スマホ版に
戻る

トピックス

トップニューストピックス
 9月1日にITTF(国際卓球連盟)は1999年以来、ITTFのトップだったアダム・シャララ会長が、会長職を辞し、新設された「チェアマン」に就任し、ドイツのトーマス・ヴァイカート会長代理が新会長に就任したことを発表した。

「ITTFが発展への新たな一歩を踏み出したことはとてもハッピーなことだ。私はトーマスに会長職を引き継ぎ、彼をフルサポートしていく。彼は巨大、かつ重要な役割を担った卓球協会(ドイツ)のリーダーを務めていたが、その経験がITTFのさらなる発展にとって非常に重要なものになるだろう。彼はITTFを次なる高いレベルに引き上げるだけのエネルギーとモチベーションを持っているし、我々はITTFファミリーとして彼の努力を支えていく」とシャララ氏はコメントを発表した。

 ヴァイカート新会長は1926年にITTFが創立されて以来、7代目の会長となった。
 初代のアイボア・モンタギュー(イングランド・1926-37チェアマン、37-67会長)、ロイ・エバンス(ウェールズ・1967-87)、荻村伊智朗(日本・1987-94)、ロロ・ハマランド(スウェーデン・1994-95)、徐寅生(中国・1995-99)、アダム・シャララ(カナダ・1999-2014)。
 
 新会長のヴァイカート氏のコメントは以下の通り。
「はじめに、まずアダム・シャララ氏に心から感謝したい。彼は15年間、会長として卓球というスポーツを飛躍させてきたからだ。ITTF会長として、私は就任期間に、卓球をスポーツとしてさらに成長させ続け、トップ5スポーツに入るというゴールを達成させたい。私はドイツ人ではあるが、ドイツ人の会長ではなく、すべての卓球人のための会長でありたい。小さな協会を発展させていくことが私のハートに近いものだ。目標のひとつは、ITTFの発展プログラムをさらに機能的にしていくこと。そして多くの国と多くの人が卓球をプレーできるようにすることだ」    (続く)

 
  • 右がヴァイカット新会長、左がシャララ前会長、新チェアマン(世界卓球東京大会)