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 7月2日、シンガポールのシャングリラホテルで、ITTF(国際卓球連盟)が新しい卓球の組織(プラットフォーム)を発表した。

 「新しい卓球の将来の形」と銘打った、今回の記者会見。この2年間、ワールドツアーのスポンサーをしてきた「シーマスター」(フランク・ジー社長)が新しく「スポーツマスター」という組織を設立し、ITTFはプロフェッショナル・プラットフォームを作るためにスポーツマスターと契約。シーマスターが昨年作り上げたT2 APAC(T2リーグ)はITTFの傘下に組み込まれ、ITTFはよりプロフェッショナル組織を作り上げると発表した。

 昨年スタートした革新的なプロリーグ「T2」リーグはITTFイベントの一環となり、形を変え、また場所を変えて発展していくことになる。具体的なイベントの計画はまだなく、今後団体戦で行われるのか、個人戦の形になるのかも不明だが、参加選手にとって世界ランキングの対象イベントになることの意義は大きい。画期的な試合方式で話題を集めた「T2」の、さらなる進化に注目が集まっている。

 下写真左は記者会見の様子、下写真右は握手を交わすITTFのバイカート会長(右から2番目)とシーマスターのフランク・ジー社長(同3番目)。