】
●男子シングルス:許昕(中国)
●女子シングルス:馮亜蘭(中国)
●男子ダブルス:方博/許昕(中国) ※3位:軽部隆介/瀬山辰男
●女子ダブルス:常晨晨/饒静文(中国)
●男子アンダー21:フランチスカ(ドイツ) ※2位:村松雄斗
●女子アンダー21:ヴィンター(ドイツ) ※2位:市川梓
 9月12~9月16日にチャイニーズタイペイ・台北市でITTFジュニアサーキット・チャイニーズタイペイジュニア&カデットオープンが開催され、ジュニア男子シングルスで森薗政崇(青森山田高)が、ジュニア女子シングルスで鈴木李茄(青森山田高)がそれぞれ優勝した。

 ジュニア男子シングルス決勝で森薗は洪子翔(チャイニーズタイペイ)と対戦。出足の2ゲームをジュースの接戦で落とし、0-2とリードを許したが、3ゲーム目から3ゲームを連取し先に王手をかけた。試合は最終ゲーム目までもつれたが、最後は洪を8点で抑え、優勝を果たした。森薗はまた、シンガポール、チャイニーズタイペイの選手との混合団体でも優勝。坪井勇磨(青森山田高)と組んだダブルスでは2位に入った。

 また、日本選手同士の対戦となったジュニア女子シングルスでも、鈴木が宋恵佳(青森山田高)を4-1で破り優勝。準決勝で宋に敗れた浜本由惟(JOCエリートアカデミー)が3位に入った。
 ジュニア女子ダブルスでは鈴木/宋が、カデット女子シングルスでも浜本が優勝と、日本選手の活躍が目立った大会となった。

各カテゴリーの優勝記録は以下のとおり。

【各カテゴリー優勝記録】
ジュニア男子団体:日本(森薗)/シンガポール/チャイニーズタイペイ
※3位:日本A(大塚、龍崎、緒方)、日本B(松田、硴塚、宮﨑)
●ジュニア女子団体:チャイニーズタイペイA ※2位:日本(加藤美、森田、浜本)、3位:日本(鈴木/宋)/チャイニーズタイペイ
●カデット男子団体:韓国A
●カデット女子団体:韓国A ※2位:日本(石川、加藤結、竹内)
●ジュニア男子シングルス:森薗政崇
●ジュニア女子シングルス: 鈴木李茄 ※2位:宋恵佳、3位:浜本由惟
●カデット男子シングルス:黄民夏(韓国) ※2位:硴塚将人
●カデット女子シングルス:浜本由惟 ※2位:加藤美優、3位:石川梨良、森田彩音
●ジュニア男子ダブルス:洪子翔/李佳陞(チャイニーズタイペイ) ※2位:森薗政崇/坪井勇磨、3位:松田尚樹/大塚大寛
●ジュニア女子ダブルス:宋恵佳/鈴木李茄 ※3位:石川梨良/加藤美優、森田彩音/浜本由惟
●カデット男子ダブルス:チョ・スンミン/パク・ジョンウ(韓国) ※3位:緒方遼太郎/龍崎東寅
● カデット女子ダブルス:リー・ユンセオ/ユン・ヒョビン(韓国)
 8月25日〜10月7日にわたって行われている「平成24年度秋季関東学生リーグ戦」。1・2部の試合が9月5〜7、12〜13日に行われ、1部男子では早稲田が、女子は淑徳がそれぞれ優勝を果たした。

 1部男子優勝の早稲田。春季リーグでは実に13季ぶりの3位に終わったが、今季は1年生の大島・山本・藤原や4年生の矢野・岩崎が大活躍。全勝校同士の対決となった12日の明治戦では、6番で板倉が平野に勝利し4-2で明治を下し、最終日を前にして優勝を決めた。
 また、1部女子優勝の淑徳大。インカレは松澤の不在もあり2回戦敗退という結果に終わったが、松澤が復帰した今季は淑徳らしい戦いぶりを見せた。優勝を決めた東京富士大との対戦は、4時間30分に及ぶ死闘に。最終日も早稲田に4-1で勝利し、全勝優勝で幕を閉じた。
 写真は1部優勝の早稲田(左)と淑徳

 なお、本大会の模様は、10月20日(土)発売の「卓球王国12月号」に掲載します。
 公益財団法人ヤマハ発動機スポーツ振興財団(YMFS)では、現在、平成25年度(第7期生)「スポーツチャレンジ助成(体験/研究)」、「国際スポーツ奨学金(海外留学生/外国人留学生)」の助成対象者を募集している。
 スポーツを通じて世界に羽ばたく人材の育成を目的としており、「スポーツチャレンジ助成」では各10件程度、1件につき100万円までが、また「国際スポーツ奨学金」では月額10万円という助成が受けられる。
 興味のある方は、公益財団法人ヤマハ発動機スポーツ振興財団WEBサイトの募集要項をご覧ください。

【「スポーツチャレンジ助成」「国際スポーツ奨学金」平成25年度(第7期生)助成対象者募集】
応募締め切り:2012年11月15日(木)
審査:1次-書類選考、2次-面接
審査発表:2012年2月上旬

詳細はこちらまで↓
公益財団法人ヤマハ発動機スポーツ振興財団HP:http://www.ymfs.jp
 9月8日、東京・永田町のザ・キャピトルホテル東急1階「鳳凰」において、「第30回オリンピック競技大会(2012/ロンドン)・日本女子卓球メダル獲得祝勝会」が行われた。

 銀メダルを胸に登場した福原愛・石川佳純・平野早矢香の三人娘。福原は8月24日に右ひじの手術を受けたが、祝勝会の一週間前にはギプスも外れ、順調に回復しているとのこと。三選手とも帰国後はしばらく練習できない状態が続き、「卓球を始めてから、こんなに長い間練習しないのは初めて」と口を揃えたが、女子ワールドカップを控えた石川は一週間前から練習を再開。「久しぶりに練習したら、球が速いので驚きました(笑)。五輪前の状態にはまだまだ戻らないけど、少しずつ調子を上げていきます」(石川)

 祝勝会にはJOC(日本オリンピック委員会)の竹田恒和会長、日本卓球協会の大林剛郎会長も出席し、野田佳彦首相からは祝辞が送られた。ホテル側からサプライズとしてラケット型の大きなケーキが贈られると、三人も満面の笑顔。さらにサプライズゲストとして登場した福澤朗アナとのトークショーでは、「チームの4人全員でコートで抱き合うところを想像していたのに、石川が勝手に平野に抱きついてしまって……」(村上監督)など、五輪での裏話に会場が沸いた。日本卓球協会からは、報奨金として三人に100万円、村上監督に50万円が贈られた。
 「良いチームメイトに恵まれ、たくさんの方々のサポートのおかげで、五輪の舞台で伸び伸びとプレーできた。次の五輪はぜひ男女で、シングルスも団体もメダルを取れるように頑張ります」(平野)

 多忙なスケジュールに追われる中、笑顔を最後まで絶やさなかった三人娘。マスコミへの応対も堂々としたもので、そのプロ意識はさすがだった。次回のリオデジャネイロ五輪では男女チーム合同で、さらに盛大な祝勝会を期待したい。

下写真:左からラケット型ケーキをつつく三人、三人から特製メダルを首にかけられた村上監督。クリスタル製の立派なメダルは、日本卓球協会の粋なはからいで作られたもの
 日本卓球協会は9月8日の全国理事会で全日本の男女監督の就任を発表した。男子は宮﨑義仁監督に代わり、倉嶋洋介氏(日本卓球協会・前全日本コーチ)が、女子は村上恭和氏(日本卓球協会・日本生命)が続投することが理事会で承認された。期間は次のリオデジャネイロ(ブラジル)五輪までの4年間。

 監督の任期は五輪から五輪までと言われ、ロンドン五輪の成績も監督人事に影響したと思われる。男子の監督に就任する倉嶋氏は明治大、協和発酵キリンを経て、2年前に全日本コーチに就任、今年で36歳。女子の村上氏は4年前の北京五輪後に就任し、5年目を迎える。ナショナルチームのスタッフ等は来年4月に再編成される見込みだ。
 9月6日、東京・丸の内に歴史上の人物やタレント、スポーツ選手らの等身大のブロンズ像20体が設置され、その中に福原愛選手のブロンズ像も登場した。これは丸ビル開業10周年を記念したイベント「ベンチアート in 丸の内」で、ベンチに設置されたブロンズ像が有楽町と大手町をつなぐ1.2キロの丸の内仲通りを中心に設置されている。

 福原選手の他には、坂本龍馬、アインシュタイン、所ジョージ、石川遼、鈴木福くんなどの像があり、ブロンズ像と一緒に撮影ができるように工夫されている。丸の内で愛ちゃんと一緒に記念撮影してみてはいかが?
 「ベンチアート in 丸の内」は10月14日(日)までの開催。

Bench Art in Marunouchi 2012 HP → http://bench-art-in-marunouchi.com/
 インターネットサービスプロバイダのBIGLOBE(ビッグローブ)は「ロンドン五輪出場日本選手ツイート数ランキング」を、報道機関向けに配信した。
 このランキングは7月26日〜8月31日のTwitter上に投稿されたツイート数の中から、ロンドン五輪出場日本選手のフルネーム、または競技名と名字を同時に含むツイート数を集計したもので、「ツイート数ランキング」では、体操の内村航平選手が1位、石川佳純選手が4位に入った。

 また、その中から「かわいい」「かっこいい」「綺麗」「美しい」等、全26種類の容姿を表現する単語を含むツイートを集計し、「かっこいい/かわいい選手ランキング」を発表。男子の「かっこいい選手ランキング」では体操の内村航平選手が1位。女子の「かわいい選手ランキング」では石川佳純選手が1位、福原愛選手が5位にランクインした。
 1位の石川選手のツイートでは「勝った時にぴょんぴょん跳ねるところがかわいい」等の「かわいい」というツイートが多かったという。

●「ロンドン五輪出場日本選手」ツイート数ランキング
1位:内村航平(体操)
2位:吉田沙保里(レスリング)
3位:北島康介(競泳)
4位:石川佳純(卓球)
5位:入江陵介(競泳)
6位:吉田麻也(サッカー)
7位:大津祐樹(サッカー)
8位:松本薫(柔道)
9位:小原日登美(レスリング)
10位:海老沼匡(柔道)

● 「ロンドン五輪出場日本選手」かっこいい/かわいい選手ランキング
★男子部門
1位:内村航平(体操)
2位:加藤凌平(体操)
3位:入江陵介(競泳)
4位:北島康介(競泳)
5位:室伏広治(ハンマー投げ)
6位:大津祐樹(サッカー)
7位:村田諒太(ボクシング)
8位:海老沼匡(柔道)
9位:吉田麻也(サッカー)
10位:錦織圭(テニス)

☆女子部門
1位:石川佳純(卓球)
2位:八木かなえ(ウェイトリフティング)
3位:松本薫(柔道)
4位:吉田沙保里(レスリング)
5位:福原愛(卓球)
6位:田中理恵(体操)
7位:木村沙織(バレーボール)
8位:寺川綾(競泳)
9位:潮田玲子(バドミントン)
10位:鈴木聡美(競泳)
 9月3日、ロンドンパラリンピック卓球競技・女子クラス10
の決勝が行われ、ナタリア・パルティカ(ポーランド)がヤン・チアン(中国)を破り、アテネ、北京に続く3大会連続の金メダルを獲得した。

 女子クラス10の決勝は、3連覇を狙う第1シードのパルティカとパルティカが「最大のライバル」と語っていた第2シードのファン・レイ(中国)を破って勝ち上がって来たヤン・チアンとの対戦となった。両者譲らず勝負は最終ゲームまでもつれたが、パルティカが最終ゲームを9点で抑え、パラリンピック3大会連続の金メダルを勝ち取った。

パルティカ(ポーランド) 5、-11、9、-7、9 ヤン・チアン(中国)

試合後のパルティカのコメント:
「勝ててとてもうれしいです。みんなが私を倒そうとしていたので、勝つのは大変でした。それにプレッシャーもありました。競っていたので緊張で震えましたが、ベストを尽くしました。対戦相手のヤン・チアンがとても良い試合をしてきたのには驚かされました。」

オリンピック、パラリンピックについて
「常に夢であるオリンピックに出場できてとてもうれしかったです。パラリンピックも一緒です。オリンピックのほうが少し力が上ですが、パラリンピックはプレッシャーがかかりますので、簡単ではないです。今年はとても良い年だと思います。次のリオのオリンピックでメダルを獲得するのが今の夢ですね。オリンピックでもパラリンピックと同様に成功したいと思っています。」

※情報提供ITTF(国際卓球連盟)
参考記事:http://www.ittf.com/_front_page/ittf_full_story1.asp?ID=29066&Category=General&Competition_ID=&
 8月29日~9月2日にチェコ・オロモウツでITTFワールドツアー・チェコオープンが行われ、若宮三紗子(日本生命)が女子シングルスで2位、藤井寛子(日本生命)と組んだ女子ダブルスでは優勝を果たした。

 女子シングルス準決勝で若宮は、福岡春菜(中国電力)との同士討ちを4-2で制し決勝へ進出。決勝ではリュウ・ジャ(オーストリア)に2-4で敗れ優勝は逃したものの2位と健闘を見せた。また、藤井と組んだ女子ダブルスでは、決勝で朴英淑/梁夏銀(韓国)を、4-0のストレートで下し勝利。今シーズン3つ目のダブルスタイトルを獲得した。

 男子シングルスでは高木和卓(東京アート)と村松雄斗(JOCエリートアカデミー/帝京)が準決勝に進出。村松は丁祥恩(韓国)に、高木和はズース(ドイツ)に敗れ決勝進出はならなかったが3位に入賞した。男子の優勝はズース。丁祥恩を4-1で下しプロツアー初のシングルスタイトルを獲得した。

 また、男子アンダー21の決勝では酒井明日翔(JOCエリートアカデミー)が村松をストレートで下し優勝。3位には東勇渡(JOCエリートアカデミー/帝京)が入り日本選手の活躍が目立った。女子アンダー21では森薗美咲(日立化成)が2位に入った。

各撞目の優勝者は以下のとおり。

■各撞目優勝者
男子シングルス:ズース(ドイツ) ※3位:高木和卓、村松雄斗

女子シングルス:リュウ・ジャ(オーストリア) ※2位:若宮三紗子
男子ダブルス:李尚洙/徐賢徳(韓国)

女子ダブルス:
藤井寛子/若宮三紗子
男子アンダー21:酒井明日翔 ※2位:村松雄斗、3位:東勇渡
女子アンダー21:田志希(韓国) ※2位:森薗美咲