スマホ版に
戻る

トピックス

トップニューストピックス
 8月22日より宮城県・セキスイハイムスーパーアリーナで開催されていた全中が本日終了。最終日の今日行われた男女シングルスは男子が宇田幸矢(稲付)、女子は塩見真希(四天王寺羽曳丘)が優勝に輝いた。男女シングルスの入賞者は下記のとおり。

【男子シングルス】
優勝:宇田幸矢(稲付)
準優勝:田中佑汰(愛工大附属)
3位:浅津碧利(稲付)、手塚崚馬(明徳義塾)

【女子シングルス】
優勝:塩見真希(四天王寺羽曳丘)
準優勝:出雲美空(曙川)
3位:江戸絢音(昇陽)、青木千佳(鯖江市中央)

 男子シングルス優勝は宇田幸矢。身長が伸び、センス溢れるバックドライブの威力、安定感が増し、戦術面でも相手に打たせてからのカウンターやコース取りなど、成長を感じさせる内容だった。決勝は昨年のカデット14歳以下決勝で敗れた田中佑汰に勝利し、エリートアカデミー勢として初の全中タイトル獲得となった。田中は第1シードとして堂々の勝ち上がりで決勝へ進むも、惜しくも準優勝に終わった。

●宇田コメント
「田中くんとはジュニアサーキットなどでもよく試合をしていて勝っているけど、国内の試合で当たるのは雰囲気が違うので自信はなかった。3ゲーム目でマッチポイントをとってから、そのゲームを奪われて、流れが相手に行かないうちに4ゲーム目で勝負をつけようと思っていた」


 女子史上初の3連覇を狙った早田ひな(中間東)は準々決勝で出雲美空に敗退する波乱。出雲のバック面の異質ラバーから繰り出される変化に手をやいた。そんな中、頂点に立ったのはカデット14歳以下優勝の塩見真希。普段の練習では分が悪いという出雲美空相手に、粘り強いラリー戦でストレートで勝利。今大会団体戦不出場の四天王寺羽曳丘勢としてプライドを見せた。

●塩見コメント
「(出雲とは)普段の練習ではあまり分が良くない。でも気にせずに戦おうと思っていた。決勝の勝因は、自分らしいはちゃめちゃなプレーができたことだと思います。優勝できて良かったです」


この大会の模様は卓球王国11月号(9月19日発売)に掲載予定ですのでお楽しみに。
  • 男子優勝・宇田幸矢(稲付中)

  • 女子優勝・塩見真希(四天王寺羽曳丘中)